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森から考える暮らしのデザイン!!

森の癒しの小屋・フォレストドームプロジェクト

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・エネルギーとタイニーハウス

2019-11-14 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・その6は、エネルギーとタイニーハウスです。

TINY HOUSE FESTIVALの展示会場に入るとまず正面に展示されているのが、「えねこや」です。

省エネと再生可能エネルギーで
地球に優しい暮らしを

というメッセージが掲げられています。

「えねこや」は、自然の力で作ったエネルギーだけで心地よく過ごせる、小さな建築(=小屋)のことです。

屋根には太陽光発電パネルが取り付けられ、外壁面はしっかりと断熱がされています。
つまり、暑い夏や寒い冬でも外部のエネルギーを使わず快適に過ごすことのできる小屋の提案です。

断熱性能が良いのでエネルギー消費量が少なくてすむ。
エアコンの電力も屋根に乗せた太陽光発電パネルだけで賄っている。
よって、電力会社網と繋がらず自立したオフグリッドハウスです。

一般社団法人えねこやは、「えねこや」を地域に広げるべく見学会やセミナーを開催したり、移動式えねこやをイベントに出動させたりと、多様な啓蒙活動を行なっています。
共感できる活動であるため、建築関係者だけではなく、一般市民も会員に名を連ねており、活動に広がりを見せているようです。

いつか、フォレストドームの断熱ハウス版をいつか製作してみたいと思います。
タイミングとか、場所とか、いろいろな条件が整わないと実行となりませんが、チャンスを逃さないよう気に留めておこう思います。
どなたか作りたい人がいましたらメッセージお願いします。





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TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・コミュニティとタイニーハウス

2019-11-12 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・その5は、コミュニティとタイニーハウスです。

元YADOKARIに在籍していた相馬由季さんのレポートです。
ご本人自身はシェアハウスを運営しているとのこと。
また、現在DIYで「もぐら号」というTINY HOUSEを製作中とのことです。

会場にいた人はほとんどの人がYADOKARIを知っているという客層で、YADOKARIはTINY HOUSEや小屋暮らしに関心のある人には欠かせない情報発信源となっています。

TINY HOUSEとは何かと言うと特に明確な定義がある訳ではありませんが、何かガイドランがないと説明しにくいということで、とりあえず下記の3点をTINY HOUSEのガイドラインとしているとのこと。

*可動性がある:移動ができる
*最小限のお金で手に入る:300~800万円
*小さな家:10~25m2

上記3点はあくまでもTINY HOUSEのイメージなので、書いてある基準から外れるとTINY HOUSEでない、という訳でもない。

この基準をみるとフォレストドームはどれにも当てはまっていないので、TINY HOUSEではない、とも言えます。が、勝手にTINY HOUSEの仲間に入れてもらっています。
フォレストドームの場合、
*可動性がある:移動ができる→小屋になると容易に移動はできない
*最小限のお金で手に入る:300~800万円→ピンキリですが、基本セットで40~50万円
*小さな家:10~25m2→10m2未満

話が逸れましたが、
TINY HOUSEの利用方法として下記の用途が考えられます。
*農園付きダーチャ
*民泊:自分が使わない時は人に貸すと合理的
*エネコヤ:off grid でインフラコスト削減、防災対策にも

アメリカにはTinyhouse Villageというものがあり、コミュニティが生まれる場としても機能しているとのこと。

相馬さんの今後のTINY HOUSE活動は、
1.体験できる場所をつくる
2.つくる過程を見せる
3.相談を受ける[ハーフビルド、キットなども]
4.どこに住むかの受け皿[Tinyhouse Village]

今後の活動に注目です!



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TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・新しいつくりかたとタイニーハウス

2019-11-11 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・その4は、新しいつくりかたとタイニーハウスでした。

トークはHandiHouse projectの中田裕一,中田理恵のお二人です。

中田理恵さんは東京ビエンナーレ2020 TINY HOUSE PROJECT組織委員会の責任者をされています。

HandiHouse projectでは建築の設計・施工からDIYサポートまでされています。
家を住まい手の「手」に還したい。
ということで、その幅広い活動の一環としてTINY HOUSE FESTIVALに関わっていると思われました。

HandiHouseは、工房、オフィスのあるシェアスペースを完備し、子どもたちにも「つくる」楽しさを実践できる場を提供しています。

また、オンラインコミュニティも開設していて、その活動はいろいろと参考になります。

以上、意外とあっさりとしたレポートになってしまいましたが、次々と新しいことに取り組んでいる姿勢は見習うものがあります。

このトークイベントの始めに、SUUMO編集長の杉本さんからデュアラー(2拠点居住者)が20代30代で増えているというお話がありました。
その理由として、働き方改革により余暇時間が増えていること。
また、フィンランドではサマーハウスが普及していて、お金をかけずに楽しむ暮らしが定着しているとのこと。

日本でもこの辺りを参考に、豊かな暮らしが根付いて行けばと思いました。




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TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・新しい暮らしかたとタイニーハウス

2019-11-08 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・その3は、新しい暮らしかたとタイニーハウスでした。

実はこの回のお話が私にとって一番の衝撃でした。

それは実際にVAN生活を実践している人が登場したからです。

Home is where you park it.
車を停めたところが家になる。という考え方で、Vanの中で暮らす生活をしています。

VANLIFEは実は結構流行っているようです。

Instagramで#vanlifeと検索してみると実に600万件を超える写真が見つかります。

一時的なものを含め、ノマド的な生活に興味を持っている人がこんなにもいることに驚きました。

日本でもVANLIFEをし易くする環境が整って来ています。
まず欠かせないのがシェアオフィスです。
各地に作られているシェアオフィスを拠点に仕事をしたり、新たな交流の場になったり。
そしてそのシェアオフィスの付属の駐車場に寝泊まりするというスタイルのようです。

VANLIFEは宇宙生活の一歩手前、と言われています。
1985年つくば科学万博が開催されました。
それをもじって、2019年つくばVAN泊が開催されました。

テクノロジー×自然と共に暮らす
社会の進化やテクノロジーの進化によって、VANLIFEが現実的なものになって来ています。
これからの新しい暮らし方の事例といえます。

写真がVANLIFE実践者の実際の車両です。
先づこちらの車を見ました。中を住めるように改造したつくりになっていました。
このトークイベント聞かなかったら何の感動もなく、見過ごしていたと思われます。
実際に話を聞いてみて、VANLIFEの奥深さがわかりました。

単にものを見せるだけではなく、その意味合いなどを伝えることも大切なことだとつくづく思いました。




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TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・まちづくりとタイニーハウス

2019-11-07 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・その2は、まちづくりとタイニーハウスです。

建築家の能作淳平さんの作品事例を見ながらお話を聴きました。

都市計画→まちづくり→同好会・サークル活動と段階を分け、同好会・サークル活動の部分を臨時主義(adhocracy)と位置づけ、理路整然と説明しているところが印象的でした。

ちなみにアドホクラシー(adhocracy)は、《ad hoc(臨時の、その場限りの)と-cracy(制度、体制)からの造語》その時々の状況に応じて柔軟に対処する姿勢。または、そのような主義。1970年代、米国の未来学者アルビン=トフラーが、ビューロクラシー(官僚制)に対する語として広めた。

話の流れとしては下記の順番でのお話でした。

①個性的、個人的である
ex.あきるのシルバーハウス

②周辺環境とつながる
ex.さんごさん

③持ち寄ってつくる
ex.富士見台トンネル

最後に、クラウドファンディングを使ってつくったポイトラ(POITARA)というタイニーハウスのお話で締めくくりました。

大変興味深くお話を聞かせていただきました。やはり建築家はいろいろ考えて、人に面白いと思ってもらうような作品を生み出していくことが大切だと改めて考えました。



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TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベント・学生とタイニーハウス

2019-11-06 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

TINY HOUSE FESTIVAL 2019トークイベントについて、今回より6回に渡りレポートを掲載してゆきます。

まず1回目は、学生とタイニーハウスのメモです。

「DaBo」という学生のリノベーションサークルがあり、大学の枠を超えての活動を行なっていて、20大学150名の学生が参加しているサークルとのことです。

学生サークルでありながら、実際にお施主さんがいて、リノベーションの設計から施工までを行なったという実績もあります。

今回のフェスティバルでは実際にタイニーハウスをつくるワークショップをおこなっていました。
主には子どもたちに手伝ったもらって壁の補強となる木の箱をつくるという作業をしていました。

トークイベントの中では「SHOPBOT」というデジタルで作ったデータを元に木材を加工できる機械があることを知りました。これを使えば木工の職人でなくても木材を加工することができます。フォレストドームでも、いつか使えるかもしれない、と思いました。

このサークルに参加している学生は建築系でない学生もいます。学科に捉われずサークル活動として学生の頃からDIYのリノベーションに取り組んでいることを見ると、家づくりや空間づくりは専門家に任せるだけでなく、素人でもDIYでつくれるという風潮が生まれて来そうな予感がしました。




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TINY HOUSE FESTIVAL 2019のトークイベント

2019-11-05 | タイニーハウス
こんにちは、多摩産材小屋フォレストドームです。

2019年11月3日(日)に行われたTINY HOUSE FESTIVAL 2019のトークイベントを見てきました。

下記タイムテーブルにある6つのテーマでタイニーハウスを巡る様々な状況を知ることが出来て大変勉強となりました。

タイムテーブル:
10:30-11:00 『学生とタイニーハウス』
ゲスト【リノベーションサークルDaBo】
モデレーター:内山章/STUDIO A・エネルギーまちづくり社

11:10-12:10『まちづくりとタイニーハウス』
ゲスト【能作淳平/JUNPEI NOUSAKU ARCHITECTS】
モデレーター:石井健/blue studio『新しいつくりかたとタイニーハウス』

13:10-14:10『新しい暮らしかたとタイニーハウス』
ゲスト【渡鳥ジョニー+奥はる奈/Van a? Table】
モデレーター:石井健/blue studio

14:20-15:20『新しいつくりかたとタイニーハウス』
ゲスト【中田裕一+中田理恵/HandiHouse project】
モデレーター:池本洋一/SUUMO編集長

15:30-16:30『コミュニティとタイニーハウス』
ゲスト【相馬由季/YADOKARI】
モデレーター:池本洋一/SUUMO編集長

16:40-17:40『エネルギーとタイニーハウス』
ゲスト【湯浅剛/えねこや】
モデレーター:竹内昌義/みかんぐみ・エネルギーまちづくり社

個別の内容や感想はまた別のページで書くとして、今回は全般的な印象をを書きたいと思います。

私が小屋に興味を持ったのは2014年10月に東京虎ノ門で開催された「小屋展示場」がきっかけです。
この時もアメリカで流行しているタイニーハウス・ムーブメントがあるという話を聞いてはいましたが、今回のトークイベンを聞いて、いよいよ日本でもタイニーハウスを自らつくり住んでノマド的なライフスタイルを送っている人が注目されてきていることを知りました。

ネット環境が整ってきている現在、オフィスという固定した場所で働かなくても収入を得ることが出来るようになってきました。家や物をできるだけ所有することなく、小さな家に住み、お金に縛られることなく、自分らしい生き方をすることがトレンドになってきているように感じました。実際にそのような生き方を模索し実践している人がいます。

このようなライフスタイルは選択肢の一つですが、時代とともに新しい生き方が生まれてきていることを感じられるトークセッションでしした。



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