写真:「顔が見えるキッチン」から転載
漢方ドットコムのご相談・サポートで、日々の感じていることをお伝えします。
今年の夏は、目まぐるしく天気がかわり、猛暑と大雨が繰り返されています。
まさに、環境変動への ”地球からの悲鳴” が聞こえるようです。
一方、2019年からの新型コロナ感染症で、ウィルスの変容と同時に私たちの生活も様々に変化しました。
ウィズ コロナとはいえ、第7波で医療体制のさらなる逼迫もいわれますので、がん闘病の方は不安も多いでしょう。
漢方ドットコムでのご相談でも、がんが診断確定された時に、主治医から「在宅緩和治療」を告げられて戸惑う方が多いです。
新型コロナ前は、病院の緩和病棟で入院して緩和ケアをすることも多かったのですが、
医療現場が新型コロナ感染症の対応優先に変わってからは、医療スタッフと病床の確保、
がん患者さんへの感染リスク回避などから、がん緩和病棟の閉鎖や縮小も多くなりました。
末期がんでの在宅医療が推進されている中で、訪問診療や看護、介助などのフォローの態勢は整ってきたようです。
住みなれた自宅ではあっても、体調や病状も変わるなか、ご本人やご家族のケアでの負担や不安は大変なものでしょう。
自宅療養をされる方にとり、「抗がん漢方」がご闘病の支えになりますように、
また私どものサポートが多くの不安の中で、少しでもお役に立てるように願って、お話させていただきます。