カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

凍み餅(しみもち)

2009年04月10日 | 食・レシピ

凍み餅(しみもち)って皆さん知らないでしょうねぇ。

福島県の農家に江戸時代から伝わっているという

Photo_2 ←こう言うものです。

これ実家の義姉が作った物なんですが

餅の中に、山ゴボウの葉を混ぜて

楕円形に形を作り、冬の寒い時期に干して凍らせて

保存食にしているものです。

暖かくなって農作業が始まる頃、これを食べるわけです。

食べ方は

約一時間くらいたっぷりの水に浸しておくと、ふっくらと柔らかくなりますので

それを、水がたれない程度にしぼり

網か、フライパンで両面を柔らかくなるまで焼いて

Photo

後は、普通のお餅のように

醤油をつけて、海苔を巻いていたべます。

もっちりとした舌触り、草の香り、醤油と海苔の香りが

なんともいえない美味しさでした。

ま、懐かしさもあって、美味しく感じるのかもしれませんけどね。

この餅を作ることは、ここで言うと簡単そうにですが

ヤマゴボウの葉を採って来て、あく抜きをして、餅を搗いて・・・

丸めて、結わいて干して、等々

相当な時間と手間がかかるものと思われます。

私が小さい頃も母が作ってくれたのですが

それを引き継いで、義姉が作っていてくれています。

なので、今でも、懐かしい味があじわえるのです。

とてもありがたいことで、義姉に感謝です。

Photo_3 そんな訳で

←本日の昼食メニューでした~

田んぼの土手で、おやつに食べた思い出もよみがえってきました。

あの頃は、おやつのことを、こじはん(小事飯)と言ってたっけ・・・

う~ん。。。なつかしなぁ・・・

コメント (4)
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