『G』が終わってはや2週間ほど経ちましたが、
連日の暑さも手伝って
かなりグダグダな毎日を過ごしております
思えば今年始まってから
2月、4月、6月、7月、8月と
小劇場の舞台続きで
公演が終わるたびに次の公演へと走り続けてましたが、
久しぶりに身体と頭をしっかりと休めながら
不安にもかられる毎日です
そんな中で立て続けにいってきた舞台を
まずは代々木八幡・青年座劇場にて
お世話になった青年座の方々や
研究所同期の櫻木信介君も出演の
青年座・セレクションvol.2『昭和の子供』を観劇。
1960年の日米安保闘争に揺れる日本、
左よりの思想が蔓延している世論の中で
一人の純粋な右翼少年と出会った
とある人気作曲家の葬り去ったはずの過去が
次第に浮き彫りになっていく・・・
激動の時代、非常に重いテーマ、
役者の皆さんがしっかりと背景を背負っていて
最近観た舞台作品の中では
作品としての深さが飛びぬけていました
ちなみに作家の西島大さんは
研究生だった頃の研究所の所長で
自分も非常にお世話になりました。
今年3月に逝去されて
本作品が追悼公演という形になってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
続いては三鷹・武蔵野芸能劇場にて
レミ、サイゴンで一緒の櫻井太郎君や麻田キョウヤさん、
サイゴンで一緒の佐々木由布さん出演で
他にもなにやら知り合いが多く関係している
Air Acro Produce『The Fairy Tale Theater』を観劇。
総合芸能学院暁アカデミー演劇科の生徒達が
卒業公演へと向けて奮闘する姿と
その劇中劇をコミカルに描く
ドタバタコメディーです
コチラは先ほどの作品とは打って変わって
何も考えずに頭を空っぽにして
ただただ笑うだけの時間を楽しむことに専念できました
最後は表参道・青山劇場にて
レミで一緒の山崎育三郎君出演の
D-BOYS STAGE 2010 trial-2『ラストゲーム』を観劇。
学徒出陣を目前に控えた太平洋戦争の真っ最中、
敵国のスポーツとして
弾圧を受けていた大学の野球部員達によって
戦地に赴く前に実際に行われた「最後の早慶戦」を元にした
熱さと若さと感動が溢れる作品です
D-BOYSの舞台を観るのは初めてですが
客席の若い女性率の高さに
若干の居心地の悪さを感じつつも
鉄板のテーマを堪能してきました
さてさて多少の充電期間を終えまして、
『ウンジュよ』
『Redswallow』
ともに動き始めます
秋(とは思えないほど暑いですが
)の梶雅人も
ぜひ是非よろしくお願いいたします