PADIのEFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)講習を受けてきました

今日は、以前から取得を目指していた、PADIのEFR(エマージェンシー・ファースト・
レスポンス)の講習を受けてきました。そう、海に行ったのに、海には潜らなかったのです^^;

集合時間も講習場所もいつもお世話になっているお店。
今日は丸一日、教本のお勉強、DVDでの映像確認、人形を使ってエマージェンシーレスポンダー
として実施訓練、を繰り返しました。
途中休憩を挟みましたが、だいたい4時間半くらいの講習になります。
最後に確認テストを受け、無事にライセンス発行となります。
今回PADI発行のライセンスカードになりますが、ダイバーでなくても、このライセンスは受講できます。
ちなみに、私はPADIのRED(レスキューダイバー)取得を目指しており、その際、このEFRのライセンスが
必須になるので、今回受講しました。
○傷病人を発見時、エマージェンシーレスポンダーの基本的な動作と流れは以下のようになります。
※呼吸なし、意識なし の場合
傷病人を発見
↓
まず身の安全を確認する。周囲の状況、問題なし。安全である
↓
バリアを装着(感染防止の手袋)
↓
傷病人の傍らに座り、名を名乗る
・私は○○というものです
・私はエマージェンシーレスポンダーです
・私はあなたを助けることができます。救助してよろしいですか
ここで、yesの返答があれば救助作業を続行する。
拒否されたら救助作業は行わない。救急車の手配に移る
返答がない場合は、暗黙の了解と受け取り、救助作業に移る
↓
指をすぼめて、肩の先、または鎖骨がでっぱった部分を叩き、声をかける
「もしもし、大丈夫ですか」
↓
反応がなければ「意識なし」
↓
そばに人がいるなら、救急車の手配と、あればAEDを持ってきてもらうことを依頼する
↓
ヘッドチルト、チンリフトして、気道確保を確認する
↓
耳を口元にあて、呼吸を確認。自分の顔は、傷病人の半身に向け、呼吸による胸の上下運動があるかどうかを確認する
↓
呼吸がなければ、レスキュー呼吸を開始。
まず口元にバリアシートを置き、傷病人の鼻をつまみ、ヘッドチルト、チンリフトした状態で、
人工呼吸を行う。人工呼吸で息を入れ終えたら、つまんだ鼻を解除する。
再度鼻をつまんで人工呼吸を行い、終えたら、つまんだ鼻を解除する
↓
続いて心臓マッサージ。傷病人の左右の乳頭を直線で結び真ん中に自身の手のひらを置き、
は両膝を地面につけ、自身の上半身が傷病人の真上にくるような状態にしたら、腕を直線にして、
マッサージを行う。体重をかけて行わないと、肋骨があるので、効果が薄い。このマッサージは、30回
連続で行う
↓
再びレスキュー呼吸
↓
再び心臓マッサージ
↓
救急車が到着するまで、これを繰り返す
AEDが到着したら、CPR作業の途中であっても、AED使用に切り替えます。
電源ボタンを押し、音声に従うだけ。
注意事項は、傷病人の服を脱がす、貴金属類が胸部分にあったら外す、
AEDで電気を流す経路が濡れていたら拭き取る、の3点。
○反応・意識はないが、正常に呼吸している場合には、
激しい出血、ショック、脊髄損傷の有無を確認します。
いずれも「無し」の場合は、回復体位(もっとも負担の少ない体位)に移行させます。
片腕を上に上げ、上げた腕の側に自分が位置し、上げてない方の腕と足を掴んで
自分方向に顔が向くように横にし、足膝を伸ばして下半身を安定させ、
上げてない方の腕を折り曲げて頭の下に配置させます(図がないとわかりませんよね^^;)
さてエマージェンシーファーストレスポンスでは、
一次ケア(CPR)と二次ケア(ファーストエイド)の二種類のスキルを勉強します。
一次ケアに移る前に、一次評価を行います。
一次評価では、心臓のトラブル、呼吸困難、気道閉塞、激しい出血、ショック状態、
脊髄損傷など、命に関わる状態かどうかの判断を行い、エマージェンシーレスポンダーは、
一次ケア(CPR)を施すことで、仮死状態の傷病人に対して、蘇生を試みます。
※CPR=CARDIO(心臓)、PULMONARY(肺)、RESUSCITATION(蘇生)
だいたいこんな感じです。
あと、アメリカではグッド・サマリタン法という、
救助の手を必要としている人を自主的に助けようとする個人を保護する法律があり、
免責が付与されます。日本でも「善意に法的責任はなし」の理念が法制化されているので、
・エマージェンシーレスポンダーとして訓練を受けた範囲内でのケアを行う
・助けても良いか許可を得る(暗黙は許可)
・誠実に行動する
・無謀な行動や不注意な行動はとらない
・慎重に行動する
・いったん始めた手当は放棄しない
を行動をとれば、適用されます。
安心しました。
とまあ非常に世のため人のためになるスキルですので、座学だけで終わらせるのではなく、
もしこのような事態に遭遇したら、怖がらず、勇気を持って、エマージェンシーレスポンダーとして
行動をとりたいと思います。
覚えたスキルを忘れないためにも、私は週に一度、この講習の内容を練習し、
スキルの維持に努めます。はい、ミッションステートメントに追加しました^^;
講習後は港の食堂で遅いランチを食べ、帰宅しました。
次、潜水しに行くときまでにはライセンスカードができあがっているとのこと。楽しみです。


今日は、以前から取得を目指していた、PADIのEFR(エマージェンシー・ファースト・
レスポンス)の講習を受けてきました。そう、海に行ったのに、海には潜らなかったのです^^;

集合時間も講習場所もいつもお世話になっているお店。
今日は丸一日、教本のお勉強、DVDでの映像確認、人形を使ってエマージェンシーレスポンダー
として実施訓練、を繰り返しました。
途中休憩を挟みましたが、だいたい4時間半くらいの講習になります。
最後に確認テストを受け、無事にライセンス発行となります。
今回PADI発行のライセンスカードになりますが、ダイバーでなくても、このライセンスは受講できます。
ちなみに、私はPADIのRED(レスキューダイバー)取得を目指しており、その際、このEFRのライセンスが
必須になるので、今回受講しました。
○傷病人を発見時、エマージェンシーレスポンダーの基本的な動作と流れは以下のようになります。
※呼吸なし、意識なし の場合
傷病人を発見
↓
まず身の安全を確認する。周囲の状況、問題なし。安全である
↓
バリアを装着(感染防止の手袋)
↓
傷病人の傍らに座り、名を名乗る
・私は○○というものです
・私はエマージェンシーレスポンダーです
・私はあなたを助けることができます。救助してよろしいですか
ここで、yesの返答があれば救助作業を続行する。
拒否されたら救助作業は行わない。救急車の手配に移る
返答がない場合は、暗黙の了解と受け取り、救助作業に移る
↓
指をすぼめて、肩の先、または鎖骨がでっぱった部分を叩き、声をかける
「もしもし、大丈夫ですか」
↓
反応がなければ「意識なし」
↓
そばに人がいるなら、救急車の手配と、あればAEDを持ってきてもらうことを依頼する
↓
ヘッドチルト、チンリフトして、気道確保を確認する
↓
耳を口元にあて、呼吸を確認。自分の顔は、傷病人の半身に向け、呼吸による胸の上下運動があるかどうかを確認する
↓
呼吸がなければ、レスキュー呼吸を開始。
まず口元にバリアシートを置き、傷病人の鼻をつまみ、ヘッドチルト、チンリフトした状態で、
人工呼吸を行う。人工呼吸で息を入れ終えたら、つまんだ鼻を解除する。
再度鼻をつまんで人工呼吸を行い、終えたら、つまんだ鼻を解除する
↓
続いて心臓マッサージ。傷病人の左右の乳頭を直線で結び真ん中に自身の手のひらを置き、
は両膝を地面につけ、自身の上半身が傷病人の真上にくるような状態にしたら、腕を直線にして、
マッサージを行う。体重をかけて行わないと、肋骨があるので、効果が薄い。このマッサージは、30回
連続で行う
↓
再びレスキュー呼吸
↓
再び心臓マッサージ
↓
救急車が到着するまで、これを繰り返す
AEDが到着したら、CPR作業の途中であっても、AED使用に切り替えます。
電源ボタンを押し、音声に従うだけ。
注意事項は、傷病人の服を脱がす、貴金属類が胸部分にあったら外す、
AEDで電気を流す経路が濡れていたら拭き取る、の3点。
○反応・意識はないが、正常に呼吸している場合には、
激しい出血、ショック、脊髄損傷の有無を確認します。
いずれも「無し」の場合は、回復体位(もっとも負担の少ない体位)に移行させます。
片腕を上に上げ、上げた腕の側に自分が位置し、上げてない方の腕と足を掴んで
自分方向に顔が向くように横にし、足膝を伸ばして下半身を安定させ、
上げてない方の腕を折り曲げて頭の下に配置させます(図がないとわかりませんよね^^;)
さてエマージェンシーファーストレスポンスでは、
一次ケア(CPR)と二次ケア(ファーストエイド)の二種類のスキルを勉強します。
一次ケアに移る前に、一次評価を行います。
一次評価では、心臓のトラブル、呼吸困難、気道閉塞、激しい出血、ショック状態、
脊髄損傷など、命に関わる状態かどうかの判断を行い、エマージェンシーレスポンダーは、
一次ケア(CPR)を施すことで、仮死状態の傷病人に対して、蘇生を試みます。
※CPR=CARDIO(心臓)、PULMONARY(肺)、RESUSCITATION(蘇生)
だいたいこんな感じです。
あと、アメリカではグッド・サマリタン法という、
救助の手を必要としている人を自主的に助けようとする個人を保護する法律があり、
免責が付与されます。日本でも「善意に法的責任はなし」の理念が法制化されているので、
・エマージェンシーレスポンダーとして訓練を受けた範囲内でのケアを行う
・助けても良いか許可を得る(暗黙は許可)
・誠実に行動する
・無謀な行動や不注意な行動はとらない
・慎重に行動する
・いったん始めた手当は放棄しない
を行動をとれば、適用されます。
安心しました。
とまあ非常に世のため人のためになるスキルですので、座学だけで終わらせるのではなく、
もしこのような事態に遭遇したら、怖がらず、勇気を持って、エマージェンシーレスポンダーとして
行動をとりたいと思います。
覚えたスキルを忘れないためにも、私は週に一度、この講習の内容を練習し、
スキルの維持に努めます。はい、ミッションステートメントに追加しました^^;
講習後は港の食堂で遅いランチを食べ、帰宅しました。
次、潜水しに行くときまでにはライセンスカードができあがっているとのこと。楽しみです。


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