福田ますみ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」
平成15年6月、福岡県のある小学校教師による生徒へのいじめが、新聞で報道された。
そのいじめの内容とは。。。
・アメリカ人の血を引く生徒に対し、「血が穢れている」という言葉を浴びせ、精神的なショックを与えた
・日常的に暴力・虐待を行った。生徒は出血をするなど、さまざまな外傷を受けた
・虐待によって、生徒はPTSD(心的外傷後ストレス障害)になった。生徒は教師の姿を目にしただけで、嘔吐・腹痛・精神不安定となった
・教師は生徒に自殺を強要した
新聞や雑誌などでセンセーショナルに報道されたこの事件、私も記憶に残っている。
当時は「極悪非道な教師もいるものだな」と思っていたのだが、先日読んだ週刊誌にたまたまこの著書が紹介されていて、先週末に購入し、先ほど読み終えた。
読後感は、タイトルどおり、事件はまさに「でっちあげ」だ。
虚言癖を持つ両親が、学校に執拗に「苛め」を訴えかける。学校側は訴えを調べもせずに謝罪を繰り返す。両親の要求はエスカレートし、教師はついに停職に追い込まれる。しかし事件は沈静化せず、全国紙にも取り上げられ、教師は「殺人教師」に仕立て上げられる。そしてついには民事訴訟となる。
教師本人は体罰もいじめも虐待も行っていないにもかかわらず、自分が極悪人として世間に認識されていくというのは、まさに悪夢である。
大変気の毒に思うけど、事実よりも謝罪して丸く治めようとする傾向の強い日本らしい事件かもしれない。
ところが、法廷で次々と原告側の主張の嘘が明らかになってくる。
原告側の化けの皮が次々とはがれていく公判の箇所は、読んでいて痛快でもある。
事件は、朝日新聞が火をつけ、週刊文春と西日本新聞が油を注いだ。
著書には、記者の実名も記述してある。裏も取らずに報道する姿勢はいただけない。
それとこの本を読んでいると、被害者が一方的に騒ぎ、内容の検証もせずにとにかく謝罪と賠償を政府に声高に要求する-歴史認識論争の報道と同じ構図のように思えた。
最後に著者の言葉を引用したい。
子供は善、教師は悪という単純な二元論的思考に凝り固まった人権派弁護士、保護者の無理難題を拒否できない学校現場や教育委員会、軽い体罰でもすぐに騒いで教師を悪者にするマスコミ、弁護士の話を鵜呑みにして、かわいそうな被害者を救うヒロイズムに酔った精神科医。そして、クレーマーと化した保護者。
結局、彼らが寄ってたかって川上(教師)を、"史上最悪の殺人教師"にデッチ上げたというのが真相であろう
原告側に、人権派弁護士が550人もついたというのはびっくり。
みっともない^^;
平成15年6月、福岡県のある小学校教師による生徒へのいじめが、新聞で報道された。
そのいじめの内容とは。。。
・アメリカ人の血を引く生徒に対し、「血が穢れている」という言葉を浴びせ、精神的なショックを与えた
・日常的に暴力・虐待を行った。生徒は出血をするなど、さまざまな外傷を受けた
・虐待によって、生徒はPTSD(心的外傷後ストレス障害)になった。生徒は教師の姿を目にしただけで、嘔吐・腹痛・精神不安定となった
・教師は生徒に自殺を強要した
新聞や雑誌などでセンセーショナルに報道されたこの事件、私も記憶に残っている。
当時は「極悪非道な教師もいるものだな」と思っていたのだが、先日読んだ週刊誌にたまたまこの著書が紹介されていて、先週末に購入し、先ほど読み終えた。
読後感は、タイトルどおり、事件はまさに「でっちあげ」だ。
虚言癖を持つ両親が、学校に執拗に「苛め」を訴えかける。学校側は訴えを調べもせずに謝罪を繰り返す。両親の要求はエスカレートし、教師はついに停職に追い込まれる。しかし事件は沈静化せず、全国紙にも取り上げられ、教師は「殺人教師」に仕立て上げられる。そしてついには民事訴訟となる。
教師本人は体罰もいじめも虐待も行っていないにもかかわらず、自分が極悪人として世間に認識されていくというのは、まさに悪夢である。
大変気の毒に思うけど、事実よりも謝罪して丸く治めようとする傾向の強い日本らしい事件かもしれない。
ところが、法廷で次々と原告側の主張の嘘が明らかになってくる。
原告側の化けの皮が次々とはがれていく公判の箇所は、読んでいて痛快でもある。
事件は、朝日新聞が火をつけ、週刊文春と西日本新聞が油を注いだ。
著書には、記者の実名も記述してある。裏も取らずに報道する姿勢はいただけない。
それとこの本を読んでいると、被害者が一方的に騒ぎ、内容の検証もせずにとにかく謝罪と賠償を政府に声高に要求する-歴史認識論争の報道と同じ構図のように思えた。
最後に著者の言葉を引用したい。
子供は善、教師は悪という単純な二元論的思考に凝り固まった人権派弁護士、保護者の無理難題を拒否できない学校現場や教育委員会、軽い体罰でもすぐに騒いで教師を悪者にするマスコミ、弁護士の話を鵜呑みにして、かわいそうな被害者を救うヒロイズムに酔った精神科医。そして、クレーマーと化した保護者。
結局、彼らが寄ってたかって川上(教師)を、"史上最悪の殺人教師"にデッチ上げたというのが真相であろう
原告側に、人権派弁護士が550人もついたというのはびっくり。
みっともない^^;