メイキング・オブ・マイマイ新子

映画「マイマイ新子と千年の魔法」の監督・片渕須直が語る作品の裏側。

アフレコ第2日目(後編)

2009年12月03日 23時21分16秒 | mai-mai-making
 ⑩ここで、新子の父・東介役の竹本英史さん登場。
 彼がマイクの前に立って喋りだすなり、モニタースピーカーを聞いていた録音・小原さんが「あ、タケポンだ! タケポン、おーい!」
 以前『アリーテ姫』で端正な騎士ダラボアを演じてもらった竹本さんですが、なんだその頭、ドレッドヘア?

 頼りがいのあるある東介を演じ終わったところで、
監督「もうひとつ演じて欲しい役があるんですけど」
竹本「はいはい、聞いてます。ラジオのアナウンサー」
監督「ちょっと昔のNHKっぽく、型にはまった感じ」
竹本「はいはい、昔のNHKっぽく型にはまった感じ。はい、わかります。『では、ここで主題歌をお送り』ゴホン」
監督「ちょっと台詞の追加があります。その前にこれを付け足してください。『彦八郎の危機に、白馬童子はまだ、間に合わなかった』」
竹本「はい。ヒ・コ・ハ・チ・ロ・ウ・ノ・・・・・・(メモしてる)」
監督「テストお願いします」
竹本「ゴホン! 『彦八郎の危機に、白馬童子はまだ、間に合わなかった。では、ここで主題歌をお送りしましょう』
監督「いいですねえ、昔のNHKっぽい」
竹本「はい」
監督「じゃ、本番行ってみましょう」

 演じ終わって、あわただしく次の現場に向かう竹本氏、調整室をのぞき、
「いやあ、山口が舞台だなんて、おかげで親孝行できます。あの、バス停のところの店、僕の名前付けていただいちゃって」

 あ、実在の有井商店の看板を「竹本商店」にしちゃってた件ですか。

 あれは昔『じゃりン子チエ』のときに主人公・竹本チエちゃんの店であるホルモン焼き屋『チエちゃん』のとなりの店が、当時動画を描いていた浦谷千恵さんの名前をとって『浦谷商店』となっていたのを、裏返したんです。「竹本商店」の竹本はじゃりン子チエちゃんの苗字なのでした。だけど、竹本英史さんが自分の名前だといって喜んでおられるのなら、まあいいや。そういうことにしときます。


 その後、⑪~⑭は新子の遊び仲間の子どもたちの芝居。中嶋君のシゲルも板についてきたし、西原信裕君のミツルもいい感じです。タツヨシの江上晶真君もマイク前にいたのですが・・・・・・タツヨシあまりに無口。タツヨシの本格的な芝居は明日に持越しです。
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