KAOおじさんの絵カバン

還暦を機に油絵に挑戦を始めました。ずぶの素人にも果たして描けるのか?我流の中をさまよいながら、前進あるのみ!

憧れのカナダ・北米絶景ツアー(ナイアガラの滝)

2014-08-10 09:31:25 | ちょっとお出かけ

ホテル「クラウンプラザビューホテル」の10階のレストランで

朝食バイキングを食べながら見える景色に歓声が沸く。

左側が「アメリカ滝」、右側が「カナダ滝」

「アメリカ滝」

「カナダ滝」

アメリカとカナダの国境を流れるナイアガラ川は

滝の直前の島で二分され、アメリカ側(左側)が「アメリカ滝」、カナダ側(右側)が「カナダ滝」

間の小さな島はアメリカ領、宿泊したホテルはカナダ領にある。

カナダ側に遊覧船「霧の乙女号」の発着場があり、滝のすぐそばまで近づいて見ることができる。

滝の水しぶきと噴霧で水浸しになるのは覚悟の上で

貸してくれる雨合羽をかぶって、いざ出発。

豪雨の中に突入していくようなものだが

ずぶ濡れになるのも厭わず、2階は超満員。

 

「アメリカ滝」は最大落差およそ50m、幅320m、水量14000トン/分

荒々しく岩にぶつかり、噴煙を上げる

 

「カナダ滝」に接近

 

カナダ滝は滝壺の深さが約60mもあり、高く舞い上がる水しぶきも壮大

「カナダ滝」は、落差54m、幅675m、水量155,000トン/分

圧倒的なスケールを誇り、その見事なU字形から「馬蹄滝」とも呼ばれている。

アメリカ領からは、巨大な飛込み台のような展望台が突き出ている。

 滝の少し下流にアメリカ領とカナダ領をつなぐ橋 「レインボーブリッジ」 がある。

この橋を渡る時は当然パスポートが要り、簡単な出入国審査や税関もがあるが

皆、州境を渡るような気楽な気分で出入りするらしい。

 

カナダ滝のすぐ横に突き出た岩盤を利用した展望台「テーブルロック」があり、

そこからの眺めは迫力満点

けたたましい轟音を響かせながら、巨大な瀑布が流れ落ちる様は圧巻!

 

覗き見好きの人類は、

岩に穴を開けて滝の裏側も見たいと考える。 

 苦労してトンネルを掘ってくれたのはいいが、

見える景色はこれ。

高層ビルの窓から集中豪雨の外を見ている感じで、いまいち。 

滝の裏側なら、真横から見えるこのショットがいい。 

 

滝の近くでは沢山のカモメが飛んでいて、

上流から泳いできて滝に落ちてくる魚を目がけて

流れ落ちる滝に突っ込んでいく。

落ちてくる魚も大変だが、突っ込むカモメも必死の覚悟がいるだろう。

近くの公園で一休みしている 。

勇敢なのは、カモメだけはない。

   ガイドさんの話によると、ナイアガラの滝下りに挑戦した命知らずの輩もいたらしい。

   これまで14人挑戦し、9人成功。5人は失敗(死亡)。

   最初に成功したのは、なんと63歳の女性で、

   大きな樽の中にクッション材を詰め、その中に潜り込んで飛び込んだらしい。

   挑戦した動機は、「有名になって、お金持ちになりたかった」とのこと。

   成功した割にはあまりお金持ちにもなれず、20年後に亡くなった。

   ジェットスキーで挑戦した人もいるが、パラシュートがうまく開かず死亡した。

   さすが開拓者精神旺盛な国民性を思わせるが、

   今は禁止されており、違反すると罰金1万ドルとのこと。

 

もうちょっと高いところから見てみたいと、ケーブルカーで登る。 

ここからの眺めもまた味がある。 

下に見えるのがテーブルロック 

 

ナイアガラ川はオンタリオ湖へと流れているが

その途中でほぼ直角に流れを変えるところがある。 

そこを上空から見えるように向こう岸までロープウェイが張ってあるが

何もそこまでして観たいかな?という気もする。

 

ナイアガラ川がオンタリオ湖に流れ込む河口にある小さな町

「ナイアガラ・オンザ・レイク」 へ

19世紀開拓時代のイギリス風の面影を大切に残している。 

英国のダイアナ妃とウィリアム王子達もこの地を訪れたらしい

湖畔の公園

オンタリオ湖は北米五大湖の中では最も小さい湖だが

琵琶湖の28倍もあり、まるで波穏やかな海のよう

観光用の馬車も皇室御用達という感じ 

街中の道路沿いには花が溢れている。 

正面のホテルは、「プリンスオブウェールズホテル」

 

このあたりはカナダ最大のワイン生産地でもあり、

広大なぶどう畑を所有するオーナーが経営する 「シャトーデシャームワイナリー」 を見学

地下貯蔵庫に眠るワイン樽の山の見学はそこそこにして 

お目当てのワイン試飲コーナーへ。

いろんなワインの種類の説明はよく覚えていないが、 

どれもみな美味しかったのと値段が高かったのは間違いない。

ナイアガラ名産のアイスワインを何本か土産に買う人もいたが、

こちらは何杯も試飲したところで、満足。

 

ナイアガラのホテルに戻って、夕食を済ませてから

近くの繁華街を散歩。

上から夜景を眺めようと、大きな観覧車にも乗ってみた。

この観覧車は日本の観覧車と比べて回転速度がやたら速い。

てっぺん近くで夜景を楽しんでいても、すぐに降下するので落ち着かない。

降りたら一言文句を言おうかと思ったら、なんとそのまま4周も回ってくれた。

夜景といっても、まあこんな感じ。 

 

宿泊したホテル「クラウンホテルフォールザビュー」は

マリリンモンローが映画「帰らざる河」でロケした時に泊まったホテル。

泊まった広い部屋は今は3分割されていて、モンローの写真が飾ってあるらしい。

その部屋に泊まれてラッキーな人もいたが、

私と家内が泊まった部屋は小さすぎて閉口した。

ベッドはかなり狭いシングルで、寝返りしたら転がり落ちそうだし、

床も二人のスーツケースを開くには狭すぎて、足の踏み場もないくらい。

広い部屋とセミダブルベッドに慣れ親しんできたツアーだったが、

まあ、日本に帰った時のことを考えて、我慢しよう。

オヤスミ・・・

 

 

 


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1 コメント

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ナイアガラの滝 (チーバ)
2014-11-06 12:11:51
素晴らしい編集ですね。
ナイアガラの滝の大迫力に大満足、
まるで行った気分になれました。
有難うございました!

鯉のぼりの絵は力作でしたね。
壁画に収まったところが
ぜひ見てみたいものです。
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