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森から考える暮らしのデザイン!!

森の癒しの小屋・フォレストドームプロジェクト

ポタジェ(Potager)

2011-06-23 | その他
先週、パーマカルチャーガーデンの参考にとガーデンチームで「Clare Home&Garden」を訪れました。その際、そこを管理しているガーデナーから、食べられる庭を考えているなら、「Barnsley House Garden」のポタジェ(Potager)が参考になると教えていただきました。

早速ネットでいろいろと調べてみました。
ウィキペディアによると、
「ポタジェ(potager)またはジャルダン・ポタジェ(jardin potager)とは、家庭菜園を意味するフランス語であり、果樹、野菜、ハーブ、草花などを混植した実用と鑑賞の両目的を兼ね備えた庭である」
とある。


バーンズリー・ハウス・ガーデンは英国を代表するガーデンで敷地全体の中にいくつもの特徴のあるガーデンが配置されています。
平面図にあるように、ノットガーデン、キングサリの小径、ライムウォーク、テンプルなどが有名のようです。
それぞれ特徴のあるガーデンが繋がり、全体として素晴らしいガーデンになっています。

そんなガーデンの一画にポタジェがあります。
イングリッシュ・ガーデンは見せることを第一の目的につくられているように思われますが、ポタジェは食べることも目的にしています。

ここのポタジェは、バーンズリー・ハウス・ガーデンをつくりあげたローズマリー・ヴェアリーさんご自慢の庭であったようです。
全体で150坪ほどのポタジェは、十字のガーデン・パス(通路)で四つの正方形の区画に分けられた、シンメトリーでフォーマルなデザインをしています。


ただ単に食べることを目的とした菜園では面白くない。そこに美しさやコミュニティといった価値もあるガーデンづくりがパーマカルチャーのガーデンづくりなのだと思います。

ポタジェという言葉は、パーマカルチャーを学んでいたときには出てこなかった単語だけれども、パーマカルチャーガーデンのあり方と通ずる所があるように感じました。そして、イングリッシュ・ガーデンはパーマカルチャー・ガーデンとは違う世界のガーデンと思っていましたが、ポタジェがあることを知り、大いに今後の参考にしてゆこうと思いました。

大庭園はつくれないけど、趣味と実用を兼ねてポタジェをつくるという選択肢は都会でのパーマカルチャーガデンづくりには充分あり得ますね。
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