Kaolu's diary~Leo nahenahe~

ハワイアンシンガーKaoluの日記。Leo nahenaheとはハワイ語で優しく甘い声、の意味。

何もかもはできなくても。

2012-06-22 | Weblog
今日は4時間近くリハーサルで、それはとても充実して楽しかった。
夜は、所属するフラハラウの先生とショーチームが舞浜のクラブイクスピアリでライブショーを
やる日なので、お客さんで見に行こうと思っていた。
クラブのスタッフとも久しぶりに会いたかったし。
でも今週初めになって、首相官邸前での原発再稼動抗議デモに行く先を変えた。ショーはまた行けるから。

ところがリハに集中しすぎて疲れたのか、昨日からの多忙が響いたか、低気圧のせいか
出かける支度中にめまいに何度も襲われる。こんなんじゃデモも京葉線もだめだ。
結局外出は断念。
今日行った方お疲れさまでした。

とても意気消沈。意思があるなら行動しなきゃって思ってたのに。からだ弱い。
でも仕方ない。今夜は身の回りのことをまずやろう。そして考えよう。
夏の交渉ごとをたくさん済ませる(ソファに寝転がってもなんとかできる、ごめんなさい)。
晩ごはんを作る。

まずは今夜よく寝て、この感じをリセットしよう。そして元気になったら、自分以外のひとの
ためにもりもり動こう。


去年の5月、自分が企画した横浜サムズアップでのライブでわたしは「Power」を歌った。
曲の説明で、初めて、ほんとに生まれて初めてポリティカルなことを人前で話した。
原子力発電に頼らない生活を目指そう、今すぐは無理でも、あとに続く世代のために、と。
その時間だけは歌う千倍くらいどきどきしたけど、あの地震の2ヵ月後にそれ以外の心境は
考えられなかった。しかもそこはサムズだ。
そして今。わたしたちの日本はこんな国だっけ? 
こんなことしてたら世界から見放されるよ。こどもたちにどう説明する?
わたしは怒りをパワーに変えるということがほとんどない人生だったので戸惑うけど。
完璧な知識がないことがはずかしくて、ちょっと声が小さくなっていたけど、言うべき
ことは言おう。でも勉強はしていかないとだめだ。深く反省。
そして、福島とか福井とか、の問題じゃない。わたしたちみんなが当事者。
それをせめて再認識する夜。
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