日本語講師のひとりごと

韓国のある高校で日本語を教えています。
韓国人たちの中でストレスを受けることもあるものです。
ここでちょっと休憩!

鉛筆も持ってこない学生たち・・

2005-06-13 16:56:58 | 学校で・・・

今日は正規の授業は2時間だけでした。

しかも3年生で同じ内容だったので、それほど大変ではありませんでした。

 

それにしても、授業をするのに、鉛筆(ボールペン)もノートもない学生が何人もいるのには驚きです。

教科書を忘れるのなら、まだわかるのですが・・。

他の学生に借りたらいいと思うのですが、他の学生も自分のものを一本しか持っていなかったりして・・・。

そういう学生は筆記をする時間には、他の学生が書き終わるのを待っていて、借りて書いたりしています。

私が高校生のときは、ペンケースに色ペンを何色もいれていて、カラフルなノートを作ったものですが・・・。

 

もちろん、韓国でも人文系(普通科・進学校)の高校は、ぜんぜん違うのでしょうが・・・。

ここは農業高校で、学生のレベルは正直とーても低いんです。

ある学生に、韓国語の説明文を読ませたら、きちんと読めない学生もいました。

私でさえ、読めるのに・・・。

まあ、仕方がないですよね。そういう学生は・・・。

でも、勉強はできないけど、人間的にはみんな素直でいい学生たちです。

「韓国でも、普通の高校生はこうではない、ここは動物や植物を扱うような学校だから、学生たちがみんな素直でいい子たちだ」と、ある先生も言っていました。