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kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ポメラ購入

2008年11月11日 | 雑談ほか
発売が発表されて、すぐ出入りの文房具屋さんに発注したキングジムの「ポメラ」、本日届きました。

キングジムの公式HP

何といっても小ささと360グラムの軽さが魅力です。(厚手の文庫本より軽い。)電源は単4電池2本、ACバッテリーはありません。

ポメラ

バタフライキーボードで手の大きなワタシには、全体にちょっと華奢な印象です。キーボードの小ささにまだちょっと使いづらいですが、じきに慣れそうです。
画面にはバックライトがないので、ちょっと暗さを感じます。こういった画面って見覚えがあるなと思ったら、かってのワープロはこんな感じでしたね。(もう15年くらい昔の話)

ポメラ

操作はとっても簡単。(Windowsのメモ帳だけ切り出したのだから、当然。)最低限の機能以外、一切ついていません。ダダダダダっと撃つ・・・もとい打って入力して、あとで整理するワタシには重宝なツールになりそうです。

メディアはMicroSDですが、テキストだけなので、バックアップ用以外に必要なのかどうかは微妙なところ。(テキストだけなので、10MBさえ必要なのかどうか。1GBもあったら、一生分の日記が書けそう。(笑))

四十七人目の男

2008年10月17日 | 雑談ほか
「ザ・シューター」の原作にして傑作「極大射程」の主人公、ベトナム戦争の伝説の名スナイパー、ボブ・リー・スワガーが齢六十を超えて、いわくつきの日本刀を巡り東京で大暴れ・・・って、大丈夫なのかこの小説。

と思い、ちょっと読むのに間があったけど、これが読み出したら止まらない。面白い!面白い!面白すぎる!!

煮えたぎる情熱がアサッテの方向にやたらめったら突っ走る物語って、どうしてこうも面白いんだろう!(第○帝国の興亡とかマカロニ・ウェスタンとか・・・)

上巻はサムライ文化と日本刀とサケの話がほとんどで、正直退屈。この辺は読み飛ばしても大丈夫。まあ、「極大射程」前半のライフル談義のようなテクニカルな話題です。

これが下巻になり、ボブ・リー・スワガーが日本刀を手にするやいなや、決めゼリフを連発しながら、血しぶきをあげまくるという、カッコよさ&面白さが大爆発。

しかも、事件の本題がイオージマじゃなく、日本のAV業界の大戦略と赤穂浪士ときたもんだ。(「女教師が高校生を○○○○○○」というのは、ガイジンには相当、インパクトがあるようだ。)

はっきり言って読まないと分からない、読んでも分からない混乱感と背筋が震え涙が出るような爽快感、マカロニ・ウェスタンに接したアメリカ人の気分だね。

ぜひ、映画化してほしいんだけど、小説のままだと「あの映画」の焼き直しになってしまうので、ここはアメリカのポルノ業界と日本のAV業界の対立につけ込む「用心棒」型がいいね。邦題の「何とかの用心棒」は、みんなで適当に考えてください。(笑)


雑談:私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか

2008年08月30日 | 雑談ほか
久しぶりに「私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか-ロジャー・コーマン自伝」(早川書房1992年刊)を読んだ。

「金星人地球を征服」とか「ワイルドエンジェル」とか「デスレース2000年」といったSFやアクション映画を製作監督し、コッポラやジョナサン・デミ、ジョー・ダンテを育てた名物プロデューサー&監督の半生なのだが、いや、何度読んでも面白い。(挟まっていたメモを見たら、前は4年くらい前だったようだ。)

映画の裏話としても充分、楽しいのだが、今の仕事を振り返るとこの本に書かれたことを、形は違えど、かなり実践していることに気付いた。
いわく、「アングルを変えて、色々撮影しておけ」とか「画面に動きを出せ」とか「制度にしばられるな」とか「悪役を魅力的にしろ」(んっ?)とかね。

Q:仕事で一番影響を受けた人は誰ですか?
A:ロジャー・コーマンです。

・・・とても言えない。


アル・パチーノが来た

2008年06月12日 | 雑談ほか
ちょっと前に雑誌「映画秘宝」のクイズ(映画スチルからマニアックな映画タイトルを答える)で正解を出したところ、景品としてアル・パチーノ・フィギュアが来ました。

写真のとおり、「スカーフェイス」のパチーノです。

対象年齢「17歳以上」のこのフィギュア、映才教育中のウチのチビ(8歳、小学3年生)にさっそく見つかってしまいました。

「パパ!早く開けて、開けて・・・これ、ちょうだい!!」



その後、ひとり遊びが始まり・・・
「よし、行くぞ・・・ボス・・・・バキューンバキューン・・・コイツは偽札・・・ダダダダダ・・・撃て・・・バキューンバキューン・・・やられた・・・」
なんて、独り言が聞こえてきたんですが、やっぱりワタシの教育方針は間違っている?

ちょっとマイナーチェンジです。

2008年01月31日 | 雑談ほか
最近、展覧会によく足を運ぶようになり、ちょっと編集方針を変え、展覧会のことも書くことにしました。

あわせて、テンプレートとタイトルもマイナーチェンジ。

特にタイトルは色々考えましたが・・・

「kamacci映画日記 ver.2.0」:ベタすぎるくらいベタですな。

「kamacci映画日記 part2」:正編があるように誤解を受けますね。

「続・kamacci映画日記」:やはり60年代はこうでなくっちゃ。しかし、正編がないとダメなので、×。

「kamacci映画日記 piu」:続編ならmoreとかplusもいいのですが、ここはpiuで。何のこっちゃか・・・。

「改造kamacci映画日記」:ちょっと手が加わったなら、これも良いかも。あと、「再生」とか「二代目」とかも良いのですが、安っぽく、弱そうなのが難です。

「kamacci映画日記 デラックス」:一番、縁遠そうな単語です。

「kamacci映画日記 頂上作戦」:広島ならこれかな?作戦なら「GO!GO!作戦」も

「kamacci映画日記00(ダブルオー)」:ミーハーすぎ。

「kamacci映画日記 死ぬのは奴らだ」:同じダブルオーならこっち。しかし、死にそうなのは自分になりそうです。

そんなこんなで、ウチのチビが考えたロボットの名前からVB-IIIとしました。当然、深い意味はなし。まるで「マッハ・バロン」の敵ロボットです。


『図解 大伴昌司の脳世界』 大伴万博 EXPO'07-怪奇と調和ー(その2)

2007年10月28日 | 雑談ほか


チラシの表

チラシの裏

先日も書き込みましたが、この企画に市民スタッフとして携わっています。オタク魂炸裂のこの企画に、あなたは広島に来たくなある。

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■概略
昭和30年代から昭和40年代にかけて、読者を興奮させた『週刊少年マガジン』のグラビア。

「ウルトラマンの怪獣解剖図」をはじめ、最先端の科学技術、歴史、音楽美術など幅広い分野を取り上げていました。

このグラビアページを企画構成したのが、大伴昌司でした。世界中からの情報収集と、それを一目で分かるグラビアに構成したその業績は、現代におけるポップカルチャーの先駆者としての評価が高まっています。

わずか36歳で没した大伴昌司の業績を、なかなか目にできない第一級の資料を交えて、振り返ります。

なお、11月4日(日)と10日(土)には、参加型プログラム「自分解剖図鑑を作ろう」も実施します。

大伴昌司のグラビアをリアルタイムで見た方も、大伴昌司の業績を知りたい方も、ぜひご来場しください。

■展示内容(一部)
・バルタン星人ほかウルトラ怪獣の解剖図とその原画
・当時の週刊少年マガジン
・当時のグラビア「情報時代」(複製)
など

■日時
11月4日(日)~11日(日) 10:00~17:00(最終日は15:00まで)

■場所
広島市立大学 芸術資料館(安佐南区大塚東)

■入場料
無料

■お問い合わせ
広島市立大学芸術学部分室
TEL:082-830-1507
FAX:082-830-1656

『図解 大伴昌司の脳世界』 大伴万博 EXPO'07-怪奇と調和ー

2007年10月14日 | 雑談ほか
親しい関係者はきっと「kamacciがまた何かやろうとしている。」と思われるでしょうが、その通りです。

ただ、今回、企てたのは広島市立大学さまです。
なんと市民講座で少年マガジンのグラビアや「キネ旬増刊「世界SF映画大鑑」「怪奇と恐怖」「世界怪物怪獣大全集」」、「OH!SF映画」で有名な大伴昌司の展覧会をやろうという、大胆な企画なのです。

これに市民スタッフとして参加しており、毎回エスカレートする濃い濃い会話とともに、気分はすっかり60~70年代。
バルタン星人の解剖図の生原稿を見れるかも知れないと思うと、今からワクワクしています。

しかし、残り時間はあと3週間・・・。「28日後」ならぬ「21日後」はどうなるやら。

雑談:SPI社の「地球最後の日」またの名を「ゾンビ」

2007年07月09日 | 雑談ほか
昨日、なぜかフト思い出したのが、SPI社のボードゲーム「地球最後の日」またの名を「ゾンビ」。

シュミレーション・ボード・ゲーム華やかりし頃、SPI社といえばマニアックで難しいボードゲームを多数発表していました。今になれば、米ソ激突ものなんてぜひプレイしたかったのですが、いかんせん、当時の小僧にはそんな金はありませんでした。

その一方でプレイしやすいゲームもいくつか発表しており、50年代の怪獣映画を彷彿とさせる「怪獣征服」なんて面白かったですよ。

そんな中、輝いているのが「DAWN OF THE DEAD」。つまり、ロメロの「ゾンビ」のボードゲームなのです。リバイバル時のパンフレットでも「ゾンビコレクションの珍品」として紹介されていましたが、ゲームとしては非常にまっとうな出来。

ゲームの舞台は、映画前半のショッピング・モールから死者たちを叩き出すところまで。ルールが簡単な割に、映画の雰囲気をよく再現しており、結構ハマりました。

プレイヤーは1人から5人までできたのですが、なんといっても面白かったのは、4人プレイ。つまり1人1役。当時の友人3人とアトランダムに役を決めたのですが、なぜかワタシはいつもフラン役。ロジャー役も定番で決まっており、M16を手にモール内を突進し、死者たちを情け容赦なくなぎ倒していましたっけ。

そんなロジャーに助けられるフランでしたが、時として死者に噛まれた挙句に彼らの仲間入り。スティーブンとピーターに襲いかかって全滅なんてステキな展開になったこともあります。

う~ん、久しぶりにプレイしたいなあ。


雑談:極大射程

2007年04月10日 | 雑談ほか
6月公開の「ザ・シューター」の原作「極大射程」を久しぶりに読んだ。

まさかまさか、今頃になって映画化されるとは思ってもみなかったよ。(まあ、「暗殺者」の例もあることだし・・・。)
主演のボブ・リー・スワガーにはキアヌ・リーブスの名前が出たこともあったけど、結局マーク・ウォールバーグに。何か違うよなあ。個人的には「サラマンダー」時のマシュー・マコノヒーなんかどうかと思うのだが。

気になるのはやはり、エル・ガト・ネグロとの対決シーン。ちゃんと再現されていればいいけど。(監督がアントワン・フークワなんで、期待しよう。)

おかしかったのが、敵役の名前がアイザック・ジョンソンに変わったこと。原作どおりのレイモンド・シュレックの方がカッコいいけど、ちょっと緑色のアレを連想させてはねえ。