京都・左司馬の河童さん日記

明日３１日は、さじまの親睦新年会。
今日いちにち。バタバタと準備に追われて、
河童母さん、下を向いたら・・・。
明日は、楽しく今年のギャラリースタートや。

愛媛の大洲地方の伝統野菜の「おうど芋」という
珍しい里芋を頂いた。
ひょうきんな顔の用にも見える親芋と里芋を、さっそく芋煮に。
冷えきった体にホクホクとあったか～い。
親芋も小芋もうまい！
今日は、愛犬ハルが亡くなって、６年目の命日や。
こんもりと積った昨夜からの雪の間から、
ハルを抱いた河童さんが顔をだして、当時を思い出す・・・。
可愛かったなあ。
今日は、[おうど芋」のいもたき鍋と、たまには日本酒で体あたたまろ。

昨夜から、厳しい冷え込みの比叡平のアトリエ。
やっと小さな工房で制作が出来るようになって、
深夜まで、暖かい中で初仕事。

しんしんと降り始めた雪が、あっという間に積って、
河童さん達も、寒そうや。

今年から、ギャラリーでちょっと一服。
コーヒー，紅茶，お抹茶のシンプルメニューで、
気軽に来て下さいね。
この土日のオープン日も、ゆっくりした河童さんの空間に、
コーヒのいい香りが・・・。
アフリカ、ルワンダコーヒーの生豆を、焙煎して頂いて、挽きたてのコーヒーを。
来て頂いた方達と、なごやかカフエ。
毎週土日、是非お立ち寄りくださいね。河童さんも待ってます。

雨なし、雪なし、元旦から今まで、ポカポカの毎日。
中国が、バブルはじけて、石油が、どんどん下がって、
世界株安、円高で、不安蔓延の人間さんの2016年も、
成人式も終わって、いよいよ仕事のエンジン始動や。
菜の花が咲いて、さつきが咲いて、椿が咲いて、ロウバイがさいて、
自然界も、狂い咲き。
久しぶりに、宝ケ池をぐるっと散歩に出かけたら、カラスたちも騒がしい。

今年は、どんな事一年になるかな。
一昨日、はじめてのギャラリーオープンの日、
お正月号のさじま通信の発送作業に、たくさん手伝いに来て頂いて。「今年もよろしく』。
アトリエは、やっと、作業部屋が完成。
明日から、土仕事、新しいスペースでスタートや。

正月三日目は、舌家に縁の深い貴船神社へ，お参り。
叡山電車貴船口から往復５キロ以上の道のりを、
今日は，歩くぞ！と出かけたけど、上り坂は、きつい。

奥の院までお参りして帰ったら、貴船口駅でもう真っ暗。

途中樹齢千年の「相生の杉」を見上げながら、
ともに，元気で長生きしましょ！

元旦一日中寝正月。
三が日は、やっぱり寝正月は無理な河童さん二人。
急に思い立って、深夜１時出発。
米子自動車道を，霧の中、一路、神々の故郷・出雲大社へ。

ボーとしながら参拝して、今年の良縁を願う。
出雲そばで空きっ腹を癒やして、行ってみたかった石見銀山へ。
17世紀頃、世界の三分の一の銀を産出していて，十万人以上が銀鉱山の採掘で暮らしていたという石見。
今は、400人足らずの町。
古い落ち着いた町で、暮らしている若者や、お菓子屋のおじさんと、しばし閑談のあと帰路に向かう。

島根から，鳥取に入り、やっぱり立ち寄ってみたかった、境港の「水木しげるロード」。

たくさんの妖怪達のブロンズロードを，日が暮れるまで散策して、
830キロドライブ帰宅。
強行やったけど,お正月やからね。

年末に珍しい大きな“仏手柑を戴いた。
早速，ギャラリーの二階に，飾り付け。
いい香りや。庭に植えると橙（だいだい）栄えるという縁起物や。
今年は，二人での お正月を、岩倉のギャラリーで迎えた。

37年ぶりの、二人正月の今年は、
フジコヘミングのショパンを流しながら、うとりうとり，寝正月。
仏さんと神さんに手を合わせて、シンプルなおせちで、また、うとり、うとり。