京都・左司馬の河童さん日記

七尾につきましたお寺で良い雰囲気で展示ができそうです。七尾のみんなが手伝ってくれて大変助かりました明日からの展示が楽しみです。今日まで、うたた寝ばっかりやったけど、ゆっくり寝ましよ。

アトリエは、彼岸花が今、勢いよく真っ赤の花を咲かせた。
河童母さんも、落ち着かずおもわず、アイフオーンカメラをもって飛び出したけど、
「やっぱり、スケッチしとかんとアカン！」と展示会の準備で時間もないのに、
彼岸花の前に座り込んでる。
山椒の実も真っ赤に色ずいて、鳩が実をつついている。



今日の深夜，最後の窯の火止めをして、アトリエから、やっと岩倉へ。
明日一日で作品を梱包するまで、やること山積みや。

もう大根の芽や、菜っ葉の芽が出て来た。
台風で種が流れたかと想ったけど、しっかりでてきた。
何とか、展示会にいくまでに、畑仕事も完了。
赤とんぼが、枯れ草にとまった。
あと一回の窯入れが終わったら、七尾行きや。

今日は、台風がぬけて、スッキリと晴れた一日。
昨日の台風で、比叡平も京都へおりる道路が通行止め。
窯の燃料の灯油を買いに滋賀県側からしか帰れんかった。
久々の土砂崩れやけど、大雨の時は白川砂の地盤あたりを通るのは、
いつも心配や。

鴨川や、嵐山の増水した映像をみて、みんな心配してくれたけど、
繰り返される同じ映像は、アトリエにいてても、京都沈没みたいや。
それより、天気になったら、また、蚊との戦い。
今年の夏からどれだけ蚊取り線香を使ったかなあ。
河童さんもかとり線香にやられそうやった。
煙には、なんの殺虫効果もなく、
火のついた付け根のところから出る目に見えん化学物質に殺虫効果があるらしい。
除虫菊と違う合成物質を，何日もす吸ってたら、おかしくなるわなあ。

今日もアトリエは、夏日。
朝から、栗落とし。
今年は、虫に食べられる前に、タイミングよくゲット。
昼からは、河童父さん一人で、冬野菜の準備。
大根、カブラ、小松菜、水菜、いんげん、春菊など、いつもの食材や。
久しぶりに流れる程の汗をかいた。

白い彼岸花も顔を見せている。
河童母さん、器の絵付けの追い込み中やけど、アイホーン片手にでてきて、
木の股に置いたまま、入っていった。

ギャラリーの前の稲も、しっかり稲が実ってるのに、今までの風雨で
半分以上倒れたまま。
手で刈り取るしかないのかなあ。
その田にたくさんの鳩が下りて穂を啄ばんでる。
車が来ると、一斉に飛び上がり一回りして，屋根の上で待機。
車の上におとす糞は勘弁願いたい。

あと二週間に迫った、七尾の展示会までに、
冬野菜の植える支度をせんとあかん。
トマトやキュウリの支柱をはずして、雑草をぬいて、今日は、終わり。
雑草の中から、ミョウガがたくさんでてる。
ニラの花も咲いている。
コンニャクものびてる。
今年は、時間に追われて、何にも見てなかった。

８月は、ギャラリーを休んだので、
今日は、一ヶ月ぶりにオープン。
「なんか、久しぶりやねえ！」
いつもの顔がのぞいてくれる。
今日は、島根に、河童さん達がお嫁に行った。
河童さん家のギャラリー。やっぱり作ってよかったなあ。

朝から、日差しが明るい。
深夜からの窯やきで、ボーとして、外へ出ると、
爽やかな秋空や。
栗も空に向かってる。

キコスモスも、しゃんとして、キタテハが顔の前を悠々と遊んでる。
豪雨、竜巻、氾濫、毎日のニュースの自然の怒りが嘘の様や。

雨ばっかりで、ジメジメとした毎日。
大根だけでも早く種を蒔かんとあかんのに
夏野菜の残骸も整理できないままや。
それでも、まだ、トマトや、ゴーヤがとれている。
小さいけどもったいないので、せっせと食べてやろ。
こう湿気が多いと、作品が何にも乾かん。
素焼き前の器の削りも、窯入れもストップや。
ちょっと、イライラしてるけど、しかたがないか。
まだ耳だけしか乾かんなあ。