京都・左司馬の河童さん日記

ガリ版という懐かしい謄写版での森田さんの版画展も
あと１日となった。生粋の東京下町っ子の森田さんは、
詩人であり、俳人で、何度か左司馬の通信にも、掲載させていただいたが、
若き日の、孔版画や、８３歳の今も書き続けておられる絵や、詩や、俳句は
奥が深く、この短い期間の京都での展示では、ギャラリーに来られた方達や、
私たちに、理解できるところまで至らなかったが、
あまりにも多彩な芸術家としての森田さんの展示会を、河童さんのギャラリーで開けたことは、
良かったと思う。
この一週間、ゆったりとコーヒーを飲みながら、森田さんの作品に目を通して、皆さんに楽しんでいただいた。
明日は、再び、搬出のため、京都へ来られる。お疲れ様でした。

昨日から森田睦展が始まりました。
今日東京から昨年お世話になったギャラリーのオーナーの島田さんとご夫婦と3人で来京。孔版画印刷の作品をみんなに説明していただきました。
あすも1日じゅうおられます。ぜひ懐かしい版画を見に来てくださいね。

台風5号が接近、雨の日曜日。北鎌倉から、急いで帰宅。
９日の土曜日は、快晴で、あじさいの見頃とあって、ミュージアムも700人を超える入場者。
明月院は、入るのに何時間もかかるという。
そこまでして、あじさいをみんなが見にいく異常な風景が毎年繰り返されるらしい。
ミュージアム内の河童さん展にも、たくさんの方が来られて「ここに入って、よかった！」と
言いながら、見ていただけて、嬉しい。

京都に帰って、早速、左司馬での今年の最初の企画展の準備や。
東京の森田　睦さんの珍しい孔版画が、ギャラリーに並ぶ。
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと見てくださいね。

2度目の北鎌倉。ミュージアムも、鎌倉の明月院や長谷寺も、あじさいの見頃を迎えて、訪れる人も溢れている。追加の河童さんも、好評で、土日の人出を待たずに、お嫁入り。思わぬ再会や待っていただいていた方との、新しい出会い。今までの展示会と、少し違った経験で、興奮と安堵と感謝の二人。今までやって来て良かったねと、乾杯！、昨日も富士山と江ノ島が夕陽に浮かぶ絶好のチャンスに出会い、レストランで友人達と歓談。7月10日まで鎌倉で観てくださいね。来年も元気に来られるかなぁ。