KAOおじさんの絵カバン

還暦を機に油絵に挑戦を始めました。ずぶの素人にも果たして描けるのか?我流の中をさまよいながら、前進あるのみ!

ヴィースの巡礼教会と憧れのスイスへ

2012-07-29 14:25:58 | ちょっとお出かけ

 ロマンチック街道南部の牧草地に

ポツンと建つ白壁の小さな教会

これが世界遺産に登録されているヴィースの巡礼教会です

 ネットで調べてみると

1740年頃の話。あまりにも痛々しい姿から、長い間しまい込まれていた「鞭打たれるキリスト」の木像を、マリアという農婦がもらい受け祈りを捧げたところ、キリストの像が涙を流したという。この噂を聞きつけた人々がマリアの家に押し寄せ、小さな礼拝堂を建てたが、巡礼者はますます増え、1746年に新たに教会が建てられたのが今のヴィースの巡礼教会ということです。

素朴な外観と異なり、内部の装飾と壁画は優雅で華麗

 

 見事な天井画の下には、豪華なパイプオルガン

 この小さな教会が世界遺産になったのも

敬虔なキリスト教徒の熱い信仰心の賜物なのでしょう

 

ロマンチック街道南端の街フュッセンから、さらにバスで西へ向かって3時間余り

ドイツとスイスの国境にあるリヒテンシュタイン公国の首都ファードーツへ

入国審査はないけれど

記念にパスポートに入国スタンプを押してもらいました

後で聞いた話だと、このスタンプは観光用で公式なものではなく

日本に帰国した際、入国審査官に文句を言われることもあるらしい

 リヒテンシュタインで大きなソーセージの昼食を食べた後

いよいよスイスに入る

バスから眺める景色もアルプスが近いことを告げてくる

 この辺りには大きな湖が多い

途中で見かけた川は、まるで大雨でも降ったかのように音をたてて流れている

川の水が白く濁っているのは、氷河が融けて石灰分を多く含んでいるためらしい

夏が過ぎると、また澄んだ色に戻るとのこと

 

 

これはチューリッヒ湖

長さが40kmくらいある大きな湖を眼下に

 のんびりと草を食べている牛が幸せそう

 バスで約3時間走って、インターラーゲンへ

ここはアイガー、メンヒ、ユングフラウなどアルプスの名峰が連なる山の麓

環境保護のため、この辺りからは燃料自動車は乗り入れ禁止

登山列車に乗り換えて、宿泊地ウェンゲンへ

 崇高なアルプスの山々が雲を押しやり迎えてくれた

午後8時頃、ホテルに到着

空はまだ青く明るい

明日の好天気が期待できる!


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