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森から考える暮らしのデザイン!!

森の癒しの小屋・フォレストドームプロジェクト

落葉集め&堆肥づくりしました

2011-12-22 | サイキンノカミオ
12/18(日)、2011年最後の作業として、落葉集め&堆肥づくりをしてきました。

11時頃、現地についたので、午前中は落葉を入れるための堆肥場をつくりました。
この時期は風が強いのでしょうか。昨年程ではありませんが、風が吹いていました。ペットボトルでつくった雨量計には5cm程しか水が溜まっていませんでした。
良く乾燥しているおかげで、焚火の火は簡単につきました。

お昼を挟んで午後からは落葉集め。今回も敷地南側崖下の道路に溜まった落葉を集めます。約2時間の作業でガラ袋10袋分を堆肥場に入れました。
このくらいの作業であれば軽い適度な運動といった感じです。
運動ができて、堆肥ができて、道路もきれいになる。なかなか充実感もあります。
3時のおやつに食べようとホイルに包んださつまいもを火の中に入れておいたら、ほとんど炭になってしまいました。大失敗でした。


落葉集め作業中


落葉集め作業後、散髪後のようにすっきり、きれいに!


今回、下側に2段目の堆肥場をつくりました。


右側が今回集めた落葉、左側が昨年の落葉、だいぶ土に近づいているのがわかる。

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コンポストトイレ外観完成!

2011-12-03 | サイキンノカミオ
ここのところ、週末になると雨が降ったり、用事が入ったりで、なかなかカミオに行けていませんでしたが、11/26(土),27(日)とカミオで作業をしてきました。

作業内容はコンポストトイレの入口扉と屋根づくりです。
前回までの作業でだいたいの外壁づくりまで終了していました。
 
こんな感じです。コンポストトイレ小屋は森の中にひっそりと佇んでいます。
手前の丸太は今回使う屋根用のものです。
長さ2m、これを半割りにして屋根に並べてゆきます。

半割り丸太を屋根に並べただけでは、雨が降ると中に入ってきます。
基本的にカミオには晴れた日にしか行かないので、これで使用上はOKですが、材木の耐久性を考えると、将来的に波板鉄板を屋根に葺こうかと考えています。

荒削りではありますが、そこそこちゃんとした小屋ができたのではないかと思っています。
とりあえず、コンポストトイレ外観完成!祝!!

イメージが”かたち”になる時、至福の時です。

材木はほぼ全て敷地内で調達したヒノキ材を使っています。ここまでの作業、人件費以外でかかったのは木用ビスと入口扉に使った丁番2枚くらいです。

道具はいろいろ取り揃えました。
ノコギリ、ノミ、カナズチ、サシガネ、タガネ、インパクトドライバ、ナタ、メジャー、スコップ、道具入れ、作業着、作業靴などなど、作業するにはたくさんの道具が必要になります。

カミオに泊まるとなると、キャンプ道具も必要となります。
テント、寝袋、水缶、照明器具、食べ物、、、

1泊2日のキャンプ&作業にもだいぶ慣れてきました。
最初の頃はキャンプ&作業をこなすことで精一杯だったのですが、最近、少し周りを見回す余裕が出て来た感じがします。
次に必要な事、すべきことが、だんだん見えて来たような。
やはり、「継続は力」ですかね。

キャンプファイア周りの調理設備が貧弱なので、テーブルをつくろうという意見も出ています。
その前に、コンポストトイレの内部を仕上げてトイレを使えるようにしなければなりません。
道具を入れておく小屋を早くつくりたいという意見もあります。

この5角形が小屋建設予定地です。まずは整地の必要あり。
夏にはハンモックで昼寝をしたいという要望も。。。

あせらず、ひとつひとつこなして行きたいと思います。
では、また次回。
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台風15号の惨禍

2011-10-04 | サイキンノカミオ
2011年9月21日午後、風速25m/s以上の暴雨風域を伴った台風15号が浜松に上陸し、一日で日本列島を縦断して通り抜けてゆきました。
この台風15号は日本列島を直撃したこともあり、各地に甚大な被害を及ぼしました。カミオも例外ではありませんでした。

先日、台風の後、初めてカミオ敷地を訪れてみると、ご覧の通り、大木がなぎ倒されていました。倒れていたのは敷地の中でも立派な幹を持ち、シンボルツリーにしようと考えていたコジイを始め、同じような枝振りのコジイが計4本とコナラ1本、その他、大きく枝が折れているコジイが3本などという状態でした。

倒れた樹木の向きから推定すると、風は東南方向から吹いていたことが解ります。
敷地の中央に南側の大井川の景観を楽しむ為に樹木が切られている場所があり、その付近の樹木が集中して倒されているのを見ると、その部分が風穴として風が集中してしまったのかなと考えることも出来ます。

倒れた木は敷地尾根付近にあったコナラがほとんどでした。根こそぎ倒れた根の部分を見てみると、根が浅いことが観察できます。樹高に対して根が小さい。自然の洗礼を受けてしまったという感じがします。

コジイの倒れた跡には大きな空が広がっていました。以前に比べ数倍も陽当たりが良くなっています。林の景色が一変してしまったような印象もあります。
コジイの倒れた付近は計画では果樹園にしようかと考えていたところなので、一気にその環境が整ったとも考えられるし、枝振りの良い立派なコジイが無くなってしまって残念という思いもあります。

今年は地震、津波、台風、土砂災害などの自然現象が猛威を振るっています。日本ではこのような自然現象があることを前提に場所づくりを考えてゆかねばなりません。そして、今回の台風で、この場所でこの程度の被害が出たということを、場所の記憶として伝えてゆかなければならないなと思いました。

倒木の処理には時間がかかりそうです。道をふさいでいて不便な所もありますが、みなさまにも台風被害の状況を見ていただきたく、当面はこのままにしておこうかなと思っております。
  

幸い敷地の上半分の小屋を建てようと思っている場所は倒木など無く、作業を進められる状態なので、こちらの作業を優先させてゆく予定です。
とりあえず、コンポストトイレの壁が立ち上がってきました。

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半割り丸太の壁柱

2011-09-16 | サイキンノカミオ
9/15(木)9:00~17:00までカミオで作業をしてきました。
コンポストトイレづくり、少しづつ進んでおります。

先日の台風の影響かと思われるのですが、敷地の中にある高さ10mくらいのアベマキの木が一本倒れており、小径をふさいでいました。森の中で倒木はよく見かけます。小屋とかに倒木が直撃すると危ないので、倒れそうな木は倒れる前に切ってしまった方が安全と思います。倒れそうな木など、よく観察することが大切と思いました。

さて、本日の作業は、コンポストトイレの柱用に皮むきをしておいたヒノキを切り出すところから始まりました。
皮むきをした当初は木肌がみずみずしくキラキラ光っていたものが、一ヶ月経つとご覧のとおり乾燥してきて黄色だっだものが白っぽくなって来ています。

一ヶ月では、まだまだ水分が抜けておらず、切っても水分が含んでいる感じがよくわかり、木材も重量感があります。

皮がまだ残っている所を皮むきしてみると、キラキラした面が出てきました。
前回皮むきしたときはみずみずしかった面が、今回はベタベタとします。水分の供給が途絶え、樹液か濃縮したのでしょうか。手とか刃物に樹液がベタベタとついて来てあまり良い感じではありません。

やはり1年間じっくりと乾燥させてから切るのが基本ですが、今回は待ちきれませんでした。

切った材木は直径10cm、長さ3m位の大きさであれば人ひとりでなんとか斜面を持って上がれます。
やっとの思いで敷地上部まで6本のヒノキ材を取り揃えたところでお昼となりした。


午後からは柱を土に埋込む為、柱の先端を削る作業をしました。
カミオの敷地には電気などありませんので、手作業で行うのが基本です。
私はノコギリで、もう一人は斧で先端を削ってみました。これが思った以上に時間がかかります。1本あたり、40~60分くらいかかってしまいました。途中、電ノコがあれば、と何度思ったことか。効率の悪い疲れる作業はなるべくしなくて済むよう仕様を変更しなければなりません。

今回つくる半割り丸太の壁柱は柱の下端を土に埋込みます。予め設置位置に穴を開けておき、そこに柱を入れる計画です。

半割り丸太の壁柱は、すでに半割り丸太が準備されていたので、柱を2本並べ、そこに半割り丸太を釘で順番に打付けてゆくだけで簡単に快適に作業ができました。
一気にかたちができあがる作業は快適だし、作業が楽しい。そこに至るまでの地道な作業があってこその作業でもあるのですが。地道な作業を楽しい作業に改善してゆくことも考えてゆかねばなりません。

壁柱は地面の上であっという間に組み上がり、いよいよ壁柱として地面と垂直に立ててみました。丸太をふんだんに使っているだけあって重量感があります。
本日の成果ということで、こんな感じになりました。
 
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皮むき間伐体験しました

2011-08-17 | サイキンノカミオ
先日、カミオで皮むき間伐体験をしてみました。
皮むき間伐は簡単な間伐の方法として最近注目されているようです。

スギ、ヒノキは4~8月の間だけ、皮がするっと剥けるそうです。
木の生きている部分が皮の周囲だけなので、木は皮を剥がされると立ち枯れします。葉も落ちるので間伐したのと同じように森に陽が入るようになります。
伐採と違い、危険な作業ではないので、子供でも楽しく作業することが出来ます。
プロの林業者でなく、森を愛する一般市民が出来る間伐の方法として注目されているのです。

やり方は至って簡単。
1.のこぎりで木の根元にぐるりと切れ目を入れます。
 樹皮が切れている目安は、白い粉が出て来ること。
2.ヘラで10cmほど皮をめくります。
3.めくった皮を両手でつかみ、樹皮を高く高く剥がしてゆきます。

剥いだ樹皮を根元に散乱させておくと美しくないので、それなりに片付けをした方が良いと思われます。私たちは樹皮を通路に敷き詰めてみました。

 
皮むき間伐では、樹皮は面白いようにするすると剥がれてゆきます。剥がれたあとには剥き立てのきれいな木肌が表れます。触ってみると水分を含んだみずみずしさがあります。暗い森の中で光り輝いているようです。
剥いだ樹皮の長さを測ってみたら5.4mもありました。これで簡単に皮むき丸太をつくることが出来ることが分かりました。

以前、新月伐採と称して、木の水分量が低くなる冬の新月の時期に伐採し、切り倒した木を葉枯らししました。
その木を使って、コンポストトイレの柱に使う丸太の皮を剥ごうと思い、皮付き丸太を刃物で皮剥ぎ作業をしてみましたが、なかなかきれいに皮が剥がれてくれません。長さ4mの丸太の皮剥ぎ作業を2時間してみましたが、半分も終わっていない状況でした。

今回、皮むき間伐をやってみて、皮むき丸太をつくるのなら皮むき間伐の方が圧倒的に効率が良いことを実感したのでした。作戦変更で皮むき間伐材をコンポストトイレの柱に使うことにしました。

今後、立ち枯れしてゆく皮むき間伐材がどう変化してゆくのかを観察してみたいと思います。
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コンポストトイレづくり始まる

2011-05-05 | サイキンノカミオ
4/30(土),5/1(日)の1泊2日でカミオ敷地にてコンポストトイレづくりに行ってきました。
カミオの敷地に泊まるのは昨年以来、今回が2回目。
泊まりがけで作業をするとなると、かなりの荷物が必要になると痛感しました。

テント、寝袋、ブルーシート、ランタンなどキャンプ道具を始め、着替えなどの身の回り品、食料、バーベキューセット、水など、さらにセルフビルドのために必要な作業道具など、膨大な量の荷物を車に詰め込みました。

カミオ敷地の中心となる部分(1,2地域)と駐車場とは5分くらいですが、荷物を運ぶ為に何度も往復したため、テントを設営しキャンプの準備を整え終えた頃にはお昼近くになっていました。

午後からは、浜松から大村さんたちに合流していただき、ヒノキの運搬作業が始まりました。
前回(4/10)に枝打ちしておいたヒノキを3mの長さに切り敷地の上まで運びます。直径10cmくらいの丸太は比較的楽に運べるのですが、直径12~3cmになると重くなります。しかも斜面地。しかも今回は敷地の一番下のヒノキを運び出しています。今回使う予定の16本を敷地の上まで運んだ時には、さすがに疲れました。ヒノキ運搬の筋トレになりました。

休憩の後、柱になる丸太を6本選び、残りの丸太を1mの長さに切ってから半分に割り壁材をつくりました。ヒノキを切っているとヒノキの良い香りが広がってきます。半割り丸太は以前試しに割ってみてうまくいったので、今回もと思ったのですが、なかなかうまくいかず時間がかかってしまいました。コツとしては楔に硬い木を使うこと、始めの楔が入れば後はうまくゆくこと、などを思いました。私たちもコツを掴んでご覧の通り。

太い半割り丸太を並べればデッキとしても使えそうです。

今日の作業はここまで。だいたい想定の範囲内の遅れで作業が進みました。作業の後はビールで乾杯し、バーベキューとなったのでした。至福の時間。
夜は真っ暗になります。遠くに金谷の街の明かりが見えます。
都会に住んでいると、なかなか真っ暗な空間を見ることがないのではと思います。たまには体験してみるのも良いかと思います。

翌朝(5/1)は朝から雨でした。天気予報では曇りのち雨だったので、なんとか午前中はもってくれると期待していたのですが、残念でした。炉の上に急遽タープを設営し、朝食を食べながら、雨の様子をうかがっていました。

タープを張るとなんかいい感じです。
そこにちょっとした居心地のよい空間が生まれます。
カミオ敷地には木が多いので、木を利用したタイプのタープは有効です。
雨が降っても楽しめる場づくりなども考えてみようと思いました。

結局、この日の作業は中止し、川根温泉に寄って温泉からSLを見て、帰ってきました。
次回も泊まりで、この続きをする予定です。
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サイキンノカミオ2011年4月

2011-04-16 | サイキンノカミオ
4/10サイキンノカミオの様子です。

サクラがちらほら咲いています。
春の訪れを感じます。

今回の作業は、しいたけ植菌、ヒノキ枝払いなどです。


キノコのタネを購入してきて、コナラのホダ木に植菌しました。
しいたけの発生は通常植菌してから夏を二回経過してから発生するようです。
忘れた頃に収穫です。


冬に新月伐採したヒノキを枝払いしました。
このヒノキは径10cmのものです。コンポストトイレをつくるのに丁度よい。


カミオ敷地の中では、今のところ花の咲く樹が少ないようですが、モチツツジの花が咲いていました。


ヤマザクラの花びらが風に舞っていました。
花の付き方が他の所に比べて少ない気がします。


昨年11月に作成した落葉堆肥場、少し切り返しをしてみました。
まだ葉っぱの形のままです。


コンポストトイレ設置予定位置です。
柱の杭打ちを試してみました。


敷地北西方向に富士山形の山が見えます。
富士山ではありません。この時期の雪がありません。

カミオ敷地の最大の資源は、川に囲まれた特異な地形と景色だったりします。
これらの資源を最大限生かすようなデザインを考えながら場づくりをしてゆきたいと思います。
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現地で配置計画してみた

2011-02-24 | サイキンノカミオ
2/11に予定していた配置計画ワークショップは大雪のため延期となり、2/20(日)に行ってまいりました。

今回の作業は、図面上に描いている建物の位置などを実際の敷地の中に配置してみて、図面と現実とのずれを実感してみるというものです。

カミオプロジェクトの敷地は起伏のある斜面地で樹木も多いので、なかなか土地を把握するのが容易ではありません。また、森の中、何かとっかかりがないと使い方や空間をイメージするのが難しいものです。そこで、とりあえずB案をもとに位置出しをおこなってみることにしました。

敷地に到着すると、まずは敷地観察。
敷地は人の手が入り、少しづつ進化しています。
久しぶりに訪れた人に何処がどう進化したのかを説明しつつガーデンツアーをします。途中、前回切っても倒れなかったヒノキを1本倒しておきました。

敷地に到着するとやること、他には。
炉に火を入れます。鍋を火にかけ昼食の準備をします。
落葉堆肥場の切返しをします。
など、本題に入る前にいくつかの準備作業があります。
何回も現地に訪れていると流れ作業的にこれらの作業ができるようになります。体で憶えるというやつですね。

今回はやり忘れましたが、次回から作業にとりかかる前に皆でストレッチの準備体操をしたいと思います。忘れていたら誰か声を掛けてください。

ここから今回の本題です。
午前中は建物位置出しするのに使う杭づくりをしました。材料は出来るだけ現地調達が基本です。すでに敷地内に切り倒されている木材を30cm位の長さで、片方を斜めに、もう片方を水平に切ります。材種もいろいろ、太さも3~8cm位でいろいろ。午前中で全部で60本位つくりました。

お昼を挟んで午後から杭打ち作業です。お昼は豚汁~。

建物の位置出しは樹木の位置を頼りにおこないました。
昨年5月に作成した「樹木位置図」が割と正確に樹木の位置が出ていますので、この樹木の位置を頼りにしています。
まずは建物と平行な位置関係にある2本の樹木を紐で結び位置出しの基準線としました。(実はこの方法は後で気づいたのですが)

基準線と樹木の位置から建物位置の四隅を杭で打ちます。杭の頭にスッテプルを打ち紐を通して建物形状を描きます。(上の写真参照)

建物の位置出しをしてみると、建物が意外と急な斜面に配置されていたり、図面に描かれていない樹木があったり、低木が生い茂っていたりと、解決策を考えなければならない点が明らかになりました。

一方、建物が建ったときの全体のスケール感が見えてきたように思われます。位置出しをきっかけに、だんだんイメージが膨らんでゆきます。

建物配置の次は地域境界の位置出しをしました。
これは人間が歩く所と、立ち入り禁止で植生を保護する所の境界線を決めるものです。今回は図面上の地域境界線上を歩き、所々に杭を打ちました。この境界線は図面上の位置で決めるよりも現地の状況で決める線だと思い、もっと時間をかけて決めてゆくものだと思いました。ので、現在保留中。

敷地の中央に直径5mで円形のウェルカム広場を計画しています。ここも位置出ししました。中心を決め、そこから東西南北の位置に4本杭を打ちました。何となく魔女っぽい感じです。カミオガーデンのシンボル的な場所になるような気がします。現在は斜面地ですが、徐々に造成して水平に近づけてゆければと思っています。

地域境界線の次は園路の位置出しをしました。
園路は何度も歩いてだいたいの路が出来ているので、路がわかりにくい部分に杭を打ち境界をつくりました。
園路の途中には姿形の良いコジイの大木があります。この木はシンボルツリーのひとつになるので、園路側を杭で囲い植生を保護する場所にと意思表示しました。

と、今回の作業はここまで。
図面と現地とを見比べてみると面白いと思います。
建物を建てるまではまだ時間があるので、いろいろな面からじっくりと考えてゆきたいと思います。できるだけ多くの人の意見や感想を聞きたいと思います。

帰りに金谷にあるホームセンターを見てから帰路に着きました。
みなさま、お疲れさまでした。
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想定外の出来事が、、、

2011-01-08 | サイキンノカミオ
想定外の出来事が起こりました。事件です。。。

前回(2010.11.28)カミオ敷地にて落葉堆肥づくりをおこないました。
そのときに堆肥化の早さを比較するため、ガラ袋に落葉を詰め、
「落葉のまま、米ぬかを入れたもの、尿(N)を入れたもの、納豆菌を入れたもの、ビニール袋で包んだもの、さて、どの袋が堆肥化の速度が速いのでしょうか?」
と、その結果を楽しみにしていたのですが、、、、

今回(2011.1.3)現地に行ってみて以外な結末になっていることを知りました。

写真が現地での様子です。


きちんと並べておいた6袋のガラ袋が周辺に散乱していました。しかも袋は無惨にも引き裂かれ、痛々しい姿に変わり果ててしまっています。
いったい何が起こったのでしょう?想定外の出来事にしばらく考えてしまいました。

やがて犯人像が浮かび上がってきました。
以前、この敷地の中でイノシシが走ってゆくのを目撃したことがあります。
ガラ袋の破け方の手口から、きっと彼らの仕業なのではないかと推測されます。

イノシシは犬と同じくらい鼻が敏感な動物です。
その鼻を使ってガラ袋の中の微妙な匂いを嗅ぎ分けたのでしょう。
落葉のまま、尿(N)を入れたものが被害が少なかったのに対し、米ぬかを入れたもの、米ぬかを入れビニール袋で包んだもの、納豆菌を入れたものは設置場所から少し離れた場所までガラ袋が移動しています。納豆菌を入れたものは中身が空になっていました。よほどおいしそうな匂いがしたのでしょうか?

堆肥づくりの時、まさか野生動物に襲われるなどどは考えつきませんでした。
都市部とは異なり、ここでは野生動物が活躍しています。彼らの活動も考慮した上でのやり方を考えてゆかなければなりませんね。
ひとつ勉強になりました。
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新月伐採しました

2011-01-05 | サイキンノカミオ
2011.1.3新月伐採に行ってきました。
お正月三が日の最終日、帰省ラッシュで大渋滞が予想される中での開催です。

朝早く東京を出発し、渋滞も無くスイスイと走り、9:30に現地に着きました。
所要時間3時間10分。いつもより少し早い。
途中、正月のきりりとした空気の中、雪に覆われたくっきりとした富士山を見ることができ、気が引き締まる思いでした。

現地に着くとさっそく火をおこし、ヒノキの伐採に取りかかりました。
さすが現場監督の鈴木さんはテキパキと要領がいい。
私が遅れて伐採現場に行くとすでに5本切ったという。
ヒノキ太さは根本で10~20cm位であるので、電動のチェーンソーなどは使わずに手動でノコギリを使います。

伐採というと、まず木を倒す方向でくさび型に切れ込みを入れ、次にその反対側を切って木を倒すことをイメージしていましたが、鈴木さんはくさび型の切れ込みを入れずに木を切っています。
何故かと聞いてみると、木が倒れないからと言う。
くさび型に切れ込みを入れないから倒れないのではないか?と聞くと、それでも木は倒れないと言う。

しばらく作業を見ていると、その言っている意味がやっと解りました。
枝打ち等の手入れをしていないヒノキ林では樹冠付近で枝が絡み合うように相互に絡みあっていて、根本を切っても木は倒れないのです。
そこで切ったヒノキの根本を倒す方向に引きずり、倒してゆくことにしました。
しかしながら、根本で20cm位あるヒノキは重い。切ったは良いが、非力な私たちでは倒すことの出来ないものもありました。心残りです。またいつか挑戦してみたいと思います。

ヒノキ林を観察してみると、斜面上の方のヒノキは比較的小さく幹回り10~15cm、高さ3~5mくらいで、斜面下の方のヒノキは比較的大きく幹回り15~20cm、高さ10mくらいの大きさがありました。
斜面下の方に栄養が流れてゆく為か、下の方はアスセスが悪いので放置されている率が高い為か、何故だろうかと思っています。

15本切ったところでお昼となりました。
お昼には焼津に帰省中の斉藤さんファミリーが遊びに来てくれました。カミオと焼津は結構ご近所さんです。近くだけれど初めて訪れたカミオ、南北を大井川に挟まれた特異な地形と眺望に感激のご様子でした。そして、お約束のSLも見ることができました。

午後からも新月伐採の続きをしました。
切ったヒノキには切り口に今日の日付と番号を書いてゆきます。
斜面を行ったり来たり、重いヒノキを引っ張ったりと、結構いい運動になりました。結局、この日の作業は25本伐採したところで終了となりました。


ヒノキを伐採した跡にぽっかりと穴が空いたように空が見えます。
少しは下草の生長に寄与するだろうか。
林縁部にはフユイチゴが実をつけていました。
このイチゴが増えてくれることを期待しています。

大渋滞が予想されたので、少し早めに敷地を後にしました。
15:50敷地出発、16:20相良牧之原IC---20:30厚木IC、21:30豊田着解散。
東名高速渋滞でいつもの倍の4時間10分、合計で5時間40分の長旅でした。
お疲れさまです。

切ったヒノキはしばらく葉枯らししてから、枝打ちをおこないます。
ヒノキで癒されたい方、力があり余っている方、興味のある方、ご近所の方、お越し下さいませ。案内出します。
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