一年前は、、。
茶子の看病と介護に明け暮れる毎日だったんだなぁ。
なんて、しみじみと思い出してます。
時間の経過とともに、茶子が死んでしまった悲しみと引き換えに、心の中に茶子がいつもいる不思議な感覚に包まれてる。
あまりにも、ありきたりな言葉だけど「彼女は私の心の中にいる」というのがピッタリかもしれない。
霊とかスピリチュアルな事は、どちらかというと信じないけど、茶子の事に関してだけは別だなぁ。
強制給餌、注射、皮下点滴、摘便。
思えば色んな辛いことをしてしまった。
もう助からないと分かっていても、一縷の望みにすがって。
後悔は嫌いだし、一緒に頑張ってくれた茶子に失礼だから「ゴメンね」は、言うべきではないのかもしれないけど。
でも、、。
「ありがとう」の中にほんの少し「無理させてしまってゴメンね」という言葉が、どうしても混ざってしまう。
腸の悪性リンパ腫だったけど、かなりの割合で腎不全も併発してたんだろうと思う。
便秘でウンチが硬くなって痛がってギャン泣きしたのが最初だった。
あの頃から、水分を充分吸収できてなかったんだろうと思う。
当時は分からなかった。
いま、冷静に落ち着いて思い返すと、腎不全らしき症状がたくさんある。
でも、悪性リンパ腫という病名のインパクトに頭の中はそれで一杯だった。
水の飲み方がおかしい?
と、思った辺りから腎不全をうたがって、あれやこれや対策もしてたけど。
茶子の症状は初めから腎不全っぽかった気がする。
吐いて摘便しなければならない程の便秘、水を顎まで濡らして長時間飲む、歯肉炎、食欲不振、浮腫み。
終末期は耳が黄色くなる、目がつり上がる、など。
腎不全では特徴的な症状ばかりだ。
茶子がいなくなって、もし、うっかり野良猫ちゃんに出会ったら迎え入れよう、なぁんて思ってたけど、まったく出会わなかった(笑)
2/19の真夜中、日を跨ぐギリギリに亡くなった茶子。
もうすぐ一年が来る。
愛してるよ。茶子。
今でもずっと、これからも。