凍み餅(しみもち)って皆さん知らないでしょうねぇ。
福島県の農家に江戸時代から伝わっているという
これ実家の義姉が作った物なんですが
餅の中に、山ゴボウの葉を混ぜて
楕円形に形を作り、冬の寒い時期に干して凍らせて
保存食にしているものです。
暖かくなって農作業が始まる頃、これを食べるわけです。
食べ方は
約一時間くらいたっぷりの水に浸しておくと、ふっくらと柔らかくなりますので
それを、水がたれない程度にしぼり
網か、フライパンで両面を柔らかくなるまで焼いて
後は、普通のお餅のように
醤油をつけて、海苔を巻いていたべます。
もっちりとした舌触り、草の香り、醤油と海苔の香りが
なんともいえない美味しさでした。
ま、懐かしさもあって、美味しく感じるのかもしれませんけどね。
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この餅を作ることは、ここで言うと簡単そうにですが
ヤマゴボウの葉を採って来て、あく抜きをして、餅を搗いて・・・
丸めて、結わいて干して、等々
相当な時間と手間がかかるものと思われます。
私が小さい頃も母が作ってくれたのですが
それを引き継いで、義姉が作っていてくれています。
なので、今でも、懐かしい味があじわえるのです。
とてもありがたいことで、義姉に感謝です。
←本日の昼食メニューでした~。
田んぼの土手で、おやつに食べた思い出もよみがえってきました。
あの頃は、おやつのことを、こじはん(小事飯)と言ってたっけ・・・
う~ん。。。なつかしなぁ・・・
家の伝統を守っていくことは、大変なことなんですよね。
こじはん・・・未だ耳にします。
見たこともありませんが、食べてみたいです!
こじはんと言う言葉も始めて聞きました。
お国言葉はいいですね。
私も、小さい頃の記憶で、ヤマゴボウの葉って良くわからないんです。ゴボッパって言っていたような?
こじはん・・・へー、まだ生きてましたか(^_^)v
そうですよね。農家の保存食ですからね。
解らないのが普通ですよ。
小さい頃ってほんのすう年ですけど良く覚えているものです。
育ちって言うか、そんなものって恥ずかしかったら自慢だったり複雑ですね。