ホンダのJXシリーズは50、90、125とあり、125はシングルとツインがあります。
ツインモデルについてはこのモデルのメカニカルディスク車だけがJXと呼ばれていて、次期モデルから125Twinとなります。
JXシリーズはメカニカルディスクブレーキを搭載したモデルで、このディスクは実はなかなか素敵な効き味を持っています。
ドラムよりわかりやすい過渡特性でそこそこに良く効き、雨でもさほど変わらなく、そしてキーキー鳴かないのです。
無機質なホンダ車のブレーキの中で唯一よかったのがこのメカニカルディスクでした。
私は単気筒モデル初期型の125JXと90JXを両方とも所有していましたので、身体で覚えています。
ただしメンテナンスを怠ると可動部のグリースが固着して戻りが悪く引きずり状態になりました。
さて実はこのツインモデルはCB50所有時代に駐輪場でカタログのように赤のぴっかぴかの車があって憧れていた車両です。
このCB125JXはなかなか充実したモデルで、装備は250 350と変わりません。
シートの厚みやパターンも同じで ロングツーリングもこなせそうです。
当時の6V電装ですがセルもあります。
光かがやく125ccです。
ちょっと多めの荷物を積んで ロングツーリングしてみたくなる125ccです。