京都・左司馬の河童さん日記

今日は、父の命日。
もう6年も経ってしまった。
ポカポカと温かい日、アトリエの周りを散歩する。
比叡平の住宅を抜けると、山裾にたくさんのシカがいる。
人影を見ると、キーンと泣き声をあげて、みんな逃げていく。
今年から、この地と岩倉が暮らしの場の二人。
散歩しながら、昔を想う。
岩倉のギャラリーに戻って、仏壇に手を合わす。
二人の暮らしの覚悟がやっとできましたよ。

あっという間に、もう二月の半ば。
まだまだ冷たい風が体に堪えるアトリエ。
今日も、ストーブガンガン焚きながらの制作。
灯油1000円まで下がって、ありがたい。
円高，株安が、今日も加速。
日銀総裁、やっぱり、白から黒に変わって、強気が仇に。
これから、どうなるんやろ。

先週は、ギャラリーに、小さな河童ちゃんの「あかりちゃん』が来てくれた。
ギャラリーの前でお迎えの河童さんや、自分の顔より大きい河童さん見て、どう見えるのかな？
「あかりちゃん」いい名前やね。

今日は、節分、昨日は、新年会の後片付けの途中に、
知人のお誘いで、吉田神社へ。
初めてのお参りに。
沢山の人出と屋台に、「毎年こんな雰囲気なんや！」と初めてびっくり。

帰りに、この日に飾る「柊鰯」の縁起物の鰯を買って、
飾ることなく、焼き鰯で、鬼祓い？。
柊の葉の棘が鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、また塩鰯を焼く臭気と煙で鬼が近寄らないと言う「柊鰯」。
アー痛ッ、アー臭ッ。河童母さんの田舎では、お婆さんが、そう言いながら門先に飾っていたらしい。
節分の、魔除けのイワシの話も初めてや。

一昨日は、瓢亭の朝粥をいただきに、その後南禅寺、哲学の道、を散策して、
立春まじかな暖かい古都と行事を二日間満喫。
京都人は、何処にもゆっくり行ったことが、ないんどす。

一昨日は、今年も30名近い方達の参加の新年会。
毎年恒例の一品持ち寄り会で、ギャラリーが旨いものが一杯。
参加できなかった方もおいしいものを届けて下さったり、
お手紙を頂いたり、左司馬河童さん二人は、いつも感謝いっぱいの嬉しい新年会や。
今年は、毎年参加の一谷さんが大根づくりから、一年かけて切干し大根を、新年会のためにと。
皆さんに、お土産ができた。一谷さんありがとう。



初めての参加者も多いので、河童母さんが、自己紹介河童絵巻を頑張りました。
みんな、自分の河童紹介を見て、ニヤリ、楽しそう？
ビンゴあり、歌声あり、演奏あり、深夜まで、今年も、楽しみました。
皆さんありがとうございました。