mikoto (奥津 香里命 オクツ カオリノミコト)のブログ

関西の画家・奥津香里命。絵を展示する店、会社、病院等募集中♪絵画は言葉の壁や個人間を超え気持ちを一瞬で伝えられます☆

☆ ワークショップ・レポート ~公民館blog編~ ☆

2011年09月22日 | 教育実習 『美術科』
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山ノ内町立志賀高原ロマン美術館で9/19に開催された、《心を色で描こう!》のワークショップ(講師:奥津香里命さん、堀川由梨佳さん)の様子を、山ノ内町公民館blogで記載されていますので、ごらんください♪


【山ノ内町公民館 つれづれ草】←クリック!

具体的なワークショップの様子は後日、掲載予定です。


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☆ ワークショップ案 ☆

2011年09月12日 | 教育実習 『美術科』


2011年 9月 19日 10:00~12:00  に《超カワイイ主義宣言vol.2》開催中の山ノ内町立・志賀高原ロマン美術館にて、ワークショップを開催することになりました!

講師は、私、奥津 香里命と、作家の堀川 由梨佳さんです!


テーマは、 『心を色で描こう!』です!

「絵を描く」ことで、「個性の違い」「独創性(オリジナリティ-)」「個性の尊重」 「自由選択」「想像力」「創造力」「絵は心」「お部屋に絵を飾って、絵のある生活を楽しむ」など、様々な事を楽しく有意義に
学んでいただけます。

これらは、クリエイティブ関係以外の業界である、科学や、政治、経済、教育などの違った業種にも大いに役立つ必要な要素です。

《感性豊かに》

誰でも参加自由!

【予約要】申し込みは、ロマン美術館まで!
     TEL:0269-33-8855




超カワイイ主義宣言vol.2 

   ワークショップ案
   

【講師】 
作家   奥津 香里命
作家   堀川 由梨佳 

【日時】 
2011年 9月 19日(月・祝)  時間: 10:00~12:00  (2時間程)
(1) テーマ 心を色で描こう!(好きな画材で。ex.クレパス、色鉛筆、アクリルetc…)
(2) ワークショップの内容


テーマは「心を色に置き換えることができるということを体験してもらう」ことです。
● 「心を色で表現すること」ができるということを体験している人は少ないと思います。
その意外性を知り、楽しんでもらい、描き上げた絵を見て何かをそれぞれに感じてもらいたいです。
完成後、皆で鑑賞し合い、どんな気持ちを描いたのか一言くらいずつ発表していただき、心を色彩で表現する(描く)楽しさ、心地よさを体験していただきます。
更に、1人1人の様々な心の様子とその表現を知っていただくことで「多様な表現」「多様な個性」を知り、作品を見てそれを創った人の心を理解する「見る力」を培っていただきます。
参加者の作品は、額縁に入れ、美術館の壁に展示し、描く喜びを体験し、地域の人々にアートを身近に感じていただきます(作家体験)。
描いた絵が、美術館に飾られるのは、とても喜ばれるし、ご家族や友人、ご近所の方々が見に来ることで、地域と美術館のコミュニケーションになり、有意義な時間を過ごし交流することで、美術館やアートにたいしての理解が深まります。キャプションも設置します。
このワークショップに参加される方は、絵を描くことが好きな方だと推測されます。
参加者は、老若男女、誰でもOK!
2時間程の授業で完成できる規模のものにしてもらう。
様子を見て制作時間を延長し、納得のいく絵に近付けてもらう。
●出来上がる絵画の内容の違いから、他者と自分との「個性の違い」を、絵画制作を通して楽しみながら参加者は認知して行きます。絵画制作と作品発表を通じて、お互いの違った考え、立場、心境を改めて知り、「独創性」と「個性の尊重」の大切さを実感していただきます。
●其々の色やタッチの違い、発想の違いから、制作は楽しい雰囲気で盛り上がると予測する。
●額装し、「絵画を住空間に飾って楽しむ」という体験をしていただき、喜びを知っていただく。絵画が住空間を快適に彩ってくれることを知ってもらう。(絵画市場の向上)

(3) 指導観
 今回は2時間(延長有り)と時間が少ないということで、絵を描くことが苦手な人々のことも考慮し、写実表現に劣等感を持ってしまい、楽しくなくなってしまうようなテーマを選ばず、「何となくこういう色の心境かな…」と色を心の赴くままにおいて描いていくという、写実のような「形」にこだわらずに気ままに塗っていくというタイプの抽象画にしました。
悩む人には適度に導いていこうと思います。

(4) 全体計画
題材発表(20分)→紙の上にどんどん自由に色を塗っていってもらいます。(90分)→キャプション制作(10分)→作品合評(10分)→ワークショップの感想・アンケート記入(美術館に関することも)(5分)→額装(20分) ※下線部分は延長希望者のみ作業継続、休憩自由、水分も自由に補給     計2時間15分の予定

(5)指導の目標
①自身の心がどんな状態か感じ、それを色に置き換えて行くという、心の表現をする(内的表現)

②誰かに表現したい心があれば、それを表現する(外的表現ex.「色彩によって人々を元気にしたい」、「秋なので自然の移ろい行く色彩を絵にを描きたい」etc..)

①を通じて、描く快感を体験していただき、②を通じて、「想像」「創造」を楽しみながら、「創造力」「想像力」「発想力」を培います。発表を通じて、「個性の違い」「個性の尊重」の精神を改めて認知し、同時に制作過程と作品鑑賞を通じて、深いコミュニケーションになることを知る。描画過程に発生する「迷い」と、「選択」と「決断」の繰り返しより、完成の達成感の喜びを体験する。①②の選択は参加者の自由

(6)準備・資料
 作品例プリント(制作し用意します) 画用紙(四つ切1人一枚)、キャプション用紙(1人一枚づつ)、アンケート用の紙(制作しますので人数分の印刷をよろしくお願いいたします)、額縁(白くペイントし、マットを入れたものをこちらで用意いたします。)セロハンテープ(額装するときに使います)、壁(講評するときに額を壁に掛けられると助かります)、カッターと30cmものさしと鉛筆と消しゴムと画材と飲み物は参加者持参  

(7)評価の観点
 心に素直に向き合えているかどうか、また迷いながらも向き合い打ち込んでるか。
その上で、創意工夫しているか。発見、迷い、感動など、言葉や行動や取り組む姿勢から、1人1人の制作の様子を知る。苦手意識のある参加者には、何かしら学びがあったかどうかを知る。
上記のワークショップの目的が達成されているかどうか、過程と作品、感想から知る。









☆  芸術教育について  ☆

2010年12月18日 | 教育実習 『美術科』




                        『 太陽 』 by mikoto 油絵をフォトショ編集



芸術教育について


○学歴の高さは、文化的活動への参加に影響を与える最大の社会的要因だ。


○芸術に魅力を感じるかどうかは、その人の教育水準と大きく関係している(PARCの調査結果によれば)


○アメリカのハリス世論調査では、回答者の93%が、子供に豊かな教育を施す上で芸術は欠かせないと答えている


→54%が芸術教育の重要性を高く評価している


→回答者の86%は、芸術教育が子供の学習意欲を高めると考えている


→回答者の83%が、芸術教育は子供のコミュニケーション能力の向上に役立つと考えている


→回答者の79%が、芸術を教育に取り入れることは、いまの公教育に欠けているものを取り戻す第一歩だと考えている





大学の帰りの電車のなかで読んでいる本から、抜粋しました♪


☆mikoto☆

















☆  教育実習を終えて  ☆

2010年12月02日 | 教育実習 『美術科』


学校の改善点についてですが、あらゆる分野にも言えることですが、「第一印象」が「改善ポイント」になることが多いと思います。

それゆえ「第一印象」が大事なのですが、そこを改善せずにほったらかしにして「慣れ」てしまうと、どれが欠点だったか忘れてしまい、結局、改善すべきところを改善できずに、良くない状態で停滞してしまうことが多い。

そこに「進化」はないし、より良い将来はありません。

「理想」と「第一印象」と「初心」を忘れずに、より良く変化させていくことを日常的に意識しつつ、尽力していくことが大事だと思います。

一人一人の教員が、そういう意識を日常的に持っていれば、学校という職環境と教育システムは、上からだけでなく下からも、どんどん良い状況に変化して行くことでしょう。

学校の先生方は、日々の職務でいっぱい、いっぱいで、環境や教育システムをいかに変化させていくかというところにまで協議して変化を起こしていく時間と心と環境の余裕がないのが現状です。

それに「慣れ」てるしかなくて、慣れてしまっている印象でした。

今の時代の「職員室」に、「夢」や「憧れ」を感じることができませんでした。

美術の先生は、私の実習校の中学校には、たった一人しかいません。

1・2・3学年「すべて」、一人の先生が授業を請け負っていました。

「美術」の授業は他の教科と違って、材料の下準備と後片付けに時間と手間がかかります。

この手間と時間を惜しんででいては、「もの創り」が本業である質の良い「美術」の授業は、実現不可能です。

準備と後片付けを短時間で済ませたとしても、創作時間が35分しかありません。

創作が波に乗る寸前で、後片付けを始めなければいけません。

また、その35分以内に、一人一人の個性や独創性に気付き褒めて伸ばしてあげることもできません。

そして、美術が苦手で描けない子供のフォローに手が回りきりません。

「美術」は、美術教員の一人でできる仕事量が超過すると、教員自身の心の余裕がなくなり、心のフォローが必要な子(こういう子どもにこそ教育が必要)にたいしてのフォローをすることができません。

実際にコラージュ授業の後片付けに、教室内に散らかったコラージュの素材(ゴミの山)を片づけるのに、授業終了後40分はかかりました。

準備に20分です。

「美術」は、「最低2人」は必要です。

この良くない教育システムの現状を実践的に改善してくれる文部科学大臣などの政治家が、現れればいいのですが。

また、「美術」という科目を軽く見られている印象を受けました。

校長、教頭先生、その他の科目の先生方が、「美術」が何のためにあるのか、教育にどのような影響をもたらすのか、認知していないと感じました。

教育実習の出来事の中でも、これは非常に残念な出来事でした。

「美術」が教育で、他の科目では実現不可能な「創造力」「想像力」「心」「コミュニケーション能力」「行動力」「生きる力」「精神」「考える力」を育む科目はありません。

教育の面でも大きなポテンシャルを持った「科目」です。

では、どうして「美術科」は出来たのか、この機会に考えてみました。

美術品は、「創り手」により「作品」が次々に創造され生み出されてきた。

一番古くは4万年前のラスコーの壁画から始まり、エジプトのピラミッド、ルネサンス時代の絵画達、江戸時代の浮世絵に、ピカソの油絵、アンディ・ウォホルのトマト缶の版画etc…長い時間の経過により、時代を象徴する作品がのこり、美術品の数がたまってきた。

これらの作品から「時代」を知ることができ、「人間の発想力」「創造力」の凄さと可能性を知り、その美術品を創った「作家とその人生」を知り、その作品がその時代に社会に与えた「影響」を知り、作品から「感動」をもらい、作品は「心が形となって現れているものなので、作品を通じて「心」を感じ取ることができ、これまでの自分に無かった「新しい本質」について作品から気づかされたり、、、これらを学ぶために『美術』という科目が出来たのだと思いました。

「美術」は「ゼッケン作り」ではないのです。

本当に、これらの事が、学校の「美術」の授業で学ばれているのかが、とても疑わしい。

「美術の時間」を無駄にしているように思います。

「生きる力」を養う教育方針なのなら、もっと「美術」を活用する手はありません。

質の良い「美術」の授業が全国の学校で展開されることを、願って止みません。





                

















☆   生徒たちの感想   ☆

2010年12月01日 | 教育実習 『美術科』


『コラージュ』授業を通して生徒に学んでもらいたかったことは・・・・

"テーマ"も"座席"も"使う素材"もすべて"自由"の、「自由選択」の"難しさ"と"やり甲斐"と"達成感"を知り、『想像力』と『創造力』と『発想力』の向上を実感してもらい、創り上げられていく作品を通じて「個性の違い」=「独創性(オリジナリティ)」の素晴らしさを知り、それゆえ「個性の尊重」の大切さを実感し、作品を通して言語を超えた『深いコミュニケーション』が可能であることを体験してもらえたらと思い企画しました。

私自身、絵を描くことで学んだ一番大切なことの内のひとつを、伝えたいと思いました。

また、生徒たちが作品を作り、展覧会方式でそれらを展示して、「作家体験」をしていただくことで、美術館等の施設などで、美術作品を自然に楽しめる感覚を養うのも、本授業の目的です。

アートの市場が海外の1/10以下である日本で、アート(美術)を日常生活の中で楽しめる次世代の国民を育成する目的も含んでいます。

『コラージュ』授業の結果、生徒さん達はとても素晴らしい、楽しくて面白い、個性豊かなコラージュ作品を、思い切り楽しんで創ってくれました。

「人と違うことは素晴らしいこと」と伝えたら、生徒さん達は他のクラスメイトと違った作品になっていくのを気にせずに、オリジナリティーというものを自覚しながら、楽しんで制作に没頭しているのがとても印象的でした。

研究授業の最終日、「タイトル」「名前」「オリジナル素材と説明」を記入したネームプレートを作品の下に付けてもらい、各クラスの教室の後ろの壁に、放課後、他の実習生に手伝ってもらいながら展示し、3日間のみの、『コラージュ展』を開催しました。

作家体験をしてもらいつつ、作品を通じて、いつも知っているクラスメイト達の意外な感性や個性を知ってもらいながら楽しんでもらい、作品を通した、言語を超えた「深いコミュニケーション」を体験してもらいました。



 生徒たちのコラージュ授業の感想


●「何もかもが自由だったので、今まで経験したことのない体験をした。自分で考えて作ったから、出来たときの達成感はいつも以上の3倍ぐらいうれしかったです。またしたいです。」

●「普段は捨てているような紙なども、コラージュすると別のものみたいに見えたりして楽しかった!!」

●「自由に、こだわって、自由席にすることで友達と意見交換することでき、想像力が増して良かった。」

●「自由選択が前までムズかしかったけど、前より簡単になった。どんどんアイデアがうかぶので良い授業だと思います。先生の教え方が良かった。やっぱり自由にできるのが一番いいと思う。」

●「自由というテーマがすごくよかった。この授業をやってとても楽しかった。」

●「自分の好きなように好きなものをはれたのが楽しかったです。2枚つくったうち1枚は痛々しくなったけど、それも自己表現だと思いました。」

●「いろんな表現ができて面白かった」

●「自分の好きなようにするのが難しかった。友達と楽しくできて良かった。」

●「最初はつまらないと思っていたが、やり始めたら楽しかった。」

●「私は、とても良い授業だったと思います☆先生も沢山アドバイスして下さって、ありがとうございマス!おかげで元気100%foodの世界が出来ました。本当にありがとうございます!」

●「思うがままに紙を貼るのが楽しかった。絵を描かなくても、こんなに面白くてキレイなのができると思ってなかった。」

●「色んなチラシを組み合わせてありえない絵ができておもしろかった!!!またやりたいです。」

●「想像してはっていくのが難しかった。」

●「むずかしかったけどたのしかった」

●「すごく頭を使って作ったとこが良かった」

●「自分の好きな事を絵で表現して、他の人の好みも知れて良かったです。自分の作品は捨てずに残そうと思います。」

上記はごく一部の感想です♪

全員がコラージュ制作に夢中になっている光景を見て、一瞬、不気味に感じました。

「指導などやることがなくなった」と思って困ったなと思ったのですが、同時にこの研究授業は「成功」したなと思いました。

「美術」を通じて学んで欲しかったことを、しっかりと学んでくれていることを実感しました。

中学生が創ったとは思えない作品がたくさん出来上がりました。

頑固な先生が、生徒のコラージュ作品を見た時に、目を大きく見開いて「あの子たちが創ったのか?!」という感じで驚いていたのが印象的でした。

担任の先生方も「あの子がこんなものを作るなんて」 「あの子はこんなものも好きだったのね」 と、コラージュを通じて、普段知らないユニークな一面を知り、喜んだり、楽しんだりしていました。

生徒間のみならず、先生と生徒のコミュニケーションにもなっていて感動しました。

『美術科』の可能性、ポテンシャルは凄いのです!






















☆    美術科の教育実習     ☆

2010年06月13日 | 教育実習 『美術科』


5/31~6/18まで母校の堺市の中学校に美術科の先生になるための教育実習に来ています♪

絵を描く作業は、主にアトリエに引きこもって一人で絵を描くという静かな作業がほとんどなので、家に引きこもっているところを引きづり出されて、600人もの元気いっぱいの個性の竜巻の渦の中に放り込まれた感じで、最初は大変戸惑いました。

、、、が、一週間が経ち、慣れると、中学生って『純粋』だと、キラキラしているなと、この『純粋』さは、大人になってもずっと持ち続けたいなと、強く毎日思うことです。

それゆえ、生徒は「自分自身の鏡」だなと毎日実感します。

だから、常に「心を気持ち良い」状態に保ち、気持ち良い言葉と態度と精神でコミュニケーションを取ると、生徒に必ず伝わり、生徒もそのように接し返してくることも、日々体験しています。

心を良く分かり、コミュニケーションの達人であり、彼らの人生を困った時には導くことのできる存在であること。

生徒指導で怒りを抑えつつ、方向性を正すことに工夫と時間と労力を惜しまず、、、

こころによゆうとゆたかさも、同時に持ち続けないといけない。

ずばり、「先生」という仕事は、大変です。

公立の義務教育であればもっと大変。



ところで、話は変わり、「美術」はどうして出来た科目なのか考えてみました。

美術は、「創り手」がいて「作品」があり、4万年前のラスコーの壁画から、エジプト時代のピラミッドなどの文化遺産、ルネサンス時代の絵画達、江戸時代の日本画に、岡本太郎の壁画etc…長い時間の経過により、時代を象徴する作品がのこり、たまってきた。

これらの作品から「時代」を知り、作品から「人間の発想力」「創造力」を知り、その作品を創った「作家という人物と人生」を知り、その作品が社会に与えた「影響」を知り、作品から「感動」を与えられ、作品は心がものとなって形となって現れているものなので作品を通じて「心」を感じ取り、作品から自分に無かった「新しい本質」について気づかされたり、、、

ものをゼロから創ることで、「創造力」「感受性」「表現の喜び」を知り、得る。

これらを学ぶために『美術』という科目が出来たのだと思いました。

日本が、「生きる力」を養う教育方針なのなら、もっと「美術」を活用する手はありません。


『個性の違い』を知り、それゆえ『個性の尊重』の精神を育み、自分の『独創性』『オリジナリティー』を知ることで「自分と他人との違い」に誇りを持つようになり、自分で自分の人生を創造し歩んで行くことに、生きやすい、人に優しい社会になることに繋がると信じています。

「ヒマワリの絵」を2人に描いてもらうと、2パターンの違った「ヒマワリの絵」が生まれます。

40人いれば、40通りの違った「ヒマワリの絵」が生まれます。

地球上に47億人いれば、47億通りの「ヒマワリの絵」が生まれ、1枚とて同じ絵は生まれない。

これが「個性」であり、「独創性」であり、「オリジナリティー」である。

自分の『独創性』『オリジナリティー』を知ることで、「自分と他人との違い」に誇りを持つようになれば良いと思います。

また、『絵』とは『心』であり、それを観る側が『心』で感じ取る。

『絵』を通じて、『アート』を通じて、『心の深いコミュニケーション』を取ることが可能になる。

それを「公衆」に生かしたものが『パブリック・アート』である。

だから、自分が創ったもの、他の人が創ったものを見て、バカにしたり、傷つけることを言わないように気をつけて、大切に扱ってください、、、と、自分以外の人を大切にする精神も「美術」を通して学べると思います。

これらのことを、美術という科目を通じて、教えたいと思います。