隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

漢字が消える日、そして 「One After 909」(?)

2009年12月10日 19時32分09秒 | 日記
2009年12月10日 (木)

 葉の落ちた木の枝からのぞく冬の青空が胸に沁みいる。


●「漢字」って…
 「朝日新聞」夕刊の「人脈記」。「漢字」のシリーズは終了。
 最後の2回もおもしろかった。
 民俗学者の梅棹忠夫氏は戦後一貫して、「漢字なんか使ってたら日本の未来は危ういぞ」と主張してきたそうだ。「繁雑な漢字の体系が教育や文化の発展、情報の伝達を妨げてきた」。代わるのがローマ字だそうだ。
 文化としての漢字は嫌いじゃないそうで、「和服」にたとえている。結婚式に和服はいいけど、科学技術やビジネスの分野ではローマ字という「世界服」じゃなけりゃマズイでしょ、と。
 これだけではよくわかりませんが、でもたしかに漢字は煩雑です。
 私の仕事は、ああだこうだと言いながら文字や文章に振り回される?類のものなんだけど、
 「組合せ」「組み合わせ」「組み合せ」
 どれにする? めんどうだからいっそのこと「くみあわせ」ってしちゃう?
 そんなことが日常茶飯事。
 くだらねー、どれでもいいじゃん、って思う方もいらっしゃるでしょうが、なかなかそうはいかないんですよね。
 ああ、ホント、めんどうさい…となることもあるんだよなあ。
 でも、ローマ字か~、それはそれでやっぱりめんどうかも。
 うーん。
 どなたかの分析で、泉鏡花から三島由紀夫までの小説に使われている漢字の割合を調べたら、確実に減っているそうです。
 で、その傾向が続けば、2190年頃には小説から漢字が消えるらしい。この分析はなんだかユカイ。
 あ、でも私、漢字は嫌いじゃないですけど。

 それで最終回は「太宰治」。
 ちょっとそれまでの「漢字」の取り上げ方とは異なっていたように思ったのは私だけ?
 ま、今人気絶頂だし、それはそれでいいのかな。
 「津軽」…、いいですね。好きな人多すぎるけど。
 太宰は若いときにヘンにはまって、ちょっと今はキツイかなあ。そうでもないのかなあ。
 松本清張と同時に「生誕百年」(つまり同い年ってことですが)。同い年なのに活躍した時代がかぶっていないんだもんなあ。
 この二人、強烈に「異なる匂い」を発している。


●「12月8日」
 一昨日は「太平洋戦争開戦」の日、そしてジョン・レノンの亡くなった日。
 こういう言い方が適切かどうかはわからないけど、私にはいつもセットで訪れる。
 今年もジョンを敬愛するアーティストが集って、武道館で「Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ」が開催された。
 実はかつて、一度だけ参加したことがあります。ジョンは好きだけど、ちょっと引いたんで(笑)、それっきりになりましたが。
 今年のオープニングは、奥田民生+吉井和哉で、「Revolition 9」「#9Dream」「One After 909」をコラボしたらしい。
 ああ、この二人の「One After 909」は聴いてみたかった!!! 
 映画「Let It Be」でのジョンとポールの「One After 909」はメチャクチャかっこいい。これと有名な屋上ライブの「Get Back」ね。ビートルズが燃え尽きようとしている、鮮烈な末期映像です。
 日本でやるとしたら、この二人でしょ!と思います。



 今知りました、熱烈なタイガースファンの男からの涙の?メールで。
 赤星憲広選手が引退なんですね。
 虎ファンではありませんが、赤星のプレイはいくつも目に焼きついています。
 33歳か、まだ若いなあ。
 でも同僚の誰かが言ってたけど、「野球人生よりもっと大事な本当の人生」があるわけだし、これからの赤星にエールを贈ります。

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