足立の40円ラーメン、提供終わる 子どもへの気遣いも理由に /東京
みんなの経済新聞ネットワーク 8月30日(火)15時0分配信

足立・新田にある駄菓子店「セキノ商店」(足立区新田3)が1杯40円で提供していた「こぶつゆラーメン」が8月29日で終了した。このラーメンはネットで話題を集めていたほか、店主・関野ヤヨ子さんの生い立ちがテレビで放映されるなどしていた。(足立経済新聞)
40円こぶつゆラーメン
関野さんは「体力の限界。こぶつゆを柄杓(ひしゃく)で皿に注ぐとき、つまずいて子どもたちにかかってしまっては大変だから」と話す。最近の人気に関しては「たくさんの人が来てくれるようになってとてもうれしい。でも私も高齢、これ以上は続けられない。麺を仕入れているところも店を畳んでしまうので、ちょうどいい機会と思った」と心境を明かす。
通りを通る子どもたちから「ただいま」とあいさつされたり、「おばちゃん手伝うよ」と手を貸してくれたりする子どもが多く、日々幸福感を感じていたという。これまでを振り返り、「お金を持って来られない子どもに、そっと『こぶつゆ』を出してあげたこともあった」と笑顔で話す。
50年続いてきた昭和の味がまた一つ消えた。最終日は、「きょうでこぶつゆはおしまいです」と書いた手書きの紙を貼り出し、「こぶつゆラーメン」を愛する地元の人の口コミだけで集まった客に提供して終了した。駄菓子店は続けていくため、関野さんの子どもへ対する愛情はこれから先も続く。
営業時間は「お昼くらいから暗くなるまで」。
みんなの経済新聞ネットワーク
足立「40円ラーメン」 ラーメン菓子に天かす・ダシ汁、28年続く味
2015年11月18日
足立区の駄菓子屋兼喫茶店「セキノ商店」(足立区新田3)では、ラーメン菓子にダシ汁などを入れ、「40円ラーメン」として「こぶつゆラーメン」を提供してきた。
「おばちゃん」と呼ばれる店主の関口ヤヨ子さん
ラーメン菓子に天かすとダシ汁を合わせて提供される同ラーメン。創業50年の同店で、ラーメンの提供を始めたのは28年前だという。
地域で駄菓子を販売する同店は28年前に「おでん」の提供を開始。しかし具材の入手が困難になり「おでん」の提供を中止。手元に残った大量のダシ昆布で何かできないかと考え、しょうゆを加えてダシ汁を開発し、同ラーメンの提供に至った。
地域の「駄菓子屋さん」として親しまれる同店は、コンロと3つの水道を設置し、喫茶店の営業許可証も取得しているという。常連の子ども客にはラーメンの名前にちなんで「こぶつゆや」とも呼ばれている。
そのままでも食べられるラーメン菓子を使い、そこに天かすと汁を入れたものが40円。10円プラスすると豚骨の素を入れて「豚骨ラーメン」となる。大盛りは両味とも100円。
営業時間は「お昼過ぎから暗くなるまで」。定休日は「店主の都合」。
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迷走台風10号、東北に上陸は初めてとのこと、心配です。
山手線、御徒町から日暮里にかけて、見事な虹がかかりました。この区間はいろんな電車が見られるのでいつも外を見て楽しんでいます。
ライナーでも見えるかな?と思いましたが、虹は見えず、でも雲の下に綺麗な夕焼けが見えました。
富士山の方向は雲がかかって残念です。
景色がすばらしいのに、外をみようとしない乗客が多いこと、とってももったいないです。