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kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

雑談:アーニーの戦争

2007年03月25日 | 雑談ほか
先日、古本屋で見かけて気になったので、図書館で借りた(買えよ。)「アーニーの戦争(JICC出版 1990年刊)」。

第二次世界大戦中、アメリカ軍の従軍記者として北アフリカ、シチリア、イタリア、フランス、太平洋と取材したコラムニスト、アーニー・パイルのベストコラム集なのだが・・・

これがもう、素晴らしい。戦意高揚という点を差し引いても、描写のリアルさ、人間に対する視線などなど、本物の戦争をリアルタイムで見て、伝えた記者の崇高さを感じさせる。

どのエピソードも素晴らしいのだが、中でも良かったのが「トミー・クレイトン一等兵」のエピソード。37歳の一等兵でBAR自動小銃が持ちたいばかりに昇進を断り、ライフルの銃弾の方が銃声より早いことからドイツ軍の狙撃兵(実は東グルジア兵で、米軍は日本兵だと思ったというオマケがつく。)を見つけ出し、撃ち殺したという歴戦の勇士。(しかも、取材を受けた後まもなく戦死する。)一文一文がリアルで、恐ろしいばかりの臨場感があるのだ。

歴史や軍事に基礎知識がないと分からない部分も多いが、一読して損はない本。(買えよ。)


雑談:今シーズンのテレビドラマ

2007年03月23日 | 雑談ほか
今シーズン(1月~3月見ていたTVドラマ)

【地上波】
 ・ヒミツの花園
 ・エライところに嫁いでしまった
 ・ウルトラマンメビウス
 ・プリズンブレイク

【CATVなど】
 ・デスペレートな妻たち
 ・特捜班CI-5
 ・名探偵モンク
 ・ウルトラQ
 ・ウルトラマン
 ・ウルトラマンエース
 計8時間。

中でも面白かったのは、やはり「特捜班CI-5」。(最初、期待していなかったが、途中から大化けした「ウルトラマンメビウス」もいい。)昔、雑誌「スターログ」で「ストーリーがアクションする。」という評価があったけど、その通り。

今回、特に面白かったのが、ボウリング場での捜査員の殺人事件から、怪しげな人物が何人も登場するうちにロンドンに原子爆弾がセットされていたというオチになる「原子爆弾は真夜中にセットされた」。
しかし、サブタイトルでオチをばらしているんだから、面白さ70%減だよね。

25年くらい前にはよく京都テレビとかサンテレビで放送されていたような気がするが、ゴードン・ジャクソンはまんま「攻殻機動隊」の荒巻課長のモデルだね。


雑談:ウラー!

2007年03月19日 | 雑談ほか
ウチのチビが最近、覚えた単語が「ウラー!」。(ロシア語の「万歳!」です。)

もちろん、「ヨーロッパの解放」シリーズを観たのではなく、「チェブラーシカ」の影響なんですな。気が向いたら、「ウラー!ウラー!」と叫んでいます。

ところで、先日、家で「トラトラトラ」を観ていたら、ドラマ部分まではよそで遊んでいたくせに、真珠湾攻撃が始まった途端、微動だにせず画面にクギ付けでした。
見終わるやいなや、船と飛行機のおもちゃを持ち出して・・・あとはご想像どおりです。

雑談:加藤精三

2007年03月11日 | 雑談ほか
ここ1ヶ月、「ウルトラマンメビウス」にはメフィラス星人が出ているが、吹き替えをあてているのが、「ウルトラマン」の時と同じく加藤精三。
加藤精三といえば、「DS9」のオドー(←特殊な引用)や「荒野の用心棒」のロホ(←かなり特殊な引用)だけど、調べてみたら今年なんと80歳!

先日、「スペクトルマン」のCDで小林清志の吹き替えを聞いた時には、「今も現役」と芸歴の長さを再認識して感動したけど、高齢になっても活躍する声優の人って、本当に素敵な生き方だと思う。

雑談:バカ親子のふれあい

2007年01月31日 | 雑談ほか
ウチのチビ(7歳)は最近、ショッピング・センターに行くとCDショップに行きたがる。

理由はオンラインの視聴コーナー。自分で色々検索して、イントロを聴くのが楽しみらしい。

といっても、検索するのはウルトラマンばっかし。こないだも、親子二人で「ファイト ウルトラマンA」で聴きながら、店先でバトル・シーンの再現。

視聴コーナーでヘッドフォンつけながら、格闘しているバカ親子がいたら、それはウチです。


「ひろしま通」認定試験

2007年01月10日 | 雑談ほか
今度、広島では「ひろしま通」認定試験なるものが実施されます。

先日、そのサンプル問題が公開されたのですが、その中の1問。

問い
1959年、広島を舞台にロケ撮影された初めての日仏合作映画が公開されました。その映画とは何でしょうか。

1 二十四時間の情事
2 戦争は終わった
3 勝手にしやがれ
4 大人は判ってくれない

なんとまあ、マニアックな!
って、お察しのとおり、私が作りました。(笑)

この問題が広島市のメールマガジンにも掲載されたんですから、世の中コワイよなあ・・・。

雑談:ウルトラマンメビウス「怪獣使いの遺産」

2006年11月22日 | 雑談ほか

幼少の頃、何の予備知識もなく帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」を見て、トラウマを残した世代にとっては、正直、きれいごと過ぎて、食い足りない出来だけど、あの話に35年ぶりに決着をつけるにはこれが精一杯かとも思えた。

裏を返せば、今の現実世界はもっとむごいことが表面化しているとも言えるんじゃないだろうか?

でも、やっぱり「怪獣使いと少年」を思い出すと、涙が出てしまうぜ。(家人に泣いているのを見せるのは恥ずかしいから、シャワーを浴びながら、泣いた。)