カナディアンロッキー観光は今日も続く
まずは、「エメラルドレイク」
その名の通り湖面は神秘的なエメラルドグリーンで
背後のパージェスマウンテンがその姿を映している。
いいなあ!
カヌーやボートで楽しんでいる人の姿も
湖畔にはロッジがあり、宿泊もできるらしい
赤い貸出用ボートを横目で羨ましそうに見ながら、次へ進む
ここは、「モレーンレイク」
深いブルーの湖面
背後にはテンピークスの山々と、マクドナルド氷河
絵画クラブの先生は、「絵を描くには絵葉書のような写真は撮るな」といつも言う。
でも感動して、ついシャッターを押してしまうのだ!
針葉樹の深い森がまた神秘的
湖面に映る姿を見て、ただもう立ち尽くすだけ
「素晴らしい眺めに画家や写真家など多くのアーティストが魅了され、この地に滞在した」
という看板の説明も納得できる。
私も財力と体力と才能があれば、そうしてみたい気もするが
まあ、3つともないので心配ない。
ヨーホー国立公園の中を、しばし散策
そそり立つ絶壁
急坂から挑みかかるような氷河
雪崩を起こすこともよくあるそうで、
その危険と注意を促す看板が生々しい。
看板といえば、こんな看板も
「野生の熊が出没して危険だから、必ず4人以上のグループで行動するように」
たとえ4人でもこんな熊と喧嘩したら負けるに決まっているが
4人以上だと警戒心の強い熊は近寄ってこないらしい。
ヨーホー国立公園の中を流れる川
その途中にある 「ナチュラルブリッジ」
濁流が岩の割れ目を侵食し、トンネルになっている
こんなキャンピングカーで旅をしてみたいなあ
カナディアンロッキー観光を堪能した後、
カルガリー空港まで移動(約120km、1時間半)
ここからラスベガスへ飛ぶのだが
米国へ行くためのカナダ出国審査はとても厳しく
入念なチェックの後、両手の指紋と顔写真を撮られる。
緊張のあまり、審査後にパスポートを受け取るのを忘れ
審査官から「○○サ~ン」と呼び戻される人もいた。
それを笑っていた自分も、
次の手荷物検査の長蛇の列に並んでいる時
パスポートに挟んでいた搭乗切符を床に落としたのに気付かず
他の人が気付いてくれて、危うく難をのがれた。
カルガリー空港からラスベガスへ 、空路2時間50分
午後9時頃、ラスベガスに到着
エアコンの効いた空港から一歩出ると
そこは気温41℃で、まさにサウナ
1日24時間眠らない歓楽街は夜10時を過ぎても大混雑
メイン通りが大渋滞しているおかげで、車窓からゆっくりと街並みを見物でき
ライトアップされた大噴水も運良く見ることができた
宿泊するホテルはカジノも併設
コイン式カジノマシンが立ち並び
本格的なルーレットやカードのテーブルで興じているところは撮影禁止
平均年齢70歳の中には、深夜歓楽街に繰り出したりカジノに興じた元気者もいたようだが
こちらはおとなしく就寝。
カーテンを閉めても窓の外はネオンで明々としていたが
疲れていたのですぐに眠れた。
さあ、明日からアメリカ西部劇の舞台の中を東に向かってひた走るぞ!
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