
今日は朝から陽が差している。気温も上がり、厳しい一日のようだ。
また、今日はオオタニさんの試合は無いとのこと、少し寂しさを感じている。
◆能登半島地震から半年
さて、昨日7月1日は1月1日の能登半島地震から半年経過と言うことで、テレビでは復興復旧がなかなか進まないなどと報じられていた。
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地理的条件から見て能登半島の被災地の復旧復興には多額の資金も多くの人手も必要だが、それを充分に賄えない現状ではかなり難しいと思う。
災害関連死も299人になっているとのこと。それでも生まれ育った故郷の地が良いのだろうな、故郷を持たない翁には良く分からないが。
この地域は2年ほど前から地震が頻発していた地域、これを言うと叱られるかもしれないが、その間心の準備や備えはしてこなかったのか、いきなりドーンときたわけではないよね。
また将来的に再び大地震が起きないとは限らない、それでも住み慣れた場所から離れられない。何だろうね。
TVのインタビューではなかなか復興が進まないと言ってらっしゃるが、復興なんて半年一年で出来る訳がない、熊本地震や東日本大震災を見ればよくわかる。
復旧は元に戻すことなのだろうが復興はどのように、というグランドデザイン的な視点も必要だ。
そして高齢化や過疎化が進んでいる地域に多額の資金をつぎ込んでも若い人たちは戻ってこないだろう。
過疎地域のインフラ整備に人モノ金をつぎ込んでもそれは誰が賄うのか、多少安全な場所に集団移転をして新しいコミュニティを造る、そのような視点も必要だ。
人口減少社会の復旧復興は新しい視点から行なわなくてはね、ただ元の生活に戻すだけで良かった良かったではないと思う。
これは能登地方に限らず日本全体の問題でもある。こんなことを考える今日この頃である。
今日も良い一日を・・・