KAOおじさんの絵カバン

還暦を機に油絵に挑戦を始めました。ずぶの素人にも果たして描けるのか?我流の中をさまよいながら、前進あるのみ!

憧れのカナダ・北米絶景ツアー(モニュメントバレー、グランドキャニオン)

2014-08-06 20:11:37 | ちょっとお出かけ

昨夜は夜遅くまで雨が降り、遠くで絶えず稲妻が光っていたが

かなり遠いようで音は聞こえず、そのうち眠りについた。 

夜明け前、目が覚めてカーテンを開けてみると

白み始めた地平線をバックに、影絵のようにモニュメントが並んでいる。

ラッキー!!!

早朝5時半、バスでホテルを出発し ”モニュメントバレーの朝日観賞” へ 

30分ほど走った所でバスを降り、雲の合間から朝日が昇るのをじっと待つ。

やった~!!!

日本でもよく見る眺めではあるが、なぜかこみ上げる感動! 

数多くのモニュメントも誇らしそうに輝いている。

朝日を浴びて赤く輝く 

モニュメントバレーは、2億数千万年前の地層である砂岩が雨水に侵食されてできたものらしい。

テーブル状の台地や、さらに侵食されて細くなった岩山が点在しており、

立ち並ぶその姿が記念碑に似ていることから、この名前で呼ばれている。

「スリーシスターズ」 (三姉妹ではなく、三人の修道女)

 

意気揚々とホテルに戻り、朝食 

このホテルはモニュメントバレーの荒野のただ中にあり、

2階建てのロッジ風の建物で

幌馬車の車輪の飾りがよく似合う 。

このあたりはナバホ族の保留地でもあり、

ホテルやレストランの従業員は皆ナバホ族らしい。

温厚誠実そうで、レストランに帽子を置き忘れた時も

丁寧に対応してくれました。

巨大なモニュメントの岩壁にへばりつくように建っていて

なぜかプールもある 

部屋のベランダからの眺めは

ここがアメリカ大陸の大西部であることを実感させる。 

 

午前9時、ホテルを出発し、一路グランドキャニオンへと向かう (250km、3時間)

昨日見たフクロウ岩も見送ってくれる

ここも先住民ナバホ族の居住区域らしい 

大陸鉄道が走っていて、列車の燃料となる石炭の補給基地がポツンと立つ。 

 

ホテルを出発して3時間くらい走ると、

グランドキャニオンらしい地球の裂け目が見えてきた。 

 

グランドキャニオン国立公園はアリゾナ州北部にあり、

コロラド川に沿って約440kmにものびる世界で最も雄大な峡谷。

アメリカ大陸が太平洋プレートに押し込まれて移動しながら隆起を繰り返していた頃

このあたりの活断層で巨大なズレが生じ、

そのズレに沿って流れた雨水がコロラド川となり、脆い地層を侵食し続け、

長い年月をかけてグランドキャニオンが形成されたらしい。 

 

 

20億年前からの地層をつぶさに観察することができ、

隆起する前は海の底だったと思われる地層からは

海の生物の化石が多く発見されるらしい。

自分が高所恐怖症であることも忘れて、思わず覗き込む。 

 

グランドキャニオンの谷底に降りるルートもあるようで、

ガイドさんは夏休みに息子とそこでキャンプを張ると言っている。

ただ降りるほど気温は上がり、谷底は焼けつくような暑さらしい。

 

こういう壮大な歴史の刻まれた舞台を前にして立っていると、

人類というちっぽけな新参者が引き起こす、地球温暖化や放射能汚染に

いつか天罰が下り、人類はいずれこの地球から追放されてしまうのだろう?

とマジに思ってしまう。

 

グランドキャニオン観光後、一路セドナへ (180km、2時間)

セドナは小さな町だが、大地から特殊なエネルギー「ボルテックス」を発するパワースポットがあり

古くからネイティブアメリカン(先住民)の聖なる場所でもあった。

その中でも特に強いボルテックスを発生するパワースポットが4箇所有り、

その一つ 「ベルロック」 のすぐそばで、ガイドさんの案内に従い我々も体験してみる。 

    「 まず両足を肩幅ほどに開き、肩の力を抜いて両手をダラリと下にたらします。

     ゆっくりと腹式呼吸をしながら、力を抜いた手のひらに神経を集中させます。

     そうしていると、ボルテックスを身体に感じ、手のひらや指先がピリピリとしてくるでしょう 」

というガイドさんの誘導につられて、なんだかそんな気分になってくるから不思議。

気功を修得している人は、より強くパワーを感じることができるらしい。

身体の痛みが取れる、自然と悩みが解決する、人生の方向性を確信できる・・・など

その効果は人それぞれらしいが、まあ信じる者は救われる、きっと!

 

  

パワーをもらった後は、足取りも軽く? 土産物店めぐり 

小さな町だが霊験を求めて来る観光客が多いのか、いろんな土産物店が並んでいる。

インディアンの伝説に基づくという珍しい土産物をみつけた。

その名は 「ドリームキャッチャー」

 

ターコイズブルーのリングの中に網目状のネットが編んであり

そのリングにぶら下がった紐の先には鳥の羽根が結んである。

店の人の説明によると、

 「 夜眠る近くにそれを吊るしておくと

   その夜見た夢は、すべてこのネットでキャッチされ

   悪い夢は、夜が明けるとすぐに朝の光で焼かれて弾き飛ばされ

   良い夢だけが羽根に蓄えられて、また別の日にも見ることができる 」 らしい。

パワースポットの土産にふさわしいと、つい10個も衝動買い。

 

夕食はホテルの近くのメキシカンレストランで 

メキシカンと言っても、メニューはこれまでと似たりよったり

ただもうビールで流し込む

 

パワースポットから活力をもらい

ドリームキャッチャーも手に入れたので

明日からまた楽しい旅が続きますように!

オヤスミ・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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