石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

紫式部が見た景色 3

2024-06-01 15:53:39 | Weblog

今回の旅で、紫式部と同じように

大津の石山寺にお詣りをした。

都の貴族たちは観音信仰に基づいて

熱心に石山詣を行ったそうだ。

京の山科から逢坂の関を超えて

打出浜から船に乗り、瀬田川を下って

石山寺に参詣するのが平安時代の標準コース。

私達も この標準コースでお詣りをした。

前の日が大雨で天候がとっても心配だったけど

快晴で 瀬田川遊覧船に乗れて良かった

広々とした青い空と川。

デッキに出て風に吹かれて 気持ちがいい。

紫式部も こんな気持ちで舟に揺られていたのかな。。

打出の浜を船で出発し

瀬田川を下って石山寺のすぐ近くで降りた。

まずは 昼ごはん

石山寺のすぐ近く、日本料理「新月」さんにて。

琵琶湖の初夏といえば やはり鮎!

骨が上手に抜いてあって

頭と一緒に唐揚げにしてあった。

手が込んでて美味しかった。

お腹もふくれたところで

やっと参詣です

 

新緑の向こうに見えるのは牛車。

ここ石山寺は 花の寺と言われるが

このたびの季節は 一面の青楓。

緑が美しく 目に眩しかった。

紫式部は 石山寺に籠って

月を眺めながら「源氏物語」の

着想を得た、というのは有名な話。

平安時代は電気がないから

夜は真っ暗、その中で

煌々と輝く月は とても美しかっただろう。

大河ドラマ効果で たくさんの参詣者。

寺の中に「大河ドラマ館」なるものもある。

 

今夜も「光る君へ」が放映される。

日曜の夜は 食事とお風呂を終えて

のんびりと夫婦で大河ドラマを観る。

小さなことだけど とても幸せな時間だ。

主人公まひろが 石山寺に籠って

源氏物語を書き始めるシーンが

早く来ないかな。

 

舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ

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紫式部が見た景色 2

2024-06-01 12:06:42 | Weblog

紫式部のお墓参りをした後

蘆山寺へ。

京都御所のすぐ東側、

この地で紫式部は過ごしたと言われている。

蘆山寺のお庭を見ながら

ご住職のお話を聴いた。

蘆山寺の庭は 「源氏庭」と呼ばれ、

平安時代の庭をイメージして作られている。

6月から9月末頃まで

紫の桔梗の花が一斉に咲くそうだ。

私達が行ったときは 開花はまだだったので残念。

 

 

 

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紫式部が見た景色 1

2024-06-01 11:21:16 | Weblog

淡交日帰りツアーに主人と参加した。

大河ドラマで脚光を浴びている、

紫式部を巡る旅

京都駅に集合してバス移動。

まずは紫野にある紫式部のお墓を

見に行った。

最初、これがお墓か~と思っていたら

これは「お墓がここにありますよ」という石碑で

実際のお墓は この奥にあった。

紫式部の墓は 小野篁の墓の隣にある。

小野篁は 閻魔様に仕えていて

毎夜、あの世とこの世を行ったり来たりして

地獄行きと極楽行きの判断をお手伝いしていたそうで。

 

「嘘をつく、作り話をする」という罪があり、

フィクション「源氏物語」が大流行して

紫式部は作り話をした、と世間に広く流布してしまった。

紫式部が地獄に落ちないように

小野篁の墓を隣に据えたり、

いろいろな人が加持祈祷したりしたそうで

これを「源氏供養」というそうだ。

なるほど。。。

ツアーのしょっぱなから お墓参りとは面白い。

 

 

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