舞台はナチス政権下のドイツ。若きSD(保安警察)のアルベルトとカソリックの修道士のマティアス、幼なじみであり、いまや相対する組織に属する二人が裏切りと謀略が渦巻く世界で出会い・・・という小説。(須賀しのぶ著。早川書房。)


ナチス(NSDAP)とカソリック教会の対立という今まであまりお目にかからなかったテーマで、筋立てとしてはおもしろいし、キリスト教に対する欧米人の考え方が垣間見れて興味深い。時代考証もしっかりしているので、参考になることも多い。
ただ、上下2巻の大作の割に主役2人の造形がステレオ・タイプすぎ、また第二次世界大戦の帰結が分かっていることもあって、物語として小さくまとまり、重厚さに欠けてしまっているのが残念。ほかの登場人物もおしゃべり(つまりセリフが多い。)で、時として読みづらい。
敬虔なクリスチャンか、熱烈なNSDAP党員(そんな読者いるのか?)の感想を聞いてみたいところ。

そいでもって、知人から送ってもらったドイツで開催された「ヒトラーとドイツ展」の図録。(300ページ以上の大著)ドイツ語はわからないが、眺めているだけでも楽しい。


ナチス(NSDAP)とカソリック教会の対立という今まであまりお目にかからなかったテーマで、筋立てとしてはおもしろいし、キリスト教に対する欧米人の考え方が垣間見れて興味深い。時代考証もしっかりしているので、参考になることも多い。
ただ、上下2巻の大作の割に主役2人の造形がステレオ・タイプすぎ、また第二次世界大戦の帰結が分かっていることもあって、物語として小さくまとまり、重厚さに欠けてしまっているのが残念。ほかの登場人物もおしゃべり(つまりセリフが多い。)で、時として読みづらい。
敬虔なクリスチャンか、熱烈なNSDAP党員(そんな読者いるのか?)の感想を聞いてみたいところ。

そいでもって、知人から送ってもらったドイツで開催された「ヒトラーとドイツ展」の図録。(300ページ以上の大著)ドイツ語はわからないが、眺めているだけでも楽しい。