翁の徒然なる日々

日々是自遊

細やかな配当金だが・・・

2023-09-02 11:30:00 | 日々の徒然
 9月になるとさすがに朝晩少し涼しく感じる。今夏は統計を取り始め1898年以来、最も暑かったそうである。そして来週からは雨の日が多くなるそうだが、まだ気を抜けない。



■株式市場は好調をキープ
 さて、東京市場はここのところ続伸中、昨日のTOPIXは33年ぶりの高値更新だそうだ。またドル円相場は146円近辺の円安、中国の日本産海産物の全面禁輸は殆ど材料になっていない。

 今はNHKも悪い円安なんて言っていないと思うが、何かにつけてネガティブな表現をするので、どこの国の放送局なのかしばしば疑ってしまう。

 昨年10月に150円を付けたがその後130円近辺まで買い戻されたが再び140円を超えて、150円を伺うところまできた。

 為替相場は自分のような素人にはわからないが、しばらくは円安基調で進むのだろう。

ガソリン価格の高騰
 円安や政府の補助金の縮小などでガソリン価格も180円を超えてきた。政府は年末まで延長するようだが庶民の懐は寂しくなるばかり。

 もっとも自分は車が無くなっても良いように定年後今の春日部市に転居してきた。歳を重ねると住まいも考えた方が良い。車に頼らざるを得ない生活は大変だ。

 それでもガソリン価格は欧州に比べるとまだ安いそうで、世界的なエネルギー価格高騰の中では日本はまだ良い方だと言われている。

■年金収入
 そして当たり前だが歳を重ねると収入の殆どが年金だよりなる。もちろん自分もその一人、2カ月に一度の年金収入を楽しみに、慎ましく暮らしている。

 時折り、ネットなどで、〇〇歳台の年金事情のような記事を見かけるがほとんどの方が年金が少なくて生活が厳しいと言っている。加えてこの物価高なので、いつも記事を読みながら、そうそう苦しよねと頷いたりしている。

 もっとも年金が多くてなんてウハウハなんて言う記事では誰も読まないだろう。人の苦労や不幸は蜜の味だから。

■貯蓄から投資へ
 日本人は昔から貯蓄が好きな国民性と言われてきた。コツコツやるのが大好きな国民と。でも人生100年時代、長生きリスクもある。

 老後2000万円問題などと言われて久しいが、そんなことを言うとまたボコボコにされてしまう。当然ながら2000万円あっても預貯金だけでは目減りする一方、ちょっと体調を崩し入院でもした日には、目に見えて減っていく。

 やはり50代になったら何らかの資産運用が必要になると思う。もっとも教育費などで一番出費が嵩むのもこの年代。そして住宅ローン。お金は羽の生えた如く飛んで行く。

 ということは、その前の40代になったら老後のことを考え始める必要がある。住宅ローンは少し余裕があれば繰り上げ返済、そしてひたすら資産運用。インデックス投資に限らず長期の積み立て投資を考えると良いのではないか。

 そして出来ればFP2級程度のファイナンスリテラシーを学ぶのもオススメである。

 年金受給時期になって「年金ってこんなに少ないの」と憤ってみても今さらどうしょうもない。

 なので、定年になったら残り40年のお金のことを真剣に考えたほうが良い、旅行だ趣味だと言っているうちに、こんな筈ではなかったとなりかねない。

 60歳からでも決して遅くはない、お金にも稼がせなくてはいけない。定年後も働くのも結構だが、贅沢をしない程度に楽しまないと人生はつまらない。

■結語
 と、お金について戯言を書いてみた。昨日9月1日に、S株(ミニ株)投資の株式配当金が振り込まれた。外食すれば終わりのような少額だが、何となく嬉しい。カミさんは早速お友達と会食するという。

 これからも毎月配当金が貰えるようにS株を買っている。もちろん損することもあるかもしれないが、ボケ防止と思って自己責任で続けるつもりである。

 折しもSBI証券と楽天証券が国内株式の売買手数料を無料とすると発表した。画期的なことである。オルカンの信託報酬も来週従来の半分に下がるので、少額投資を楽しみたい。

 なお、投資はくれぐれも自己責任で、今日も良い一日を・・・


備考:画像は「©いらすとや」さんで。