一陽来復(いちようらいふく) あわてず・あせらず・あきらめず

"抗がん漢方"をサポートするスタッフがお伝えしていきます。
 れんげ草の花言葉...あなたと一緒なら苦痛が和らぐ

身体を知り・活かす知恵 ー 人体の構造図<末梢神経>

2022-07-15 14:29:16 | 健康

            ◀時事メディカルより ◀時事メディカルより

 

 

末梢神経は、からだのなかの情報を伝達しあうネットワーク

神経系は、中枢神経と末梢神経の大きく2つに分けられ、からだのなかのあらゆる情報を伝達しあうネットワークです。

中枢神経は脳(大脳、小脳、中脳、間脳、橋、延髄)と脊髄からなります。

大脳から脊髄までの、思考をはじめとした高次の機能をつかさどります。

末梢神経は情報を中枢神経に送ったり、中枢神経からの指令を伝えるというはたらきをします。

末梢神経はさらに体性神経と自律神経に分かれます。

前者は知覚や運動をつかさどり、後者は意思とは無関係に内臓のはたらきを調整します。

自律神経には反対の作用をする交感神経と副交感神経があります。

次に、それぞれの作用の一例を示します(⇔の左が交感神経の興奮によるもの、⇔の右が副交感神経の興奮によるもの)。


・瞳孔……拡大⇔収縮

・唾液腺……少量の濃い液分泌⇔大量の薄い液分泌

・末梢血管……収縮⇔拡張

・心拍……促進⇔緩徐

  ※時事メディカル 「家庭の医学・知っておきたい知識」より引用

 

末梢神経障害にはどのようなものがありますか?

末梢神経障害には感覚神経障害、運動神経障害、自律神経障害の3種類があります。
 
がんの治療中に多くみられる「しびれ」は感覚神経障害の自覚症状の1つです。
 

・手足がビリビリ、ジンジンする(感覚がおかしい)

・何かに少し触れただけで痛くてビリッとする(感覚が強い)

・手足に力が入りにくい

・手袋をはめているような感じがする(感覚が鈍い)

など、症状は多岐にわたります。また、

・衣服のボタンが留めにくくなった

・つかんでいた物をよく落とすようになった

・文字が思うように書けなくなった

・うまく歩けなくなった

・つまずくことが多くなった

・飲み込むのが困難になった

などの変化はしびれによって起こっている場合があります。

 

末梢神経障害には他にこのような症状もみられます

・手足が痛い

・手足が燃えるように熱い

・指先が冷える

・腕の感覚がない

・足の裏がふわふわして歩きにくい

・うまく物をつかめない

・口周囲のしびれ

・歯の知覚過敏

・食事がおいしくない

・のどが締め付けられる感じがする

・耳がきこえにくい

・しびれや痛みのため夜眠れない

・便秘、尿が出ない

  ※がん情報サービス「しびれQ&A~がんの治療を始めた人に、始める人に」より引用

 


身体を知り・活かす知恵 ー人体の構造図 <骨格・筋肉>

2022-06-29 10:58:17 | 健康

   ◀時事メディカルより  ◀「使える筋肉 使えない筋肉」 山海堂発行より

 

 

身体のネットワーク

身体が調子のよいときは、全身のネットワークを当たりまえのように使わせてもらっています。

一旦、不調を感じたり、具合いが悪かったり、病院で受診し病名を聴くと、その症状や身体の部位に意識を集中しがちです。

身体のネットワークからも、不調や病気をとらえるのは大切なこと。そのためにも、

1日24時間を....死ぬ時まで、一生懸命に生命活動を支える「自分の身体を知り」「身体を活かして」いきましょう。

 

漢方医学で考える「未病」とは?

2000年以上前の中国の書物『黄帝内経素問』(こうていだいけいそもん)の中に「聖人は未病を治す」と書かれていて、

予防の重要性が既に認識されていたことがわかります。

「未病」とは、発病には至らないものの軽い症状がある状態です。

五臓六腑がつながっているという考えが根本にあり、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方です。

 

いっそう重要な考え方に

最近では外来や検診でさまざまな検査ができるようになり、特に自覚症状がないにもかかわらず検査値異常を指摘されることがよくあります。

生活の質(QOL)は侵されていないが検査値に異常がある未病の場合、その時点で病気を発症させないための治療をしていく

「治未病」(ちみびょう)の考え方が、今後、より重要になってきます。

高脂血症、糖尿病、高血圧なども「未病」の1つと考えることができます。

 

            AERA dot.  朝日新聞より




身体を知り・活かす知恵 ー人体の構造図 <胸部・腹部の内臓>

2022-06-10 17:34:58 | 健康

           写真:時事メディカルより転載

 


胸部・腹部の内臓は、横隔膜によって上部の胸腔と下部の腹腔とに分かれ、それぞれ内面が胸膜と腹膜でおおわれています。

 

胸部内臓のおもなものは心臓と左右の肺で、胸腔の中央を縦隔といい、そこに心臓に血液が出入りする大血管(大動脈、大静脈と肺動脈)、

肺に空気が出入りする気管、左右の気管支、口から食物が通る食道やリンパ節などがあります。

肺と気管、気管支は、鼻・のど(喉頭)とともに呼吸に関係する器官ですから、呼吸器と呼ばれます。

 

腹部内臓には口、食道からはじまる消化管とその他の臓器があります。

消化器は、口から食べた食物を消化し、からだを養うのに必要な栄養を吸収し、食物の残りを糞便として排出するはたらきをする臓器です。

これらには食道、胃、小腸(十二指腸→空腸→回腸)、虫垂、大腸(盲腸→上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸→直腸)と肛門、

肝臓、胆嚢、膵臓などがあります。


その他の内臓には、脾臓や腎臓、尿管、膀胱などの泌尿器があります。腎臓の上には副腎がかぶさっています。

 

 ※時事メディカル 「家庭の医学・知っておきたい知識」より引用


身体を知り・活かす知恵 ー人体の構造図 <循環器系>

2022-06-07 13:17:42 | 健康

           写真:時事メディカルより転載

 


循環器系は、血液の循環する心臓と血管系からなる血液系と、

リンパが毛細リンパ管から静脈に流れ込むリンパ管系とリンパ節からなるリンパ系とに分かれます。

 

血液系では、心臓がポンプの役割を果たします。

血液が動脈を通じて全身の組織のすみずみまで送り込まれ、静脈を通って心臓まで戻ります。

こうして、動脈から組織が生きてゆくために必要な酸素や栄養、ホルモンなどが全身にゆきわたり、同時に組織のなかに生じた老廃物を静脈が心臓まで運び、

肺や腎臓から体外に排出します。

 

リンパ系は毛細リンパ管網という細い管から始まります。

これはリンパ管、リンパ節につながり、胸管という太いリンパ管に合流して首の下方の静脈に開いています。

リンパは脂肪を吸収する小腸をはじめとして全身の臓器、組織のすきまにあって、ゆっくり流れている無色のたんぱく質とリンパ球に富む液体です。

また、リンパ節は濾過器の役目をし、リンパ系のなかに入った細菌や異物は、リンパ節にとらえられます。

リンパ節はしばしば細菌とのたたかいのために炎症を起こしますが、それはこのようにしてからだのあちこちで炎症が起こることを防いでいるからなのです。

 

 ※時事メディカル 「家庭の医学・知っておきたい知識」より引用


身体を知り・活かす知恵 ー 経絡・経穴・ツボ(2)

2022-05-17 10:16:28 | 健康

 陰陽五行図   背中のツボ   

 

エネルギーの通り道が経絡

六臓六腑が正常に働くために、必要なエネルギー(東洋医学では「気血」という)を供給する循環経路を経絡といいます。

経絡は六臓六腑に1つずつ、つまり12あります。そして肺経、心経などというぐあいに、それぞれ臓腑の名がついています。

この経絡のエネルギーは、初めは肺の臓をめぐる肺経から始まり、次に大腸経へ流れ、さらに胃経に流れていきます。

このようにして全部の経絡を流れて、もとの肺経へもどります。

経絡には、このほか、身体の前面と背面の中央を走る任脈、督脈の2つがあります。

この14の経絡をエネルギーがとどこおりなく流れていれば、身体は健康です。しかし、これがとどこおってうまく流れなかったり、

過剰に流れすぎたりすると、六臓六腑に支障がおこり、身体の調子が悪くなったり、病気になると考えます。

 

経絡の急所がツボ

経絡には、経穴(ツボ)が並んでいます。穴といっても、別に身体に穴があいているわけではなく、重要なところという意味です。

つまり経穴は、「経絡上の重要なところ」をさし、全部で365あるといわれます。

これは、自然界の1年365日になぞらえているのです。

内臓やその他の組織の機能に異常があると、それぞれに関連のある経絡にツボ反応があらわれます。

たとえば、圧痛、こり、しこり、冷え、ほてりなどの反応です。

そしてこの反応をうまくとらえて上手に活かすのが、ツボ治療なのです。

 

※『芹沢勝助の絵で見る 特効ツボ』(主婦と生活社 刊)より引用