翁の徒然なる日々

日々是自遊

端午の節句は鍾馗様の出番

2023-05-05 11:30:00 | 日々の徒然
 今日も皐月晴れ、まだ5月なのに本格的な夏の暑さ、もう身体がついていけない。

 今日5月5日は男の子の「端午の節句」、そして全ての子どもの「子どもの日」。昔は、家々で鯉のぼりが上がっていたが、今は全く見かけない。我が家でも小さな鯉のぼりを掲げていたが、いつの間にか無くなってしまった。今見るのは観光地でのロープに吊るされた鯉のぼりばかり、時代は次々に変わっていく。 

 今も五月人形の出番はあるのか、そして鍾馗様は子どもたちを見守ってくれるのか、兜は海を渡ってオオタニさんの元へ行ってしまったし、端午の節句の意味も少しつづ薄れていく。



 ところで、昨日、子どもの日を前に、42年連続で15歳未満の子どもの数が減っていると報じられた。
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 男子が735万人、女子が700万人、計1435万人、前年より15万人減少したという。結構衝撃的な数字。人口減少まっしぐら、もはやスモールジャパンだ。

 地方では小・中学校の統廃合、保育園、幼稚園の経営も厳しいという。

 今さらだが、少子化対策はもう待ったなし、異次元が~などと批判しても何もならない、自分たちを支えてくれる次世代の子どもたちが減っていくので、影響があるのは、そう、批判している人たちと言ってよいだろう。

 このような数字を見せられては、多少の負担増も甘受するしかない。減少傾向に歯止めがかかるのであればそれも良しとするか。

 自分たちの子どもの頃を忘れて、子どもの声が〜などと文句を言っていると、誰も貴方の面倒は見てくれない、といつも肝に銘じている。

 今日も良い一日を・・・


備考:カバー画像は、粕壁宿の商家の屋根に飾られている鍾馗像。








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