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あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

良い作品とは

2010-11-23 22:31:50 | 日常
 ハガレン最終巻を読みました。仕事の通りがかりに適当な本屋で買って、帰りのJRのガラガラの車内で読み始めたところ、あまりの内容にイロイロとこみ上げてきて「やばい泣く!」ということで中断。夕食後心を落ち着けて頁を開きました(笑)

 ネタバレになりますので詳しくは書きませんが素晴らしかったです。全27巻は寄り道かと思う部分も実は全てここに帰結していたのかと、感動と感嘆につきる最終回でした。何よりも二人の兄弟の成長と最後に辿り着いた結論にも大きな意味がありました。作者の牛先生の作品に対するメッセージは終始一貫して揺らぐこともなかったのは文句なしに名作に値する作品だと思いました。
 長期連載故にキャラクターが多すぎるかも、と思ったりしましたが出てくるキャラクターそれぞれにスポットが当たっていて、みんな納得できる最終回を迎えられたと思います。ロイアイにひたすら萌えていた私ですが、最後の写真に二人で映っている姿は少し残念なようなでも彼ららしくもあり、そんな余韻も素敵な作品でした。この最終回にはさすがに全国の本屋からガンガン本誌を消し去るだけの力があります。これからもう一度最初から読み返したい!そんな気持ちになっています。
 
 長期連載、増えすぎたキャラクター、雑誌の看板作品、と状況は似ています。しかしコナンが本当に最終回を向かえた時、これほど感動を持って頁をめくるのがもったいないと思えるほどの余韻があるのか?名作として強烈なインパクトを持つ作品に成り得るのか?と問われれば、今のままでは正直自信はありません。
 最終巻を買った本屋ではハガレンのコミックスは万引き防止にレジでの販売となっていましたが、コナンの70巻は平積みながら一段スペースのみ。これがコナンの、部数削減に歯止めがかからないサンデーの現状なのでしょう。看板作品にあくまでも王道を歩ませ、読者が納得する形で最終回を迎えさせるというのも編集の仕事だと思うのですが。
 某様が憂えておられたコナンの今後にはそんな点もあるのかな、とハガレン最終巻に思いました。

 さて、家で読むとじんわりした感動はあるものの心穏やかに読めていたのに、最後にオマケとして入っていたホーエンハイムとトリシャには完全にやられて、我慢できませんでした。アレは反則ですよ牛先生~。電車の中どころか、一人で読んでて本当に良かったですよ。
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