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森から考える暮らしのデザイン!!

森の癒しの小屋・フォレストドームプロジェクト

蒼介くんカミオデビュー

2010-12-16 | サイキンノカミオ
前回(11/28)カミオ敷地での堆肥づくりに佐藤家長男の蒼介くん(1歳半)にご参加いただきました。
カメラ目線の良い写真がとれたので掲載しておきます。
写真は堆肥場の落葉をみんなで踏んでいるところです。

これまでにカミオ敷地を訪れていただいた方は、年齢別に、
0代、20代、30代、40代、50代と幅広くなっております。
幅広い世代の人たちが交流できる場づくりも良いかなと思いました。

蒼介くん、この日は落葉集めをお手伝いいただき、焚き火を囲んでお芋を食べ、思いっきり遊んで、夜はぐっすりと眠りについたようです。

蒼介くんが物心つく頃にはカミオも何らかのかたちが出来上がっているよう進めてゆきたいと思っています。
ゆっくではありますが、自然とともに一歩一歩成長してゆきましょうね。
では、また会う日まで。
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秋の敷地見学会/堆肥つくり

2010-11-30 | サイキンノカミオ
11月28日(日)カミオ敷地にて落葉堆肥づくりをおこないました。

朝7:00に京王線北野駅集合、東名高速厚木ICから相良牧之原ICへ向かいます。
途中、上半分白くなった富士山が美しかったので車中から写真撮影。


途中、軽く渋滞に巻き込まれ、11:00に敷地到着しました。
敷地に到着してから、本日の落葉堆肥づくりのための場所を選定。
敷地中央にちょうど谷間になっている所があり、その谷間をせき止めて落葉が入るように杭を打ち、木材を横に積んで堤防をつくりました。

その他に、植物の生育を助けるため、人が立ち入らないようにするための境界杭を作成したり、3時のおやつのための焼き芋の準備などをしていたら、あっという間にお昼になってしまいました。

午後からは静岡市在住、PCCJ11期デザインの佐藤さんファミリーが合流。
簡単にカミオプロジェクトの経緯などを説明してから敷地の見学。
その後、本日のメインイベントの落葉集め&堆肥場づくりをおこないました。

落葉は敷地南側の崖下の道路から集めてきます。
600×900のガラ袋に集めた落葉を圧縮して詰め込めるだけ詰め込んでから、かついで敷地の上まで持ってゆきました。


一見すると落葉色の落葉があるようにしか見えませんが、落葉集めの作業をしていると、松の葉が多い場所、栗のイガが集中的に落ちている場所など、場所によって落葉の状況が異なっていることがわかります。

また、当日強い風が吹いていたにも関わらず、崖と竹林に囲まれた道路は比較的無風状態だったことなど観察できました。

ガラ袋に詰めた落葉は、午前中につくっておいた堆肥づくり場に撒きます。
道路と敷地を2往復して約12袋の落葉を撒きました。
その後、たっぷりの水をかけ、よく踏んで、米ぬかを少し混ぜ込みました。
後は自然のちからで分解が進み堆肥となってゆくのを待ちます。

今回仕込んだ落葉が1年後どうなっているか楽しみです。来年も落葉が取れるので、来年は今年つくった堆肥場の下に新たに堆肥場をつくり、1年経った堆肥を移し、今年つくった堆肥場に来年の落葉を入れようかなどとも考えています。

道路と敷地は全部で3往復しました。最後の回のガラ袋は堆肥化進行状況比較をしてみます。
落葉のまま、米ぬかを入れたもの、尿(N)を入れたもの、納豆菌を入れたもの、ビニール袋で包んだもの、さて、どの袋が堆肥化の速度が速いのでしょうか?


適度に体を動かした後に火を囲んでの焼き芋の時間となりました。
静岡は温かいよね~なんて話をしながら、SLが通り過ぎるのを見たり、ゆったりとした時間を過ごしました。

ぼちぼち暗くなって来たのでここで解散し、私たちは川根温泉に寄ってから帰路についたのでした。

来年もやります。
落葉集め&堆肥づくりは年中行事のひとつになります。
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ジョロウグモ-女郎蜘蛛

2010-10-30 | サイキンノカミオ
10/16に現地に行った時、やたらと目についたのはジョロウグモでした。
春に孵化し、7~8回脱皮を繰り返し、10~11月に卵を産むようです。
蜘蛛の巣は北斜面のヒノキ林の中には無く、上の雑木林と中間の通路辺りに多くありました。この辺りに獲物が多いということでしょうか。わかりやすいです。


ちなみに、写真中心のがメス、上の小さいのがオスです。

「昆虫料理を楽しむ」というブログで、この時期のお尻が真紅に染まったメスが食べ頃と書いてありました。
どうでしょうか?
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半割り丸太つくり

2010-10-22 | サイキンノカミオ
カミオ敷地の北斜面はヒノキ林です。
カミオプロジェクトではヒノキ間伐材を使って小屋などを建ててゆこうと考えています。といっても、ここには電気も製材所もありません。ヒノキ材は丸太のまま使うか、せめて半割りにしてデッキ材や外壁に利用しようと思っています。
果たしてうまく半割りに出来るのでしょうか?
やったことのない作業なので試しにやってみることにしたのでした。

先ず、昨年末に新月伐採しておいたヒノキ材を敷地上部の平らな場所まで持ってゆきます。幹回り直径10~15cm程度の約1年間寝かしておいたヒノキ材はよく乾燥されていて、これを3mの長さに切ると一人でも肩にかついで充分運ぶ事ができました。

いよいよ半割り作業開始。少しばかり試行錯誤をしてみて、良い方法を見つけました。以下、手順です。
1.ノコギリで材端部の半割りする位置に切れ目を入れます。材の半分程の深さまで切れ目を入れてみます。
2.その切れ目に木でつくったくさびを打ち込みます。くさびは30~45度位の角度。
3.くさびを打ち込んでできた裂け目に次のくさびを打ち込みます。
4.3の作業を繰り返します。
慣れて来ると、いとも簡単に半割り丸太ができます。


くさび打ち込みの様子


こんな感じで二つに割れました

作業前は、丸太を半割りにするのは難しいのではないか?などの意見がでていましたが、実際にやってみると以外と簡単に半割り丸太をつくることができました。
なんでもやってみるべし!
実際にやってみて、1つひとつ生活の術を蓄積してゆきたいと思っています。

材木置場をつくっていないので、とりあえず樹木を利用して立てて保管しておくことにしました。昨年新月伐採した丸太が8本ありました。
今年はもっと多くの木を伐採しておこうと思います。
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サイキンノカミオ2010年10月

2010-10-21 | サイキンノカミオ
先週、5ヶ月ぶりにカミオにいってきました。
やはり、現場に行かないと!
現場での観察とその後の熟考、この両方が重なりあってデザインが深化してゆきます。

今回は日帰りでしたが、以下の作業をしました。

*植物調査
2010年現在、カミオ敷地にどのくらいの種類の植物が自生しているのか?を1年間かけて調べてきました。調査のたびに数が増えてゆき、前回5月の調査時点では185種類の植物が確認されていました。今回の調査ではさらに26種増え、計211種類となりました。現在、植物リスト作成中です。そのうち発表したいと思います。

*敷地観察
今回初めての方がいたので、敷地全体を歩いてみました。長い間放置しておいたせいか時期的なものか、蜘蛛の巣が多く見受けられました。
北側斜面は以前に倒木を斜面に平行に並べて置いていたので、そこに土が溜まっているような感じがしました。「自然の力を利用する」という感じを実感。
上の写真はかたちのいいサカキの木を見つけたので写真を撮っておきました。

*半割り丸太つくり
昨年、新月伐採したヒノキ丸太を試しに半分に割ってみました。
詳しくは別の話題で取り上げます。

*落葉集め
南側道路にある落葉をガラ袋に集め、腐葉土をつくります。
この時期は広葉樹の落葉しかありませんでしたが、11月下旬頃に落葉樹の落葉を集めにゆきたいと思います。皆で落葉集めをしたい方は是非~。
1年前に集めた落葉は腐葉土っぽくなっていました。

*焼き芋
焼き芋がおいしい季節となりました。
炉で石を熱してから、石焼き芋をつくりました。うまいです~。

そのうちまたイベントを企画したいと思っていますので、ご興味のあるかたはご参加ください。では。
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初カミオキャンプ5/4

2010-05-07 | サイキンノカミオ
前回も書きましたが、今回始めてのカミオ敷地でのテント泊です。

気候も良く、風も強くなかったので、良い条件で過ごすことができました。
鳥など野生動物の声がよく聞こえてきます。
夜中にボォゥボォゥという声で野生動物の気配を近くに感じたときは少しビビリましたが、すぐに遠くに行ってしまいました。

翌朝6:30に起きた時には陽はすでに高く上がっていました。
近くの滝まで散歩がてら歩いてきてから朝食をいただく。


サザエさんの人形焼きもあり。



今回の敷地調査は主に樹木の位置を正確に図面に記入するための計測をおこないました。
基準となる残したい樹木に紫色のテープで印を付け、その樹木間の距離を三角形になるように計ってゆきます。
こうしておくと、ある程度正確に樹木どおしの位置関係を出すことができます。
今回は40本位の基準となる樹木に印を付けました。
樹木は、コジイ、コナラ、アベマキ、ヤマザクラなどが多く、他に、タブノキ、リョウブ、アオハダ、アカシデ、ソヨゴ、ホオノキなどがありました。
これら樹木の位置をきっかけに小屋や園路の位置を検討してゆこうと思います。

あと残りの時間で、人が良く歩く通路となるであろう部分にある切り株を除去する作業をおこないました。
根が深く、手間の掛かる作業ですが、切り株を除去して人の歩く範囲が開けると、すっきりとした感じがします。

入口からの主な園路の位置を決めようかと思っていましたが、それはまた次回に決めることにします。だいたい雰囲気だけはつかめましたね。

その後、例によって大井川沿いの約12km上流にある川根温泉にゆっくりと浸かり、お土産を買って、帰路へとついたのでした。

日帰りよりも1泊2日の日程の方が、ゆっくりできて、ビールも飲めるし、自然体験も出来るし、全体的に良い感じです。
また企画しますので、みなさん遊びに来て下さいまし。
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初カミオキャンプ5/3

2010-05-06 | サイキンノカミオ
5/3(月),4(火)と1泊2日でカミオ敷地に行ってきました。
天気も気候も良く、まさに行楽日和!

今回は始めての敷地に泊で、ゆっくりと敷地観察をおこなうことができました。
敷地に到着すると、前回来た時に利用した炉に火を入れ、持ってきたおにぎりで手早く昼食を済ませ、テント設営場所を決めました。
あまり平らな場所がない敷地ですが、わずかな平らな場所を見つけ、切り株を取り除き、整地してからテントを設置しました。
そして、木陰の落ち着いた場所に穴を掘って布で覆っただけの仮設のトイレをつくりました。
上の写真で、青いのが3人用テント、緑のが5人用テント、奥に見える赤いのが仮設トイレです。それぞれ適所に納まったという感じがします。

必要な要素を適所に配置する。デザインするとはこういうことなのだなぁと実感しました。今回はテント設営という簡単な例ですが、現地ではみんなうまく配置できるんです。それが図面の上で考えるとなると、いきなり難しくなる。現地の状況を図面上でうまく想像できるかどうかが難しいのだろうと思う。図面上では必要な要素の関係性を考え、現地で配置を確認してみる作業を何回か繰り返して、デザインを詰めてゆくのが良いのかなと思ったりしています。

テント設営の後は、今年2回目の植物調査をおこないました。
前回までに70種類近くの植物を確認しています。
今回はゲーム感覚で植物調査をしてみました。
ルールは簡単で、30分間にこれまで確認していない植物を各自採取して来るというものです。
結果は、意外と新しい発見がありました。
詳しい調査結果はまた別の所でお知らせします。

その後、夕方5時頃から、まずはビールで乾杯し、夕食の時間となったのでした。
キンメダイ、ホッケ、アジなど差し入れの魚が沢山あったので、順番に網で焼きながらいただきました。
夕暮れ、休日、焚き火、雑木林、風、大井川、SL、ビール、焼き魚、、、などなど様々な要素が重なり、大人の休日的な贅沢なひと時となりました。



夕暮れから夜へと移り、遠くに金谷の街の明かりがきれいに見えます。
月は出ていませんでしたが、ランタンといくつかの小さな明かりだけで充分でした。
ずっと飲み食いしながら夜は更けてゆくのでした。
明日に続く、、
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