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猫の皮下点滴について

2020年02月09日 00時06分00秒 | 茶子のこと

茶子さん、腎不全ということもあり水分補給は必須!

ということで毎日2回、皮下点滴してるよ。
 
 
 
まずシリンジは、こちら。
強制給餌に比べると大きさに驚くよね〜




開封して取り出し




握ってみるとこんな感じ、でかい!
マックスで60mlも入るからねぇ〜




続いて針を開封




このようにシリンジに装着




蓋を取ります、カチッとはまってるので取るのに意外と力とコツがいるので要注意
(蓋を取る時の勢いで、先端で指を切る人けっこういるらしい、私もやった、すごい痛い、鋭い✨)




輸液です、10回分入ってる。
レンジで40秒ほどチンして人肌に温める




針を刺すとこをアルコール消毒




針をブスリと刺し、シリンジを引いて輸液で満たす




50ml入れたとこ
この後、空気を抜く時に少しこぼれたりするので、50mlよりちょっとだけ多めに入れる。
 
 
 
針に蓋をする
 


針を蓋ごとはずす(ここも力とコツがいる)




こちらが点滴用のチューブ付き針




開けるとこんな感じ




シリンジに装着し、注射器内・チューブ内の空気を抜く。
血管注射は空気が入るとマズいけど、皮下点滴は少しの気泡なら体から吸収されるそうなので、あまり厳密に小さな気泡も全て取らなくては!と思わなくていいです。
(輸液をレンジで温めると、写真のように小さな気泡ができけど、気にしない~)




手作り皮下点滴バッグに、シリンジとアルコール消毒綿を入れて、スタンバイOK




正面から見たところ




背中の毛が刈ってあるところをアルコール消毒して針を刺す
(病院で皮下点滴を教わる際、病院でもいま毛を刈れますがどうしますか?と聞かれたのでお願いしたけど、慣れてる人は毛を刈らなくても皮下点滴出来るらしい)




皮を摘んで引っ張って、三角の面の下のほうに刺す


 
 
刺しました、座り込んで大人しくしてる、助かる〜
刺したあと動かれちゃうと、チューブが意外と短くて針が抜けちゃった事も何度かあった。
それで作ったのが皮下点滴バッグなのよん
あたしとシリンジも茶子にも合わせて動きゃいいんだ!と(笑)




でも今は、刺したらすぐにクリップで留めてしまうので、抜ける心配も無くなった


 
茶子さんは、刺す瞬間、液を入れる時、たまにビクッとするけど、驚いて逃げたり、嫌がったりする程、痛くは無いみたい。
 
何回かやると、それが分かってきて、私の恐怖心も随分と和らいできた。
最初は身体も手も小刻みに震えて、もー!こんなことしたくないっ!!
って、毎回こっちがトラウマになるくらい怖くて嫌だったな〜(^◇^;)
 
でも、やればやるほど慣れるもんです。
私だけじゃなく、他の飼い主さんも毎日やってるしね。
皮下点滴に関しては、慣れれば難しくないし、意外とみんなやってるし、そんなに珍しかったり凄いことでもないかも👀
 
輸液をすると、身体に水分が行き渡るので、便秘解消、唾液分泌(口内環境改善、消化や食欲増進)、などなど、他にも良いこといっぱい。
 
でも腎不全の子は、入れた分だけの水分を体内で処理し切れなくて、なんと肺に溜まって呼吸困難で死んじゃう子もいるらしい。
なんてこと、、、良かれと思ってしてた皮下点滴で溺死しちゃうなんて。
肺に水が溜まったら抜かないと良くならないから、病院案件になってしまう。
 
茶子も腎不全だから、様子を見つつ気を付けてあげなきゃ。
 

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