一般新聞でも、スマホの料金体系の問題点が大きく指摘され始めています。
教室では、生徒の皆さんに少しでも楽しくスマホを扱えるように授業を行っていますが、記事をもとに現状のどういったところが問題かを一緒に考えていきたいと思います。
第2回目は 「教えて!ケータイ料金:2「2年縛り」の問題点は?」からです。(←文字の色の違うところをクリックすると記事に飛んでいきます)
私なりにまとめると
- 携帯、スマホの契約には「2年の縛り」と呼ばれるものがある
- 2年間続けるのを前提に、端末料金が割引され、条件によっては実質0円に見える
- 途中で解約をすると10,000円程度の解約料を取られる。解約が無料でできる月は、ひと月のみ。それを逃すと再び2年契約が自動的に始まる。
個人的な意見も追加させると、
2年続けるのを前提に、端末代金を割り引くおかげで、「iPhone」など高額なスマホが手に入りやすくなるメリットはありますが、多くの方ににとって、デメリットが大きすぎないでしょうか? そもそも、たかが電話ごとき(その利便線は大いに認めますが)にPCと同程度の料金をかける必要があるのでしょうか?
教室での事例で非常に気になるのが・・・
- 「2年の縛り」と簡単に言っていますが、「3年の縛り」や、「24か月の縛り」、「25か月の縛り」と実はバリエーションがあるということ。24か月と25か月なんか、わざと間違えるように仕向けているのでは?と勘繰りたくなります。
縛りが取れるのがいつなのかを正確に知っている人はほぼおりません。分かっていたつもりでも、「え一っ! 1か月前だったの?」なんてことはざらにあります。無駄を少なくするためにはカスタマーセンターなどで確認することがとても大切です。 - 「実質0円」などとうたわれて、契約を結んだので、端末を非常に安く購入した気になっていますが、2年の縛りが取れる前に解約すると、いきなり牙をむきます。たとえば、8万円の端末を1年半で解約したら、端末の残債が2万円分残っていて、それに解約料1万円の合算値 3万円程度が必要になります。
ややこしくしているのが、明細上は、端末代からではなく利用料から割り引かれるのが普通なので、端末の残債が残っている感覚はほとんどなくなっているところです。このことを話すとほとんどの方が’えっ!’って顔をされます。 なんか騙されているような気がするのは私だけでしょうか? - お得にする方法はあることはあるのですが、それは2年おきに携帯会社を変えるという方法です。
「わが社へようこそ」ということで、補助が信じられないほど出る仕組みです。「MNP一括~」なんて書かれていたらほとんどが、この仕組みです。
時期を見計らって、2年おきに携帯会社を変えるような手間暇を多くの方に勧められるわけもなく、お得意さんほど、実は一番損をする仕組みが確かに存在しているのです。スマホに変えたら今までの倍以上の料金。しかも2年の縛りがあるからやめるにやめられない・・・・
これらの問題を解決する方法があるのでしょうか。その有力な方法が「格安スマホ」です。・・・ (続く)
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