鰹節のある暮らし①
今、鰹節を削って出汁を取っている人は、少ないと思いますが、からだの事や、健康に意識を向けている人が、
出汁を何にしようか考えた時に、最後に行き着く先は、鰹節ではないでしょうか。
鰹節を選ぶのに迷っている方!
今まで使ってきたけどもう1本揃えたいと考えている方!
市場にはあまりない、こだわりの本物の鰹節「本枯れ本節 二年物」を使ってみては如何でしょうか!?
本枯れ本節二年物 雄節
本枯れ節とは、
カビが付きやすいよう荒節の表面のタール部分を削り、形を整えます。
この状態の節を「裸節」と言います。
裸節にカビ付け・乾燥を最低2回繰り返したものが「枯節」です。
カビ付けの手前まで(3週間ほど)で終えたかつお節を「荒本節」と呼びます。
枯節を更に、カビ付けと天日干しを6ヶ月以上繰り返すことによって、さらに熟成させたものを
本枯れ節」と言います。
鰹節の最高級品として位置づけられ、主に高級料亭などに使われるのが本枯れ節です。
雄節とは、
鰹節には雄節と雌節がありますが、雄節は背中側、雌節は腹側を原料として作った節の事を言います。
背中側を原料とした雄節は、筋肉が多く脂肪分が少ないため、透明で濁りのない澄んだ上品な出汁がとれます。
そして、
本枯節の中でも更に熟成と乾燥が極限まで進み製造から二年以上経過したものが「本枯本節二年物」です。
産地での製造から二年以上経過するまでの長期間にわたり、乾燥と熟成を進めることで、
鰹節に含まれる水分がさらに蒸発していき、旨味成分が極限まで凝縮されていきます。
同時に、雑味の原因となる脂肪分が分解されて、雑味がほとんどない上品かつ旨味の
詰まった味わいへと変化していきます。
通常の本枯節よりも、鰹節本来の旨味が強く、 それでいて素材の持ち味を邪魔しない上品さを
兼ね備えたクセの少ない味わいに育っていきます。
削りたてをそのまま食べると、
口の中でほろっと溶けるような食感とともに、余計な雑味のない鰹節本来の凝縮した旨味が広がります。
また、だしをとっても、素材の繊細な風味を邪魔するような魚臭さがなく、とくに和食用のだし・蕎麦つゆ用の
だしには最適の鰹節です。
もともと生産量が少ない本枯節から、二年物にまで熟成させるに足る上質な原料を選び抜き、さらに手間ひまかけて
熟成させていくからこそ、究極であり、幻の鰹節とも言われています。
ご購入はこちらから→本枯れ本節 二年物 雄節
削り器が2種類あります。