650RS W3でゆく 梅雨の合間の道の駅

2015-06-28 20:33:24 | 650RSW3の部屋 ツーリング系

プライマリーとドライブチェーンの調整をしたので
試走かねて、お天気の回復したお昼前から、少し走ることにした。

回数を重ねて訪ねている道の駅 近つ飛鳥の里・太子へ。
午後からなので、高速で向かった。
速度を抑えて 異音などに耳を澄ませて走る。
特になにもなかった。

道の駅は距離的には30キロもなく、近いけれど
緑がいっぱいの丘にある、静かな道の駅。

木陰へ寄せて、木立に背をあずけて
足をのばして座った。
インスタントだけどポットにいれた
ホットコーヒーを持参して、
ゆっくりと過ごす。
背中に竹林の笹の葉の音が心地よい。
風もあり、梅雨時としてすずしい午後だった。



バイクを眺めて休むのは 本当に気持ちが落ち着く。


ここは小さくて混まないので、静かにのんびりと過ごすことができる。
ライダーさんより、自転車のツーリングコースになっていて
自転車の人の方の休憩ポイントになっているようだ。

ゆっくりとくつろいだ。
もう少し足をのばして 寄り道もしたかったが、
明日からは月曜日だし、疲れを残せないので、戻ることにした。

帰路は奈良県側の當間寺から大阪府柏原市へとつづき
国道25号線を大和川沿い走って、八尾市を抜けて、大阪市平野区から
上本町へと一般道をのんびりと走った。

3時半には自宅にもどり、粗熱を取る間に着替えて、
めずらしく涼しい夕方にバイクを拭き磨きいた。
缶コーヒー片手に磨いていると、こういう時間の過ごし方が
とても心地よい。
油断をして蚊にかまれた(笑)もう関西はそんな季節。

来週からクラッカダーコム7月です。はやいなあ。





梅雨の合間のプチメンテ プライマリーチェン調整

2015-06-27 22:20:51 | 650RSW3の部屋 メンテ系
馴れない梅雨に体調がよくない日々を送っていた。
今日は雨の梅雨の晴れ間とのことであったが
外は風も強く、いつ一雨きてもおかしくない天気だった。

身体も思うようでないので、無理にバイクにのることはやめて
前回の暗峠で負担をかけた部分の確認をすることに。
カキコミをいただいたプロの方のアドバイスがあったからだ。

車体系のメンテは苦手。力がない、直感がない、ないないずくしで
今回は32ミリも24ミリのどちらのレンチもなっかたので
まず、工具の買い出しから。

他に買い物もあったので、西梅田のバイク用品店と
天王寺のDYショップの2軒を電車で廻った。
これに3時間。
作業は夕方4時半ころかとなった。



点検まどからみたプライマリーチェーン。かなりピンと張りつめている。
これを少し緩めるのが作業だ。

アジャスターは右側にあり ここで調節すればよいだけなのだが


2次チェーン 早い話がタイヤチェーンと引き合っているので
まずこちらを緩めるのに、24ミリと32ミリの柄の長いレンチが
必要になる。
24ミリがメインで回すのでこちらにうんと長いもの、
32ミリは高額で迷ったが、ちょうどスクーターメンテようの特別工具が
あったのでそれを求めて使うことにした。アジャススターとあわせて緩くする。
ここで腕の筋力はほぼ尽きてきている。

次にアジャスターのホールドナットを緩めるのだが、場所が悪く、レンチが
動かせないので、シート、タンク、エアクリーナー、右側のキャブレターを
順次外す。この時点で 足腰も痛みはじめ、気力が出ないくなりそうになり、
戻してバイク店をたずねようかと脳裏をよぎった。
缶コーヒーを飲んで、少し休む。こういうときはいつもこうする。


それでも2年間放置したボルトは私の力ではびくとも動かず、
CRC556をすこししみ込ませて、放置して 次に19ミリレンチに
24ミリのロングレンチをテコにしてあてがって、全力に全力で
ようやく”キッ”と音出して小さく緩んだ。
あとはアジャスターを調整して、あわせてタイヤ側を調整して
新しい割ピンをいれてゆく。

ガソリンタンクにはまだ10Lほど残っていて、フレームに乗せるときに
腕がもたず落としそうになる。がんばれ~と励まして、セットする。


すっかり陽もおちたが、なんとか完成。
用品店購入したワックスをタンクにかけてやる。

明日の朝 点検をして、元気ならすこしだけ走ってみようかと思う。

よく考えると これはメンテもなんでもない、いわゆるユーザーの始業点検に過ぎない。
でもこれでヒーヒーいってるのだから、やっぱり車体系はもう無理だなあ。
片づけをして、シャワーあびて、痛む手足腰にあちこち湿布をはって養生した。
でももう還暦近い女が一人でできたんだから、まあまあよしとしましょう。
今日はお疲れ様でした~













650RS W3でゆく 大阪近郊 酷道308号線 魔の暗峠と道の駅 (奈良県 大阪府)

2015-06-13 16:57:08 | 650RSW3の部屋 ツーリング系

久しぶりにW3のエンジンを始動し、ゆるゆると近郊を走るつもりだった。
高速は使わずに、道の駅 大和路へぐり( 奈良県生駒郡平群町平等寺75-1 )を
めざして、のんびりと大阪市内を抜け出て生駒山方面へ向かった。

現在使用しているカーナビは一般道を選択すると旧道や裏道をぬってゆく。
今回も知らぬ間に、恐ろしく狭くて急登坂路にはいってゆき、
エンジンに負荷のかかる高い音が混ざり、おそらく30度以上の急路を
ほぼ30分近く走ることになった。
場所によっては1速ホールドでないとまったく歯が立たない急斜面だった。
半クラッチを使うより、思い切ってローギアを十分に使いしっかりと走る方が
車への負担も少ないだろうとそう思いつつ、なぜこんな道にと不安がつのった。


壁の張り紙をみると

なんと暗峠(くらがり峠)ではないか!
ここは立ち入らないほうがよいと、よくサイトに掲載されている酷道308号線だった。


この左側の側路のようなのが酷道308号線。信じられない狭さ。

気温は30度を越えており、W3にも負荷をかけていたし、自身も病み上がりで
不安があったので、木陰でエンジンの粗熱をいったんとろうと 休憩をした。
ヘルメットを脱げば汗が額に流れる暑さだ。
オイル漏れもにじみもなく、再度始動すると、何事もなかったかのように
元気よくアイドリングしてくれる。
正直気持ちがほっとした感じがしたが、ここから先もあまりの酷路と急斜面に
停止などできず、ましてや写真などとる気もでず、W3と自身の運転技術を
信じて黙々と走りぬけた。



ようやく抜け出し国道168号線を道の駅に向かった。
もう脱水状態で、本人の方がやばかった。

道の駅 大和路へぐりに到着。
バイクはわたしだけだった。

11時半であったが、館内のレストランで食事をとった。
道の駅にはめずらしく本格的なレストランでドリンクバー付のタマゴサンドを
オーダーして、まずは水分を補給。
レザーウエアでは33度の外気はさすがに熱中症になりかけていた。
タマゴサンドは小食のワタシには半分しか食べることができず
残念だったが、とにかくお腹も満ちて、外の木陰のベンチで
休憩をとった。

信貴山方面を望んでいるのだろうか。

身体もやすまり、時間もあったので、前にいった道の駅
近つ飛鳥の里・太子 ( 大阪府南河内郡太子町大字山田2265-1 )に
向かうことにして、カーナビをセットして走り出す。


近鉄線の単線路をなんどか越えて、

大和川に沿って、このあたりは快走できて、気持ちがよかった。


道の駅 近つ飛鳥の里・太子に到着。

ちょっとしたベンチで休憩、竹林のそよぐ風が心地よい。
だたし、身体は相当の汗をかいて疲労していたので、甘い暖かいコーヒーで調整する。
身体もやすまったので、バイクを置いて、少し散策をすることに。




竹内街道資料館を訪問し見学をした。

関西は梅雨入りしており、午後からの湿度がぐんとあがって
きたので、はやめに帰路につく。
ここから自宅までは約25キロほど。帰りも一般道を
走った。

走行距離77キロ。
W3の力強い走りに助けられて、9時半から16時まで 汗を拭きながらの
ショートツーリングとなりました。