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かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

魚の自己認識の先にあるもの~幸田正典著『魚にも自分が分かる』

2022年01月02日 | 旧ブログ記事(その他)
沖縄のサンゴ礁やアフリカ東部にあるタンガニイカ湖で長年スキューバダイビングによる魚の行動観察をしてきた筆者。

そこではヒトのように魚も『自分が何をしているのかわかっている」のではないかと思わせるほど、「複雑かつ柔軟な行動」をしているのが観察できるという。
そうした行動を魚がなぜしているのか?21世紀に入って脳に関する研究が大転換したのをきっかけに、魚も個体認識をしていて、なおかつ自己認識をしているのではないかと仮説を立て、それを証明していく...

本書の副題には「動物認知研究の最先端」と掲げられているが、まさにその最先端研究ができあがっていく過程を、克明に分かりやすく解説してくれている。

その最先端研究を知ることができるのももちろん有用だが、さらに重要なのは筆者自身「いよいよ人間中心の従来の世界観を見直す時期が来ているのかもしれない」(p.249)と述べているように、魚に自己認識能力があると分かったその先だ。

それがどのようなことなのかは、本書を手に取り最後まで読み進めていけば自ずと分かるに違いない。

総頁数 254ページ

目次
はじめに
第一章 魚の脳は原始的ではなかった
第二章 魚も顔で個体を認識する
第三章 鏡像自己認知研究の歴史
第四章 魚類ではじめて成功した鏡像自己認知実験
第五章 論文発表後の世界の反響
第六章 魚とヒトははいかに自己鏡像を認識するか?
第七章 魚類への鏡像自己認知からの今後の展望
終わりに

引っ越しました

2018年08月16日 | 旧ブログ記事(その他)
ご無沙汰してます。

職を替えてから投稿ペースが鈍り、それでも月に数回は投稿してたのですが、先月2018年7月はゼロ・・・・

その理由は“引っ越し”。

同じ盛岡市内なのですが、ほぼ街中に。

職場からの帰り道は



こんなに素敵な岩手山が見られます!

ようやく落ち着いたので、ふたたび楽しい日常をお伝えできればと思いますf^_^;)

ほだ木デビュー!

2018年04月08日 | 旧ブログ記事(その他)
昨日は今年最初のよ市。

毎年開幕日は、新しく出店するお店を見つけるのが楽しみなのですが、今年はちょっと変わったお店が。

名前は確認していないのですが、買ったのは・・・・



ほだ木。

そうです、きのこの菌を植えた木の切り株。

しいたけの菌が植えられていて一冬こしているので、今年の秋から生えてくるとか。

500円だったのでつい購入。

で、かねうりきちじが買ったのを見て、CM共演者も購入(笑)。

そして、それを見たベアレンの常連さんも購入(笑)。



風通しがよくて、雨にも当たり、しかも直射日光が当たらない場所なんてアパート住まいにはできないため、



手元にあった園芸資材を使ってこんな風に立てかけて・・・・



遮光ネット絵をかぶせました。

これでバッチリ。

今から秋が楽しみです!

立春過ぎの大雪

2018年02月19日 | 旧ブログ記事(その他)
立春が過ぎて今日はもう雨水ですが、今年の盛岡は寒を過ぎても寒さが緩まず、しかも寒いです(T_T)

バレンタインデーは一日大雪で、ひと晩で30センチぐらい積もりました・・・・

その後も少しずつ積もり、土曜日に雪かきをしたら・・・・



玄関先の雪山がこれまでにないくらいの高さにorz

立春過ぎの雪やどか雪は珍しくないのですけど、ここまで寒くて雪の量が多いのはここ十年で初めてかも。

これも松岡修造氏が盛岡に来て去って行ったからでしょうか・・・・・

ハナミズキのみち

2018年02月10日 | 旧ブログ記事(その他)


先週、近所の図書館で“ハナミズキの道”講演会がありました。

ハナミズキのみち』とは、東日本大震災の津波で息子さんを亡くされた陸前高田市の浅沼ミキ子さんの絵本(絵は黒井健さん)。



生きていく上でも、今している仕事をする上でも聴いておかなければと思って聴きました。

悲劇を悲劇で終わらせない、浅沼さんの強い想いと行動力に感動しました。

皆さんにも、ぜひ手にとっていただきたい1冊です。