破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
宜しくお願いいたします

釣りバカくらべ・・(全く馬鹿の見本みたいな奴等^^;)

2017年07月17日 21時14分06秒 | 近況
かなり前回の投稿から日にちが経ってしまたけど・・
実は体調を崩して二三日安静にした後に仕事が滅茶苦茶入ってきて多忙を極めていました^^;
やっと四日ほど前に長引く雨天が終わり晴天が続く予報を見て何が何でも釣行せねばと思い・・
この暑さに何を考えてるのと女房が止めるのも振り切って釣行してきました。(後でやっぱり後悔したけど)

先週金曜日からいつものようにホームグランドである牛深へと向かい
早朝からまったく以前と変わらない風の吹き方に少々頭に来てましたけど
気持ちを入れ替えてよく行く宮崎の堤防ネット裏へと陣をとり第一投目を投入した瞬間二週間ほど前と同様に
小鯖&マメアジの猛襲にあい愕然としてしまいました(かなり血圧が上がったのを感じた)
カニやサナギもキタマクラやフグにやられてしまい もう完全にお手上げ状態になっていたところで
風向きがまたいつものように南西方向から吹き始めてきた!

次は須口堤防のネット裏へと移動して諦めモードで投入を繰り返していた
此処には拙僧のほかにあと一人釣り人がいたのだけど、この御仁、なかなかの強者で体中から汗が吹き出しながらも
「お宅もかなりの釣り好きですなぁ・・」
なんてことを話しかけてきたので いやぁ~ ホントに暑すぎて具合が悪くなりそうですわ・・でもやっぱり釣りが好きなんで
こんなに我慢が出来るんでしょうねぇ なんて笑いながら答えていた・・

時刻は午後二時にならんとしてる頃、一日中で一番気温が上がる時刻だ・・・
その釣り人がまた私の傍にやってきた よく見ると先ほどとは少し様子が違うみたいで・・
顔色がすでにどす黒いように見えて少しフラフラしてる感じだった
そういう拙僧も少しこの猛暑で海面や堤防のコンクリートで照り返された熱気にやられて最早限界間近みたいな気がしていた
すかさずその御仁が口を開いた言葉は 私も人に負けない釣りバカでしてねぇ 釣り糸を垂れたら
どんなことがあっても釣れるまでは止めないんですよなんて言うものだから
拙僧も「あらぁ 私と全く同じじゃないですか 私もですよ・・悔しくて帰りたくないですよね」
なんて言葉を返して 頭の中はもう生ビールで溢れかえってるのに我慢して糸を垂れていた。

当然のごとく見渡す限りの間に誰も釣り人はいない 猛暑だけのせいじゃない サバやアジが海面一面に縦横無尽に暴れまくり
全くつれないからお直ぐに帰ってしまうのだけど・・
私の目に入る人物と言えばこの今やゾンビと化したオッサンだけだ 歩くのもおぼつかずフラフラしている
このままだとかなり危険な状態に見えたんだが まぁ私も我慢して釣っているわけなので他人に「もう、止めて帰られたほうが・・」
なんて言えるわけもないし気が気じゃなかったがそのままほっといた。

暫くして後ろの方を見たらオッサンがいない?
あれれ・・海の中へでも落ちたのかなと思って堤防を見て回ったら 堤防の付け根の浅いところで裸になって行水していたのだ(笑)
「いや~ こうすれば喉の渇きも止まるし身体も冷えて気持ちがいいですよ」だって~

開いた口がふさがらず我に帰って再び釣り糸を垂れてみるが全く潮が動かずアタリもない(T0T)
そのうちに夕方になりかなり涼しくはなってきたが全く何も釣れない
もはや今日はこれまでと思って急いで道具を片付けて行きつけの居酒屋へ超特急で・・・
ビールの旨さをこの日以上に感じたことはなかった^^;

いい心持で宿へ帰ってみると いやぁ。。驚いた さっきのオッサンと部屋の前でバッタリ・・
話によるとこのオッサン明日もまた釣ると言うのだ!
この人と話すとまた暑苦しくなってくるようなので 一言二言相槌を打ちすぐにベッドに転がった・・
いつの間に眠ってしまっていたのかまったく記憶がなく朝起きたらもうもうお日様は赤々と海を照らしていた・・

今夜はここまで・・ということで 続きは明日の夕方必ず書きますからねぇ でわでわぁ・・ 熊本はあんまり暑くて今日はかなり疲れましたので
もう寝ちゃいますよぉ ^^; おやすみなさ~い いい明日を!
画像は今回の釣りで釣れた一番大きいので54cmしかないですが 暑さと戦って釣れた貴重な獲物になってしまいました・・