『劇場版 シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
公開最終日の最終回でようやく観られました。
ファンの方には申し訳ないのですが、実は『シティーハンター』とか『キャッツ・アイ』のアニメをちゃんと観たことがないのです。
なんとなく知ってる…くらいで。
今回、観たい!と思ったのは映画館の音響大音量で『Get Wild』を聴きたいからそんだけです。
コムロサウンドが溢れていた時代…TMN、安室奈美恵ちゃん、globe、hitomiさん、TRF…
時代と音楽にパワーがあった。
今のような不穏な力ではなく、まだ信じられるものがあった気がします。
宇都宮隆さん、カッコよかったね
globe大好きでした
さてさて『シティーハンター』
予備知識なく映画を観るって私は多いですね。その方がピュアに受け入れられる気がする。
イケメンマッチョで無敵、だけどどうしょうもない女ったらしの主人公が冴羽獠。
依頼の事件は全て美女が関わっているようです。
オープニングの音楽が流れるだけでワクワクします。
プロローグはキャッツ・アイ三姉妹が盗み出した「エンジェルダスト」。
それを奪い去る謎の仮面。
冴羽獠は謎の仮面を取り押さえ損ない逃げられてしまう。
「エンジェルダスト」とは何か?
事件依頼者の美女、その正体は?
前半はコメディ要素が強すぎて女好きゆえ「モッコリ」の連発。
「モッコリ」が多すぎてちょっとウンザリ…ファンはこれが面白いのかもしれませんが、ワタシ的にはギャグ過ぎて、もうちょいクール&シュールな方が好きだな ←あくまでも個人的嗜好です。
後半、カーチェイスでルパンと次元が出て来たり、これはサービスだろうか。
コメディの前半からは打って変わり後半のアクションシーン。
「エンジェルダスト」の争奪。
冴羽獠とアンジーの戦い。
最近は実写映画でも殆がCGなのでアニメと変わらない。
またもや派手にブッ壊される大都会東京。
どちらが強いか決めるまでは止められない戦い。
どちらかが死ぬまでは終わらないのだ。
これ以上、闘いたくはない。殺したくはないと思いつつ、止めることは出来ない。
自分のこめかみに当てた銃口、銃爪を引こうとする理性を阻止して闘わせる力。
自身をコントロールすることも出来ず闘いへと導くエンジェルダスト。
地球上で現在も続いている戦争も戦いたくない殺したくはないが、どちらかが勝つまでは止められないのだろう。
殺し合いとは無意味なものなのだ。
ラストはウルっと来るようなシーンもあり、総合的にはなかなか良かったですかね。
ラストシーン、冴羽獠の「俺は死なない」の言葉。
次回作を匂わせる終わり方、いよいよ次回は最終回…なんですか?
エンドロールで流れる『Get Wild』。
やっぱ映画館は良いわ〜
シニア料金1100円
配信よりも映画館に行こう