本日も猛暑の大阪都心部。
夕方になってカバーを取り外して、もう少しだけ手入れをして、
エンタランスの直線を少しだけ走らせてみました。
横から車両全体をみてみると
低めのシルエットに戦闘機のようなノーズがなかなかスポーティです。
30年以上前のスクーターですがさすがヤマハデザインです。
熱の排出ルートはラジエターがステップボード下の両サイドの排出ダクトから
アンダーカウルからの吸入エアはエンジン・キャブの外部を冷やして
タンデムシート下の排気ダクトへ抜けていく、手の込んだ造り込みです。
フロントビュー
なかなか精悍です。
ブロンズスモークのカウルも透明度があります。
ウインカーも当時のブラックスモーク調ですね。
ポジションとヘッドライト点灯時には車幅灯となり、
ウインカーを操作すると反対側が消える、手の込んだもの。
左の点滅がやや遅かったので、ついていた12V23/8Wを
規定の12v27/8Wに交換してみたら、だいぶ改善できた。
リアのコンビネーションも確認したかったが、外し方がわからないので
サービスマニュアルをたしかめて、次回に対応してみましょう。
足回り
アルミダイキャストにチューブレスタイヤ。10インチと小径で、ブレーキもシングルリーディングのドラム。
エンジン出力には十分とはいえないので、走りには配慮が必要です。
リアビュー。シート下がスリムなデザインは今のスクーターには無いデザイン。
大きめのトランクケースがランドセルのようです。
ちょっとだけ この場で走らせてみました。
2000回転くらいから前進します。
3000回転まではおとなしいの一言。
4000回転から一気に別次元のパワーが出ますので、
回転をおさえてその片鱗をすこし感じてみました。
このあと夕立となって大急ぎでカバーをかけました。
車両が97KGと軽いので、なんの苦労もありません。
ワタシにはこのくらいサイズが一番いいなと思いました。
はやく涼しくなってほしいものです。