はたして、真実は橋下市長にあるのか、それとも朝日新聞社なのか？

橋下市長が怒った。

週刊朝日に掲載された橋下市長に関する記事に対してだ。

親の出身や、彼自身の出身がであるという記事だ。

これに気分を害した橋下市長が、朝日に対して全面戦争を宣言した。

僕はこの記者会見に違和感を持った。

『議論しよう』と言いながら、自分の意見以外は取り上げようとしないからだ。

僕は正直言って、この手法に的な怖さを感じた。

差別がいいとは思えないが、関係者が多くの問題を引き起こしているのも事実だ。

いまだに役所では、一部の出身者を無条件で就職させ、それらは大阪や奈良でも大きな問題を起こしている。

三重県でも、公式に認めているわけではないが、関係者の女性のパートを一部優先的に採用しているという。

この話は真実かどうかはわからないが、現実に僕の知り合いは、こうしたであることの特典をうけていると、豪語しているし、20年ほど前までは、無利子でお金を借り、そのお金は返さなくても請求ひとつ来ないと言い切っている。

これも事実かどうかはわからない。

それでも近い内容を暴露している文献も少なくないということは、まんざら嘘ではないということだ。

法務局に行くと大きなポスターがある。

『エセに注意！』と書かれている。

の集団だというグループが、業界の新聞を定期購読させたり、寄付を募ったりしているからだ。

しかしこのポスターの言い分は、【エセには注意しろ。本物のには、いうことを聞いてもいい】という意味にしか取れないのだ。

京都の特別住宅に住む自称と言う人は「部屋代や水道代など払ったことがないし、請求されたこともない」と言い切っている。

かなりいい加減なホラに近い表現もあるだろうが、いずれにしても、関係者の一部が、行政と結託して甘い汁を吸っているのは事実だろう。

僕は朝日の意図がわからないが、差別ではなく、橋下市長の出身を探りながら、の実態を訴えるなら、必ずしも悪いとは言えないような気がする。

差別はよくないが、区別は必要だと思うからだ。

強姦やわいせつ行為で逮捕された人を、差別をしてはいけないという理由だけで、女子寮の館長に就職させるだろうか？

窃盗事件を起こしている人を、深夜のコンビニでレジを任させることができるだろうか？

日本は何かと、臭いものにふたをすることが多い。

領土問題にしても、戦争責任にしても、消えた年金問題にしても、毎年のように怒る沖縄米兵の強姦事件など、すべて都合の悪いことにふたをし、それを追求すると【差別】という言葉でごまかしてしまう。

橋下市長の論理はまさに、都合の悪いことは差別だし、自分の政策に関しては文句を言わせないという姿勢が見え隠れする。

僕はこういう独裁者が一度は現れない限り、日本を変えることはできないと信じている。

しかし、危険と隣り合わせであるということも事実だということを国民は知る必要がある。

今一度、の歴史的な事実を知る必要があるのではないだろうか。

何も知らないまま、差別は悪いから、すべてをひた隠そうというのはおかしいと思う。

危険である。

日本はすごく危険な状態にある。

僕の危惧が当たらないことを祈るしかない。