【「生まれ、学び、働き、家族を守り、老いていく」こうした人生のステージを安心して送れる社会をつくろう】
をメインスローガンに据えた神奈川シニア連合(会員31,377名)第27回定期総会は11月21日(火)13時0分から横浜市の「ワークピア横浜」で代議員、傍聴者、役員、来賓等132名が出席し開催されました。総会は2部構成で開催され2部は新田尊士顧問(横須賀市北下浦地区ボランティアセンター所長)の講演「健康寿命を延ばしましょう」と実技を体験しました。
総会は高橋副会長(自動車総連)の司会で始まり、冒頭に年度内に逝去された歴代の神奈川シニア連合会長であった辰巳昇さん、福田利久さんに黙祷を捧げ、議長団に浅倉(電力総連)三橋(神教協)の両代議員を選出し進行が行われました。
会長挨拶として永井会長(自治労)から「別記」の挨拶がありました。
引き続き連合神奈川柏木会長から
「①日頃連合運動に対し協力への謝意②11月9日開催の連合神奈川大会では、再来年の30周年に向けて発信力の強化・労働運動の社会的価値を高める・情報インフラや役員教育を確認した③来年の統一地方選・参院選は先ずは組織内候補の必勝に頑張る。更に推薦候補が他に取られないようする」等の挨拶を受けました。
来賓挨拶では日本退職者連合・人見会長、神奈川県・安井労政福祉課副課長、横浜市・山本雇用労働課長、国民民主党神奈川県連・雨笠幹事長、全労災神奈川県本部・元重本部長から挨拶を受け、神奈川県労福協・天野事務局次長、中央労働金庫神奈川県本部・高橋都県統括部長、エル・ビー・エー山本代表取締役、神奈川県生協連・丸山専務理事、いこいの村あしがら・石田支配人ワークピア横浜・佐藤様、牧山ひろえ参議院議員秘書・平林様を紹介し、最後に議長から立憲民主党神奈川県連、社民党神奈川県連、川崎市長、相模原市長のメッセージが紹介されました。
議事に入り、経過報告、会計報告を池田事務局長(電力総連)、監査報告を角掛監査(JAM)が報告し承認されました。
引き続き、第1号議案「活動方針(案)」を鈴木副会長(自動車総連)第2号議案「予算(案)」を池田事務局長から提案され、1産別から政策制度要求に積極的に取り組を求める意見があり、確認し採択されました。第3号議案「役員の改選について(案)」(別記)は鯉沼役員選考委員長(運輸労連)が提案し承認されました。更に浅倉総会議長より「スローガン(案)」、加納副会長(UAゼンセン)より「総会宣言(案)」が提案され満場一致で採択されました。
その後、退任される永年役員に感謝状贈呈、新旧役員挨拶があり、臼井副会長(神教協)の閉会挨拶、最後に永井会長の「これ以上社会保障を劣化させないようシニア連合団結頑張ろう」の音頭により参加全員で「団結頑張ろう」を三唱し15時35分に第1部の第27回定期総会は恙なく終了しました。
※活動方針・総会宣言・スローガンはここをクリックください。(PDF有り)
「別記」
永井会長挨拶
幹事会を代表して、皆様にご挨拶申し上げます。
先ず、日本退職者連合の人見会長、連合神奈川の柏木会長をはじめ、ご多忙の中、多くの来賓の皆様にご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。
また、ご出席の代議員の皆様におかれては、産別の取り組みでお忙しい中、また、行楽シーズンの真っ盛りの中、本総会にご出席いただき、大変ご苦労様です。
11月に入っても大変暖かい日が続き、異常気象が未だ継続していると思っていましたが、ようやく晩秋らしい天候となってきました。日本大通りや海岸通りのイチョウ並木も台風15号の影響で半ばあきらめていました紅葉もご覧の通り黄色に染まり、一年で一番美しい風景となっています。
さて、昨日、財務省の財政制度等審議会が来年度予算編成に向けた建議が、麻生財務大臣に提出されましたが、建議は、来年10月の消費税の増税の確実な実施を求める一方、非効率的な増税対策による歳出拡大に警鐘を鳴らしていると、今日の新聞は伝えています。
建議はこの中で、平成の財政運営を、受益の拡大と負担の軽減・先送りを求めるフリーライダー(ただ乗り)の圧力にさらされ、こうした歪んだ圧力に抗いきれなかった時代と位置づけ、2025年度までに国と地方の基礎的財政収支を黒字化する政府の目標を背水の陣で達成するよう求めているようです。
歳出の3分の1を占める社会保障費については、将来世代に負担を先送り状況と指摘しつつ、薬剤の自己負担の引き上げや後期高齢者の窓口負担の引き上げを求めていると伝えています。後期高齢者の窓口負担の引き上げとは,現在1割となっている医療保険の受診料の2割負担であり、介護保険のサービス料の2割負担であります。
そもそも、財政制度等審議会の実態とは、政府の方針をそのまま補強する性格のものであるにしても、この建議はひどすぎます。法人税の減税や非正規労働者の増大に何も触れることなく、年金生活者のみ負担を強いる建議は、到底受け入れることはできません。
今回の定期総会は、神奈川シニア連合が新しく生まれ変わって出発する総会であります。昨年総会において規約改正を行った関係で、役員任期を1年延長しましたので、今年が役員改選の総会となります。後で皆様にお諮りいたしますが、どうか役員の改選については、ご賛同をお願いするとともに、今まで長きに亘って役員に邁進いただきました退任の役員の労苦に惜しみない拍手を頂くとともに、新役員一同に対しましても、今まで同様のご支援を頂くようお願いいたしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。
別記
尚、同日開催された第1回幹事会で互選により常任幹事に笹谷靖博(全駐労)田戸幸男(JP労組)小黒敏行(国公総連)の各氏が選出されました。
をメインスローガンに据えた神奈川シニア連合(会員31,377名)第27回定期総会は11月21日(火)13時0分から横浜市の「ワークピア横浜」で代議員、傍聴者、役員、来賓等132名が出席し開催されました。総会は2部構成で開催され2部は新田尊士顧問(横須賀市北下浦地区ボランティアセンター所長)の講演「健康寿命を延ばしましょう」と実技を体験しました。
総会は高橋副会長(自動車総連)の司会で始まり、冒頭に年度内に逝去された歴代の神奈川シニア連合会長であった辰巳昇さん、福田利久さんに黙祷を捧げ、議長団に浅倉(電力総連)三橋(神教協)の両代議員を選出し進行が行われました。
会長挨拶として永井会長(自治労)から「別記」の挨拶がありました。
引き続き連合神奈川柏木会長から
「①日頃連合運動に対し協力への謝意②11月9日開催の連合神奈川大会では、再来年の30周年に向けて発信力の強化・労働運動の社会的価値を高める・情報インフラや役員教育を確認した③来年の統一地方選・参院選は先ずは組織内候補の必勝に頑張る。更に推薦候補が他に取られないようする」等の挨拶を受けました。
来賓挨拶では日本退職者連合・人見会長、神奈川県・安井労政福祉課副課長、横浜市・山本雇用労働課長、国民民主党神奈川県連・雨笠幹事長、全労災神奈川県本部・元重本部長から挨拶を受け、神奈川県労福協・天野事務局次長、中央労働金庫神奈川県本部・高橋都県統括部長、エル・ビー・エー山本代表取締役、神奈川県生協連・丸山専務理事、いこいの村あしがら・石田支配人ワークピア横浜・佐藤様、牧山ひろえ参議院議員秘書・平林様を紹介し、最後に議長から立憲民主党神奈川県連、社民党神奈川県連、川崎市長、相模原市長のメッセージが紹介されました。
議事に入り、経過報告、会計報告を池田事務局長(電力総連)、監査報告を角掛監査(JAM)が報告し承認されました。
引き続き、第1号議案「活動方針(案)」を鈴木副会長(自動車総連)第2号議案「予算(案)」を池田事務局長から提案され、1産別から政策制度要求に積極的に取り組を求める意見があり、確認し採択されました。第3号議案「役員の改選について(案)」(別記)は鯉沼役員選考委員長(運輸労連)が提案し承認されました。更に浅倉総会議長より「スローガン(案)」、加納副会長(UAゼンセン)より「総会宣言(案)」が提案され満場一致で採択されました。
その後、退任される永年役員に感謝状贈呈、新旧役員挨拶があり、臼井副会長(神教協)の閉会挨拶、最後に永井会長の「これ以上社会保障を劣化させないようシニア連合団結頑張ろう」の音頭により参加全員で「団結頑張ろう」を三唱し15時35分に第1部の第27回定期総会は恙なく終了しました。
※活動方針・総会宣言・スローガンはここをクリックください。(PDF有り)
「別記」
永井会長挨拶
幹事会を代表して、皆様にご挨拶申し上げます。
先ず、日本退職者連合の人見会長、連合神奈川の柏木会長をはじめ、ご多忙の中、多くの来賓の皆様にご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。
また、ご出席の代議員の皆様におかれては、産別の取り組みでお忙しい中、また、行楽シーズンの真っ盛りの中、本総会にご出席いただき、大変ご苦労様です。
11月に入っても大変暖かい日が続き、異常気象が未だ継続していると思っていましたが、ようやく晩秋らしい天候となってきました。日本大通りや海岸通りのイチョウ並木も台風15号の影響で半ばあきらめていました紅葉もご覧の通り黄色に染まり、一年で一番美しい風景となっています。
さて、昨日、財務省の財政制度等審議会が来年度予算編成に向けた建議が、麻生財務大臣に提出されましたが、建議は、来年10月の消費税の増税の確実な実施を求める一方、非効率的な増税対策による歳出拡大に警鐘を鳴らしていると、今日の新聞は伝えています。
建議はこの中で、平成の財政運営を、受益の拡大と負担の軽減・先送りを求めるフリーライダー(ただ乗り)の圧力にさらされ、こうした歪んだ圧力に抗いきれなかった時代と位置づけ、2025年度までに国と地方の基礎的財政収支を黒字化する政府の目標を背水の陣で達成するよう求めているようです。
歳出の3分の1を占める社会保障費については、将来世代に負担を先送り状況と指摘しつつ、薬剤の自己負担の引き上げや後期高齢者の窓口負担の引き上げを求めていると伝えています。後期高齢者の窓口負担の引き上げとは,現在1割となっている医療保険の受診料の2割負担であり、介護保険のサービス料の2割負担であります。
そもそも、財政制度等審議会の実態とは、政府の方針をそのまま補強する性格のものであるにしても、この建議はひどすぎます。法人税の減税や非正規労働者の増大に何も触れることなく、年金生活者のみ負担を強いる建議は、到底受け入れることはできません。
今回の定期総会は、神奈川シニア連合が新しく生まれ変わって出発する総会であります。昨年総会において規約改正を行った関係で、役員任期を1年延長しましたので、今年が役員改選の総会となります。後で皆様にお諮りいたしますが、どうか役員の改選については、ご賛同をお願いするとともに、今まで長きに亘って役員に邁進いただきました退任の役員の労苦に惜しみない拍手を頂くとともに、新役員一同に対しましても、今まで同様のご支援を頂くようお願いいたしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。
別記
尚、同日開催された第1回幹事会で互選により常任幹事に笹谷靖博(全駐労)田戸幸男(JP労組)小黒敏行(国公総連)の各氏が選出されました。