峠にたたずむライダー。もちろんカタログですのでプロのライダーさんと思います。
人やクルマが少ない自分だけの静かな峠を走り込んで、その排気煙と鉄と そして男の子の熱気が伝わってきそうです。
上下ツートンの初代RDの後のモデル。
タンクデカールは当時のヤマハに共通と思います。
同じように見えて350はタンク16L、250は12Lです。
デザインのマジックで大きくイメージを変えないように工夫されいます。
肉薄で震動が伝わりそうな引き締まったグリップはライディング用のグローブを要求しているみたい。(ワタシも軍手でもいいから必ずグローブをします)
ブラック基調の引き締まったメータ周り。加速すればすぐに速度警告灯がつくのでしょうね。
当時のバイクはみんな80キロで点灯する速度警告灯があって、
ワタシもこれがないと調子がでません。
「いや~もう赤灯(速度警告灯)つきっぱなしだったわぁ」と語り合うライダー同士の会話も弾みそうです。
メインユニットは250、350ともスポーツ走行が本領と表現しているようです。
ブレーキグレードが高いヤマハ。ドラムもディスクきっとよく効くのだと思います。
当時は同世代のホンダCB360Tを愛用してました。とても走りやすく良いバイクでしたが、フロントのディスクは雨の日は
初期制動はツ~ンと滑るだけなので、走りながら時々軽く握り水膜を飛ばして、効き始めを探りながら走っていました。
お勉強とアルバイトもして、思い切りスポーツ走行を楽しんで、お友達と喫茶店へいってコーヒーなんか飲んで、
当時の男の子達はどんなだったのかしらと思ってしまいます。
ワタシは当時はずっと一人で乗っていたし、気楽な街乗りだけで、峠に繰り出すとかはしなかったので、
こういうシーンは想像だけの世界です。