ほよよ日和

悠希と悠希の息子たんちゃん、娘ひーちゃんの子育てブログ

富士山と宝永山

2007-10-23 18:02:02 | 思ったコト気づいたコト
日曜日に富士山に行ってきた。
お金を節約してスバルラインではない方から新五合目へ。
すごくいい天気で、景色が気持ちいい!!
「富士山登山も一度行ってみたいね~」
と言いつつ、案内板を確認。
五合目からちょっと上がると六合目へ行けて、さらに宝永火口あたりを遊歩道で回れるルートがあるらしい。
これなら気軽に回れそうということで出発。

六合目を抜けて、その先の噴火口のところまでは案内板通り30分で到着。
火口といってもかなり前(江戸時代くらい?)に噴火したそうで、口に見える所は見あたらず、壮大な斜面が一面に広がっていた。
すごく良い眺めに感動して、しばらく眺めていると、斜面に細い道らしきモノが見えて、上から何人か降りてきていた。
遊歩道ってあそこだ~!と思って、ちょっとワクワク。
壮大な景色を楽しめるのを楽しみに先に進むことにした。

ところが……。

私が遊歩道だと思っていたのは、宝永山という富士山の横にある山への登山ルートだった。
しかも、道がすべて砂利に覆われていて、踏むと沈み込み、斜面のため滑る。
「遊歩道なのに、なんでこんなに大変なの?」とウォーキングシューズの中に砂利が入るのも構わずひたすら進み続けた。
空気が薄いせいか、もともとない持久力がさらになくなって、ぜーはーぜーはーするばかり。10歩進んで20秒休憩、10歩進んで休憩……の繰り返し。
「こんなの遊歩道じゃない!!」
「もう疲れた。全然前に進めない……」
泣き言を言えたのもルートの半分くらいまで。
その後は無言でダンナの後を追い続けた。

やっと頂上に近い稜線あたりに到着すると、壮大な雲海!
「うわーすごい!!」と感動……する余裕もなく、へたばる私。
写真をとりまくるダンナ。

「もう少し行くと一番標高の高いところへ到着して、さらにそこから遊歩道の続きがあるはず(まだ遊歩道だと思ってる私)きっと楽になるはず……」
ところがなんと行き止まり!!
その標高の高いところが、宝永山頂上。

そこでようやく遊歩道じゃないことに気づいた私。
「……登山ルートだったのか」

「だからそっちは遊歩道じゃなくて、火口近辺をまわる50分のルートじゃないって言ったのに。それでもゆうきが行くって言ったから……」とダンナ
「そんなこと言われたっけ?」とあくまでもとぼける私。
「・・・・・・」あきれるダンナ。
「酸素が薄いから体が動かない!」と山の空気のせいにする私。
「それでもそこまでへたばる?」と半笑いのダンナ。
「・・・・・・」無言の私。

ただでさえ放心状態なのに、ものすごい風に吹き付けられて凍え死にそうになった。
記念撮影してるのに、笑えない!!
半ベソになりながら元来た道を降りていくことになった。

斜面に降りるとようやく風も収まり、ほっと一息。
砂利の中を、雪の中スキーブーツで降りる要領でかかとを差し込みながら降りるのと同じ要領で降りるといいよと教わり、慣れるとそりゃもう簡単に登山ルートを眺めたところまで下山。
そこからもう少し下へ降りると、ちゃんとそこに「遊歩道、新五合目→」という看板を発見したのでした。

あーもう死ぬかと思った。
宝永山でこんなに大変なのに、富士山なんて富士山なんて。

そんな中、ちょっとしたサプライズが!!

太陽がかなり傾き(登山に2時間以上かかった)自分たちを挟んで太陽と雲がある状態になった。雲に自分の影が映ってると思ったら、その影の周りにうっすらと円になった虹が!!

おー!!と感動してとりあえず写真を撮りまくり。
あとで確認してみると、うっすらと虹がちゃんと写っていてました。
近々画像でアップするので見てね。

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