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いつだって明日はいい日

会いに行けないあの人に、元気ですと伝えたい。七転八倒なんとか生きてます、日々の他愛ないこと書いていきます。

覚満淵 Walk with Wolves

2024-07-08 12:44:00 | ゆる〜く山歩き
先週壊れた登山靴は供養して、NEW FACEをお迎えしました。
なので試し履きと足慣らし。

天候回復は午後からとの予報で遅めのスタート。
ちょこっと歩ける覚満淵へ。


赤城山南面から登っていくと山は雲の中、旧料金所辺りからウエットな路面。
ロードバイク女子が1人、蒸し暑い中、汗ダラダラで登ってた。

大沼に車を停めて準備。
こんなとこにも外国人観光客がいて驚き。

車道を少し戻ると覚満淵入り口。


熊笹と広葉樹のメンヘンちっくな森。


林をそれて池沿いへ。


ニッコウキスゲもちらほら咲いてます。


天候が回復してきましたね。


池のほとりで5匹並んで記念撮影。

木道は通行止めで周遊コースは断念。


のんびりしたいが最近、熊目撃があったとのことで内心ビビりまくり。


湿原や池塘があると必ず「小尾瀬」とか言われる。

周遊コースが通れないので鳥居峠まで登る。
意外と登りは大したことなくて直ぐに到着。



秋、紅葉の頃はとても素敵です。
赤城山、覚満淵には多くの伝説があります。
覚満淵は、淵名姫だっけ?お姫様が身を投げたとかなんとか…。

ちなみにウンチク話をひとつ。
その昔、日光男体山の神様と赤城山の神様が戦った。
その場所は日光戦場ヶ原。
赤城山の神様の化身は大蛇で、酷い傷を負った大蛇が赤城山に帰る途中で傷を癒したのが老神温泉なんだとか。
どっちの神様が勝ったのかは忘れました。



桜井くんの展望台、雲が切れず関東平野は見おろせなかった。


再び湖畔まで下り記念撮影。


鴨のつがいがシンクロナイズドスイミングのように同じ動きをするのが面白い。



水面に映る木々と野バラ。



大沼から赤城神社方面。
あら?なんか足りない?
啄木鳥橋が架替工事中で橋脚しか無い。やはりこの風景には赤い橋がないとね。


きちんと整列したスワンボート、オオカミちゃんも整列して記念撮影。


駐車場の目の前は黒桧山、猫岩も見える。
いずれ登りましょうか。



今日始めて履いたのに全く違和感なく歩けた。
KEENは幅広甲高に優しい。
これから長いお付き合い、ヨロシクね。



北面下って南郷『シャクナゲの湯』
熱めのお湯でシャキッと。


下山祝、湯上がりソフトクリームはピスタチオ。
美味しゅうございました。


猛暑酷暑の日々ですが、山に行くとちょっぴり気温が下がる。
しかし、こう暑いと次に行くとこ悩みますね。


八間山  Hake with wolves

2024-06-27 06:17:00 | ゆる〜く山歩き
先週の湯ノ丸山でレンゲツツジが満開だったが、野反湖のレンゲツツジが新聞に載っていたそうで…。
ならば野反湖ベースにサクッと登れる八間山に行こう。
この日は密かな計画も企てる。


高速がないこのルート、車でも走り出がある。
六合村から野反湖までの細い山道がちょっとウンザリ。
ようやく到着、途中の渋滞で2時間半かかった。

雲が多いが雨は降らないらしい。
登山者は第一駐車場に止めるようにとアナウンスが繰り返し流れる。
第一駐車場は1台しか止まっていなかった。
皆、楽をしてレストハウス前に置いていくらしい。どうせ山登るんだからこの数メートルくらい歩いたっていいだろうにと思うが…。










レンゲツツジには遅いがキスゲが咲き始めていた。
来週辺りが見頃か?






花の多い山は楽しみが増える。



山頂はもう一息。
蒸し暑い。




あまり広くない山頂。
他の登山者が近すぎてウザいので写真だけ撮ってさっさと下ろう。

Walk with wolves
リブちゃんを連れてきました。


白砂山はここから数時間。
もうあそこまで歩く体力は無い。




予報通り、朝よりも晴れてきた。
何組か登っていく人とすれ違う。
女性ばかりだった。
花が多く手軽なので女性に人気なのだろうか?






コマクサの保護区域に寄り道。
ベンチでひとり静かに休憩。


高山植物の女王様、コマクサは可憐で美しい。

コマクサとリブちゃん




野反湖とリブちゃん


湖畔にレンゲツツジのオレンジが見えるが、花はもう終りに近いようだ。


山頂を振り返る。


湖畔のレストハウス前でゆっくり休憩。


外輪山への遊歩道沿い、レンゲツツジが咲いている。






Walk with Wolves
5匹並べて記念撮影。


車に戻って靴を履き替えようとしたら…
ソールがパッカリ
よく見ると両側ほぼ全体が剥がれそう。
これ何年前に買ったんだっけ?
暫く履かなかったから…たぶん20年近く前だよね
道具は劣化するものだ、やむを得ない。
チーン。
成仏せよ。


偈ざの楽しみ。
新しく出来たらしい、尻焼温泉の湯を引いているようで『弁天の湯』

無色透明無味無臭
湯温43℃の熱め
地元のオカアサンが二人入ってた。


近くの山の中に『バーデ六合』って立派な温泉施設があったが入り口の道が荒れていたので、受付のオジサンに尋ねると閉館したとのこと。
確か30年くらい前に来たのかな?
時の流れを感じた。
オジサンと話がはずんだ。

色んな物が変わっていくが山に入ると変わらない。
いや、少しずつ変わっているのだろうが…。
山奥深い自然の風景は変わらないでほしいと願う。





湯ノ丸山 レンゲツツジ

2024-06-22 22:45:00 | ゆる〜く山歩き
6月19日 湯ノ丸山へ

天気良く何処へ行っても間違いないと思う。
たぶんレンゲツツジが見頃だろうと思い、久しぶりに西へ向う。
今年初めての碓氷峠越え。

スノーボードを始めるきっかけになったのが湯ノ丸山。
その頃はまだ降雪積雪量が多く、古くからのバックカントリールートだった。
山スキーに行った友が「俺が滑れなくて苦労してるところをボードの奴がスーッと降りて行った」と聞き「それだ!」と思った。
29歳でスキーを始めて2年目、スキーでは皆に追いつけない。周りで誰もやっていないスノーボードならなんとかなるか?と思った。
そんなに甘いもんじゃない、が…そんな甘い考えから始まったスノーボードに夢中になり、気がつけば30シーズン近く、未だ止められない
まっ、そんな想い出に浸りながらのドライブ。
浅間サンライン、この道を何十回(いやそれ以上)走ったことか???


9時半、既に駐車場は満車に近い。
平日でもこの混みようだ。
ある意味、尾瀬より混んでいるかも

第一ゲレンデ、観光用に運行されているリフトの下をくぐりゲレンデ脇を登る。
本日一の急登だ。

 
リフト降り場。


リフト降り場から先、コンコン平付近。
レンゲツツジがこの辺りも咲いている。
これから登る湯ノ丸山が見える。


鮮やかなレンゲツツジ。
見事だ。


湯ノ丸山。
のっぺりしてるけと左が南峰、右が北峰。
登山道は南峰への直登となる。


石混じりの道が斜度を増す。
少し登ると展望が開け富士山が見えていた。

 
車度が緩くなると山頂はもうすぐ。

イワカガミ。
花期には少し遅いようだ。


コメバツガザクラ?

山頂は広い。
ドカ〜ンと広がる遮るもののない360°の大パノラマ

北アルプス。 
白馬から後立山。


北アルプス。
真ん中辺りに槍ヶ岳。


八ヶ岳から奥秩父、遠くに富士山。


群馬県側、赤城山から武尊山辺りか?


湯の丸スキー場、第一ゲレンデと道路を挟んだメインゲレンデ。
左奥、一番高いところが浅間山たが、ここからだと籠ノ登山と被ってイマイチだね。


嬬恋方面。


南峰から北峰。
左奥は妙高方面かな?


気持ちの良い雲上のお散歩ルートだ。



北峰から四阿山。
こちらも良い山です。
この展望を最後に下り始めひたすら林の中。


林の中を下り切ると角間峠。

レンゲツツジと岳樺の混じる明るい林を歩く。
風景とは裏腹に「熊さん、出て来ないでね。」とビビリながら、熊鈴鳴らして歩く。


登山道に現れる牧柵。
ここから先は放牧区域か、たまに牛のフンが落ちている


コンコン平って名前が好き。


振り返ると先程まで居た湯ノ丸山の山頂が見える。


右へルートを取ればコンコン平、明確なルートだが下ってきたので登り返しは嫌だなと十一面観音へのルートを取る。

快適すぎる道。


十一面観音から車道に出る。


車道を少し歩くが、ゆうしてっを潜り牧柵沿いを登る。
ルートがあるような無いような踏み跡程度。
ガスっている時は車道が正解かな。


レンゲツツジが「咲き乱れる」というより「咲き溢れる」斜面。


写真撮りすぎて同じようなのばっかりなので画像少な目に。


可憐なミヤマキンポウゲ。


レンゲツツジ堪能してリフト乗り場付近まで登り返して終了。

下山祝はソフトクリーム。
木いちごとバニラのミックス、ワッフルコーンはココア。


お天気に恵まれて最高のハイクでした。
こんな天気の良いときに行きたい山はいっぱいだ。
これから梅雨入り、こんな登山日和はそう無いだろう。

ここに通った頃を思い出し、山頂から見える山々に登ったことを思い出し…アレコレと懐かしさに浸った日でした。
昔よりも体力は落ちてるけど登るのが辛くないのは何故だろう。
やはりメンタルですかね〜





尾瀬ヶ原② 復路 

2024-06-08 23:33:00 | ゆる〜く山歩き
竜宮小屋でUターン、往路を戻る。
小屋の周りは休憩している人が多いので避けて、少し歩いてから休憩しよう。


今度は背にしてきた風景を眺めながら歩く、至仏山に続くように延びる木道。
『至仏山(シブツサン)』
その名の通り、真っすぐ登って行ったら仏に至りそうな、穏やかなたおやかな山容。
一番好きな山かもしれない。
しかし無雪期に登ったのは一度だけかな?2回かな?忘れてしまうくらい昔のこと。
雪の時期は何度かな?忘れた(笑)。
尾瀬ヶ原を見下ろして、あの斜面を滑る時のドキドキワクワク感。
いろんな人と登っていろんな事があったね。
もう一度、あの斜面を滑ることが出来るだろうか…夢をみている。

ミツガシワ。
水の中に咲く。


伏流水が湧き出している場所。
よく見ると小さな魚がたくさん泳いでいる。










鳩待峠から下ってくる途中に追い越した歩荷さんとすれ違う。
何キロくらい担いているのか?どこまで運ぶのだろうか?
凄いなぁと尊敬。
なるべく邪魔にならないように!
感謝を込めて「お疲れ様です」と挨拶してすれ違う。
「ご苦労様」は上から目線で嫌いだ。
「お世話になります」「ありがとうございます」そんな気持ちも込めて「お疲れ様です」なのだ。





ワタスゲのホワホワした姿に癒される。


この花を見て
(「たぶん私だけだと思いますが…」←これ分かる人いたら嬉しい
モフモフのオオカミちゃんの毛玉を連想してテンション上がる。
そうなのだよ、ずっと歌いながら歩いてるのはMAN WITH A MISSION
『FocusLight』『Remember Me』
歩くテンポが丁度いいのだ



だいぶ竜宮から歩いた。
お腹すいたのでベンチで休憩。
人を避けて木道を背にして座る。

湿原に育つダケカンバはクネクネと曲がっで育っていた。
風の強さ、豪雪地帯、過酷な自然を物語る。




お湯を沸かすのも面倒でコンビニで買ったパン1個かじって再び歩き出す。
登山客が増えてきた。
木道を行列で歩きたくはない。

燧ヶ岳の雲は取れることはなかった。


いちおう尾瀬らしく水芭蕉。




皆さんが思い浮かべるのはこんな可愛らしいサイズ。
場所によってはお化けみたいにデカイのもある。




至仏山が近い、森の中に入ると山の鼻。


12時21分、山の鼻着。
行きとは変わって多くの登山者で賑わう。
既にテントもいくつか張られていた。
喧騒を避け、休むことなく鳩待峠への道を急ぐ。

行きはよいよい、帰りは…。
往路は下りでラクラクだが復路は緩やかでも延々と登りなのだ。




多くの観光客(登山客とは言えない)やツアー客とすれ違う。

尾瀬、行けるかな?って不安いっぱいだったけど、すれ違う人々を見るとガッカリする。
こんなに緩くて来ちゃうんだよな、自分は力が入り過ぎなのか心配性なのか?いや、山を舐めちゃいけない。
自然はご機嫌を損ねると許してはくれないのだ。

ツアー客は中高年が殆どで、装備も立派なのだが…
ガイドさんに手を引かれて下るオバサマ、ストック振り回すオバサン(危険だ!と注意したが理解していないだろう)
遠足の子供達よりもマナー悪いのは中高年。
あの中には入りたくないし入れない、やはり独り歩きの偏屈者で良い。
女性単独行では冷たい視線を感じることが多い、特に女性グループから。
カッコつけてるとか気の強い女が鼻につくのだろう。
大勢でツルむのが苦手なだけなのだがね。

登り始めて直ぐに右脛が攣った
だけど歩行を休められない。
後続の足音と話し声が近づいてくる。
此処からは惰性で歩く。

自然の形を優先した木道。




木道が階段状になり


石畳の階段になると


登山口が近い。


13時20分、鳩待峠到着。


意外と早かった。
16時半の最終バスまでにもう一往復出来そうだ、しないけど。

鳩待山荘でバスの乗車券を購入しバス乗り場へ。
ソフトクリーム食べようか一瞬考えたけどやめた。

帰りはマイクロバス、満席まであと3席だった。

バスの窓から小至仏山から至仏山への稜線が見えた。


戸倉まで下ると真夏のような眩しい日差し、ジリジリと暑かった。

なんだかんだと考え込まずに行動に移せばいい。
天気に恵まれたおかげでサクッと行ってこれた。
誰かを誘っていたら、今ごろはまだ尾瀬ヶ原だったろう。


温泉に入りたくて『ほっこりの湯』を覗いたが臨時休館、残念。

沼田まで下って『望郷の湯』。
無色透明無臭のお湯。
肌がヌルっとする(スベスベする)お湯だ。
露天風呂の風が心地よい。


温泉で気が付いた。
左足第一指付け根に大きな血豆が出来てた。
全く気が付かなかった。
これに気がつかないで歩いてた私ってよほど根性あるのか鈍感なのか?


ガツガツ歩いたので心配していた筋肉痛はほとんど無しです。
昨年秋から通い始めたヨガ教室の効果がでてきたのか調子が良い。

さて、次はどこ行こうか?
山に登り始めると下山するとすぐに次を考える。





尾瀬ヶ原① 鳩待峠〜竜宮

2024-06-07 08:50:00 | ゆる〜く山歩き
梅雨入り前、ラストチャンス?
毎度のこと前日の天気予報でいきなり決めた。
尾瀬行こう!

予定より寝坊して6時自宅発。
7時30分、戸倉着。
直ぐにバスに乗れた

鳩待峠バス停着。 
団体さんから逃げるように登山口へ。

出遅れたと思ったが、まだ早いのか?人影もまばら。
鳩待山荘は鉄骨の山小屋が建設中だった。 


バスの最終が16時30分、それまでに戻ってきてくださいと運転手さん。
たぶん帰れると思うが…。


8時15分鳩待峠発。

右側通行って書いてあるのに左側歩くオバサングループ。


山の鼻までは緩い下り。
歩き始めは階段状に整備され、途中から殆どが木道だ。


テンポよく鼻歌なんか歌いながら歩く。
アップテンポなロックなんぞ歌ってたらペース早すぎた。

橋を渡るともうすぐ山の鼻だ。


ニリンソウ。


9時、山の鼻着。


ここから尾瀬ヶ原らしい木道が続く。


水芭蕉の季節はもう終わりに近い。

熊対策の鐘が所々に設置されている。


燧ヶ岳の山頂は雲で見えない。
期待したほどの晴れではなさそうだ。
山の天気だもんね。


振り返り至仏山。


池塘と浮島。




橋の上から川を覗く。
水草の一本一本がクッキリ視える濁りのない流れ。




ヒメシャクナゲ
ちょーカワイイ
キュンってしちゃう


景鶴山。


新緑と光の織り成す色彩が柔らかで、美しい。

ちょこっと自撮り。


果てしなく続く木道。
この木道を整備してくださる方々、大変な作業なのだ。


リュウキンカの黄色が好き。




鹿の被害が多い。 
やむを得ない対策だ。


竜宮の小屋が見えてきた。


10時10分、竜宮小屋到着。
ここでUターン。



一人なんだからゆっくりと景色を楽しみながらのんびり歩けばいいのに…
前に人がいると追いつく追い越す前に出る…は誰かさんと同じか?レースじゃないんだよね(笑)。
「人生はロードレース」そんな言葉がふと浮かんだ。

学生時代や山岳会時代は歩くのが遅くて体力なくて、皆に迷惑かけるから必死でついていくことばかり考えていた。
独りになっても余裕を持って歩くのは出来ない。いつも精一杯だ。
他人と関わるのが嫌いだから、団体が近づくと逃げる。
休憩だって人の声が邪魔になる。
やはり天の邪鬼、変わり者なんだろう。

本日は竜宮で折り返しと決めていたので、ここから戻る。
山小屋のトイレは協力金100円。
強制ではなく任意、入山料取らないのだから強制でも良いかと思うのだがね。
自然が無償だったのは過去の話、今は此処を守っている人々のことを忘れてはいけない。
ガイドさん、歩荷さん、登山整備の方々、その他多数。
山で働く人々は大変なのだ。
感謝。


《復路に続く》