真夏日には朝練

2012-07-29 14:26:50 | 750RS Z2改

ここのところ真夏日が続いて、身体もダレ気味。
よおし、日曜には朝練いかなくちゃ。
ところが土曜日の仕事&病院で採血&筋注2本で早朝は身体動かず。。
2週間に一度の筋注2本は容赦なく私の気力を奪うなあ。。
肩腕も痛くて上がらないし。
そういや海の日の前日のオロロン500キロツーも注射日の翌日だった。
普段は翌日は寝ているのによく走れたものだ。
ゆっくり9時過ぎスタート。すでに暑い!


大通りの木陰でひとやすみ。まだ10キロ走ってませんて^^;
ベンチが夏の日差しに照らされてる。暑そう。
木陰が心地よい。Zの美しいデザイン。

油音計は80度を越えて信号待ちではエンジンの熱が暑い。
暑いなあ~と連発しながら支笏湖方面へ。
いつも駐車場で休憩&トイレ。
今日は時間も遅いし車も多いので、法定速度ツーリングとなりました。


支笏湖畔到着。暑い!
常温&ホット派のワタシですが、今日はアイスが喉越しよかった ジョージアタイム。
日差しがあまりに強く、すぐ先のヨットの日陰へ逃げ込み、ほんとのジョージアタイムしました^^;

バイクはほどほど。CB1000の私より年上だろう男性が話かけてくださいました。
かざらないウエアが会う人への敷居を低くして、履きこんだブーツも
よかったです。リターンライダーでないことはワタシには一瞬でわかります。
いわゆる音キチでもなく走り屋でもなく、白髪になっても薄くなっても 
一人でマイペースで乗り続けてるそんなバイク好きな男性は素敵ですね。

ワタシもこれから初老を迎えていくのだろうけど、どんなライダーでいられるだろうか。
Zにいつまでのれるだろうか。ふと考えた 朝練でした。













バイク屋さんでおじいさんとおばさんの打ち合わせ

2012-07-21 18:38:54 | 750RS Z2改

今日はバイク屋さん(といっても売り物はないけど)のおじいさんのところへ出かけた。
早朝からツーリングのごとくの仕事で士別に日帰りの帰り道に花川方面へむかった。

工場と隣り合わせの事務所兼セットアップ場所で打ち合わせ。
TX750とTX650とロードパルに囲まれてZの打ち合わせだからおかしい。
当然わたしは仕事帰りで今日はワンピースにパンプスでとてもバイク屋さんに来る人の恰好じゃないし、
傍からみると何をやっているのかわからん組み合わせが我ながらおかしい。

しかし 気になるTX750.あ~グリーンの塗装が美しい。70年前半のヤマハデザインは薄め固めのしっかりした
シートにリアフェンダー低めにせっとされた丸いテールライト。RD、TXとロードスポーツは共通していて
塗装の深さとあいまって、ほんとうに美しい。ヤマハファンならずとも見とれてしまいます。

打ち合わせはいつものとおり簡単な説明で指針をきめました。
補強アーム入りやレース用ではなく、クロモリ鋼のノーマル同一デザインのスイングアームに換装。
フレーム補強はせずに、スイングアームのピボット部分を変更して動きをよくするほうに振ることに。
他のフルチューンZではフレームの補強もありましたが、ワタシのZは補強はあまりしません。
それは私のライダーとしての特徴や走りそのものを感じてのものだと思います。

また 20年使ったスプロケ チェーンも交換で検討。
実はこの部分は 丁数比率が独自なセッティングとなっていて 現在もワンオフもの。
ショックはもうちょっとダンパーの良いものをとすすめられましたが、これは今のままでいくことに。
スプロケの前後比率は当時走りが切れていたころの私がこだわり、なんども調整してもらったもので
手稲山の橋を挟んだS字でのシフトと上り直線のトルクと回転数のドンピシャ度合いで決めた丁数。
750とも900とも異なる比率です。
コストは概算ではじいてもらって、時期は少し検討するとして、
まずはスイングアーム あとでチエーンラインと小物関連にすることで持ち帰りにしました。
エレクトラレックスの掃除機と渡航もあるため主婦的にはとても頭の痛いところです。
揺れは危ないので安全第一なのですが、その速度域へいくほうがそもそもだといわれれば 返す言葉がなかったりして^^;











Zの走りを検証する。

2012-07-18 19:42:56 | 750RS Z2改


ワタシのZは足回りにウィークポイントがある。
もともと弱いのではなく、タイヤ、エンジンがバージョンアップして
高出力と高グリップにノーマルの車体がついていかないのだ。
特にリアのスイングアームがとサスペンションが音をあげてくる。

ホイル=ノーマル、スプロケ=ワンオフ削りだし、チェーン=車外品の強い奴
エンジン=920ccチューンしてどっかんトルクがある。
エンジンが後輪を引っ張り、ハイグリップなリアタイヤが地面を噛むので
その綱引きはスイングアームにくる。
速度があがり綱引きパワーが強くなると
1**マイルをすぎて支えきれないと左右に暴れだす。
リアショックはリプロ品だし、過負荷には耐えそうもない。
スイングアームの暴れをおさえきれずタイヤが振れだしてくる。
画に描いたようなヨーイングだ。
一気にアクセルを開ければテキ面だ。

じゃあどうする。。
スイングアームの可動部分を新しく2昨年の冬
エンジンマウントを新しく一昨年の冬
ホイルを新しく昨年の冬
少しずつ改善をはかった。
根治しない。
ドカッティに追従して追い越しの戻りに
揺れだした。
1**マイルを越えてリアが揺れると
慣れているとはいえ気持ちのいいものではない。
鎮静するようにじわっとアクセルを戻して
抑え込む。それしかない。

やっぱり替えようか。。スイングアーム。
剛性を上げるのはあまり好きではないけれど
この揺れとの戦いには一つずつやっていくしかない。

かといって、アルミ角型のスイングアームは
ノーマル4本マフラーのZには似合わない。

ネットで検討したのが
丈夫な鋼材のハンドメイドのものと
角型鉄製モリワキのもの
この二つしかなさそう。
週末にバイク屋のおじいさんと
相談してみよう。





オロロンライン 海の日のツーリング 初山別へその4

2012-07-16 08:55:32 | 750RS Z2改
十分に休養してさて帰りましょうと右折ウインカーを点滅させ
本線手前で停止中、一糸乱れぬ速さで北上する2台のバイクが
風のように駆け抜けてゆき、引っ張られるように
思わずウインカーを左に変更してしまった。
もうすこし行こう。

先行者は近づくと本州ナンバーの欧州製の最新外車の
ランデブー走行だった。
どちらも熟達者で速いしうまい。
事前のハンドサインで車を追い越してゆく。
それも相当のペースだ。
追従を試みる。
先行車は走りの自信がみなぎっていて
追従にもペースの変動はみじんもない。
相当走り込んでいるに違いない。

20年前バイク屋のおじさんにフルオーダーして作ってもらった
Z1 900ccエンジン+ワイセコの出番だ。
今でもトップギヤのまま4000回転からズドンっと加速する。

取り付けたばかりの風防が効いて、ぜんぜん速度に気付かなかった。
追い越し戻りの進路変更でスイングアームから揺れがでてはじめて気がついたくらい。
布たれの部分は周りに針金はいっていて面積もあり、
膝やふともも周りの風もブロックしてくれている。
布が風に押されて膨らんでいる。

彼らは遠別の道の駅にまたもやハンドサインではいってゆく。
これまた早めのペースダウンも二台そろって素早い動作だ。
私もと思ったが パーキングにバイクがたくさんいたし躊躇して先を目指す。


みちの駅てしおにきてしまった。
お昼時だが食欲はなく、お店の前のベンチで休んだ。
もうここからは稚内まで70キロくらい。
往復140キロになるし、ここへきて疲労が出てきたこともあり
天塩川をみてそれをゴールと決めた。
道の駅で声をかけてくれたライダーのおじさんに聞くと
すぐそこが河口とのこと。




天塩川は雄大でたおやかに流れていました。

ここでカーナビを自宅にセット。
さすがに眠気と疲労が襲ってきたので
道の駅でこまめに降車して、そのたびにバイクの質問責めと
めずらしくナンパもされたりして、さすがにつかれて
最後は笑顔だけで対応。
厚田のパーキングでソフトクリームをたべて栄養補給。
これがなかなか効いて、元気ももどって
目線もしっかりして無事に自宅に到着。
17時すぎ。507キロ完走。おつかれさまでした~

オロロンライン 海の日のツーリング 初山別へその3

2012-07-16 08:40:38 | 750RS Z2改
初山別天文台へついた。
あれほど遠いと思ってたが、道路事情もよく早くあっというまだった。


ここからのオロロンラインの景観は絶景で、これ以上ないといつも思う。

空に雲の道がある。
海に潮の道が見える。
断崖をねってオロロンラインが美しい。
北が近づくこの地は
雲ははやくも秋の気配だった。

まだ10時。
デッキでブーツも脱ぎ、ゆっくりと休憩。
風防の効果が絶大で疲労が少ない。
風圧の疲れや内臓の冷えからくるダメージが
全然ない。いろいろなことに思いを馳せることができる。
ゆっきり時間をすごして引き返すつもりだった。
売店が開店しご当地クッキーを買い求める。
ポットは空になり、小型のお茶のペットボトルで
水分と糖分を補給する。


オロロンライン 海の日のツーリング 初山別へその2

2012-07-16 08:23:31 | 750RS Z2改

増毛への手前の休憩所でトイレ休憩。
すこしづつ気温も上がり、ホトトギスが朝の歌声をきませてくれた。
東屋は日陰で寒かったので路上で足を延ばす。
トイレが清潔で女性ライダーには気持ちがさがらないで済む。

海岸線沿いの峠を越えれば海はぐんと広がる。
増毛が近づく時の大好きな場所。

留萌への途中でもういちどトイレ休憩。やっぱりまだ寒い。

浜に打ち返す波の音が聞こえていた。


岩山から砂浜へとかわる風景。
北の海ならではの静寂。
以前ここまで足をのばしたのは12年近く前だ。
最後の遠乗りとして稚内を目指したときで
影に映る今の自分になって
まさか再度これるとは当時は思っていなかった。

さらに進むと天売焼尻 利尻富士が視界にはいってくる。
ここからがオロロンラインならではの景観。
雲ひとつない。

苫前の道の駅で休憩。
足湯のデッキから島々を望む。空腹もピークだが
食堂は宿泊者のみ、売店はお菓子しかなくあきらめる。
暖かいお茶をのみ、近づく小鳥に元気をもらって出発。
羽幌で給油して、いよいよ初山別だ。

オロロンライン 海の日のツーリング 初山別へその1

2012-07-15 18:27:54 | 750RS Z2改

長距離を走るために少しずつ準備をしてきた。
布たれ風防、ナビの取り付けアーム変更、ヘルメットにスピーカーの取り付け。
実はナビ以外はCB360T時代の仕様とおなじ。
雨でも冬でもそして長時間一人で走るので風防とステレオを欠かせなかった。
風防は当時と同じものが売っていて通販で購入。
ヘッドホンスピーカーは当時と違ってバイク用もありそれを求めた。
慣れない作業だがホームセンターに工具を買いに行きDIYでがんばった。

当日2時半起床。でも3時半の出発はできず、四時半に出発する。
起床出来うる時間でコースは複数考えていた。
いずれも500キロをめざしたものだった。

走りだすと夏なのに朝はとても寒く、国道五号線を手稲で右折し太陽の日差しがある石狩湾をめざしました。
”目的地を初山別の天文台”にナビをセットして、アクセルをあけてJRの越線橋を駆け上りました。

石狩川を越え美しい朝の風景とともにペースを上げると、
身体を押し戻す風圧なく、巻き込み風のみ。120キロ超でも変わらない。
これならば 行ける。あたたくなれば、かなり行ける。

まずは厚田。まだ五時過ぎだ。しかし寒い。手はかじかむのでポットのお茶で暖をとる。
もちろんバイクはいない。おそらく車中泊だろう車が数台だけ。夏の海をみてプランを立てる。
まずは路面のぬれたトンネル群を乗り切って留萌をめざそう。



朝練

2012-07-07 10:39:57 | 750RS Z2改

週末のこんな朝早くに起きて何をするつもりなのだ。
んなこと決まってるじゃないですか。朝練です朝錬。

昨日は健康診断でバリウムをのんでまだ調子がよくない。
それに今日は午後からまたテレビ会議だ。
いわれたのは昨日の夕方。そりゃあないよ~
でも、いくんだと決めていました。


小樽方向へ五号線で向かい、銭函で給油。
ここでなぜかユーターンしてしまった。
朝の街を見たかったし、やっぱり朝錬たら支笏湖だろう。。


大通公園はお花がいろいろ咲いて、優しい朝を迎えていました。
ベンチも朝見ると並んだ感じがよかった。


支笏湖へ向かう途中のパーキング。ここはトイレモあるし、必ず立ち寄ります。

支笏湖方面からの朝錬組のバイクやスポーツカーが入ってきます。
迫力にちょっとびびって、行こうかどうか考えました。

でもせっかく来たんだし行こうと思い出発。
走りだしてコーナーにはいれば
少しずつ感覚がよみがえり、リアタイヤをどのラインにのせようか考えながら、走ります。


あっという間に支笏湖畔。
とりあえずジョージアしてっと^^;


仕事もあるしすぐに岐路につきました。

帰りもパーキングに寄ったら、ライダーの人が声をかけてくれてお話しました。
優しい人でお話してても安心できました。たのしかったな~。
あとは市内を安全運転で走り自宅に戻りました。


お家の中のエーゲ海

2012-07-01 18:35:51 | その他記事

自分の家の玄関の絵

タイトル 祈りの時

エーゲ海ミコノス島の教会。

リビングにはロードス島の風車


私の亡父は洋画家で 私も小作品を少し所有している。
ヨーロッパやアフリカ、一部中国の風景画があって
わたしはヨーロッパの中でもエーゲ海のものが好きだった。

この絵の取材にいったのはもう40年近く前だと思うが、その風景は色あせない。
子供のころからいつ海外からいつ戻ってくるかわからない父を待ったものだった。
わたしは飛行機が苦手でヨーロッパなどそんな遠い国へいったことはないが、
いつかこの取材場所にはいってみたい。

絵画となった風景は 人の手技でできた画空間で、実写とは違う感動を与えてくれる。
大抵の作品は作成中に見ているが、完成品はすぐに画商が持って行ってしまい
出来上がったものを見る時間は少なかった。
ほとんどがコレクターの手に渡って二度と見ることはできないが
公共の場所にも数点があって、本人はこの世を去ってもその絵は残っている。
自分の絵を見た人がほんの少しでも心が和めれば自分はそれだけでいいといつもそう言っていた。
このシリーズの少し大きなサイズはニューヨークにもある。

Z2を考えるその1 900cc

2012-07-01 15:51:02 | 750RS Z2改

まささんのNinjaとならんだワタシZ2。
Z2で登録されてはいるものの、エンジンはZ1なので900ccカテゴリーになる。
750ccがあまりに非力だったので、乗ってすぐに交換してしまった。

900ccのZは街中でもツーリングでも十分に交通をリードできる実力がある。
しっかり整備されていれば、圧縮の工程を感じることができるくらい滑らかに回る。
この排気量(ピストンは輸入社外品で920CC)は 自分が制御できる最大幅かなと
思っています。もしさらにチューンするとしてもこの900で行きたい、そんな気持ちに
させてくれるエンジンです。
静粛なアイドリング、ヒュルヒュルとなるZ2音。
40年経てもかわらぬZ2サウンドです。