人生はなかなか・・・。

2024.06.07（金）



　じわじわと次の季節が近づきつつあって、風や空気にその気配が漂う。
　夏になる前のワンクッション・・・。
　これがなかなか難敵で、最近は大きな被害も出ている。

　５月は思いがけない出会いもあったけれど、ショックなこともあった。
　でも、１つの区切りができて、長い目で見たら悪いことではなかったかもしれない、と思えるようにしたい。
　大事にしていても、結局先のことは予想できないわけで、こんな年になっても思い知ることは案外あるもんだ。
　人生はなかなか深く、辛辣で、それでいて味わい深い。
　できれば、大事なものは失いたくない。


　二人とも仕事で籠る時間が長すぎたので、昨日の昼下がり、徒歩で尾根を越えて街道沿いのステーキハウスへ。
　大好物のネバネバ系たっぷりのサラダが気持ちも身体もスッキリさせてくれる。
　明日も仕事だ。
　日比谷音楽祭、覗いてみたかったなあ。
　チケットはとれなかったけど。


　これは夜のアジサイ。
　　
　昨日訪れた友人がいみじくも「密林？」と笑っていた。せめて「花園」と言ってほしいよ。

　昨年受け取ったときは左の画像だった「マジカル・レボリューション」。
　今年は右のように姿を変えて花が咲いた。これはこれでかわいいけど、ちょっと笑っちゃう・・・。
　　
　よく見ると作りは同じだけど、サイズがね・・・。
　肥料が足りなかった？？


　今週は無理だったけど、来週は仕事の合間に母の施設を訪ねよう。
　ときどき入浴中とかに考えることがある。
　母と私につながる家族の歴史。遠くなった父や弟との暮らし。
　そういう過去が確かにあって、それで今がある。
　当たり前のことであえて口にするようなことではないけど、ときどき重たいものをどこかで感じる。
　最後に残るであろう私は、誰に渡すこともなく、そういう重たいものを少しずつ肩からおろして、あるいは捨てて、残りの時間を生きていくことになる。
　さあ、母にはどんな話をしようか。
　最近はいつも同じようなやりとりで終わってしまうけれど、もう内容じゃないんだ、と少しの諦めと悲しさがある。
　それでも私は、ずいぶん穏やかになったのです。